ユリア・フィッシャー

ヴァイオリン
Julia Fischer, Violin
ユリア・フィッシャー
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バイオグラフィー

世界的なヴァイオリニストであるユリア・フィッシャーは、コンサート・ピアニスト、室内楽奏者、ヴァイオリン指導者としても卓越した才能を持つ、万能な天才アーティストとして知られている。ドイツ、スロヴァキア系の両親のもとミュンヘンで生まれ、3歳よりヴァイオリンを、その直後に母親のヴィエラ・フィッシャーのもとでピアノを始めた。9歳より著名なヴァイオリン教授アナ・チュマチェンコの指導を受け、後にその継承者となった。11歳でユーディ・メニューイン国際コンクールに優勝して以来、世界のトップ・オーケストラとの共演を重ね、ヘルベルト・ブロムシュテット、リッカルド・ムーティ、エサ=ペッカ・サロネン、ユーリ・テミルカーノフ、フランツ・ウェルザー=メストといった著名な指揮者と共演している。

2019/2020シーズンは、V.ユロフスキー指揮でロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン放送交響楽団と共演、P.ジョルダン指揮でウィーン交響楽団とニューヨーク・フィルと共演、ムーティ指揮/シカゴ響、E.クリヴィン指揮/フランス国立管、J.フルシャ指揮/バンベルク響と共演。F.ウェルザー=メスト指揮/クリーヴランド管の欧州ツアーにも参加。
またピアニストのアリス・ブレッテンベルク、ユリア・フィッシャー・クァルテットと共に、欧州の主要なコンサートホールでリサイタルを行う。昨シーズンはM.ザンデルリンク指揮/ドレスデン・フィル、V.ユロフスキー指揮/ロンドン・フィルの大規模なアジアツアーに参加。またその他のハイライトとしては、オーガスティン・ハーデリッヒおよびアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズとの欧州ツアーがある。

2011年には、自身のクァルテットを、アレクサンダー・シトコヴェツキー、ニルス・メンケマイヤー、ベンジャミン・ニッフェネッガーと結成し、大規模なツアーを行っている。
また2008年のフランクフルト、アルテ・オーパーでの公演では、ピアニストとしてのデビューを飾った。公演の前半でサン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番、後半でグリーグのピアノ協奏曲を演奏し、その公演の模様は、デッカ・レーベルより発売のDVDに収められている。教育は、彼女の音楽活動におけるもう一つの重要な要素であり、熱心に若い才能の指導にあたっている。スターンバーグ湖のミュージックフェラインで定期的にマスタークラスを開催している。2019年には、彼女の故郷であるミュンヘンで、子供のオーケストラ”キンダー・シンフォニカー”を設立し、ヨハネスX.シャヒトナーとピアニストのヘンリ・ボナミンと共に指導を行っている。

CD及びDVDもペンタトーンやデッカ・レーベルから多数リリース。いずれも高い評価を得ており、受賞作も多い。さらにクラシック音楽市場で新境地を開拓したフィッシャーは、最近、自身の音楽のデジタル・プラットホーム“JF CLUB”を設立。そこでは、オーディオやビデオ作品の紹介、新録音の先行試聴、自身の音楽と作品への考えの発表などを行うほか、イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ6曲とフランク、シマノフスキの各ソナタを、独占的に聴くことができるようになっている。

彼女は、ドイツ連邦共和国功労勲章を授与されたほか、グラモフォン賞やドイツ文化賞など多数の賞を受賞している。楽器は、Giovanni Battista Guadanini (1742年製)、及びPhillipp Augustinの作(2018年製)を使用。

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