キット・アームストロング

ピアノ,作曲
Kit Armstrong, Piano, Composer
キット・アームストロング
©Jason Alden

バイオグラフィー

「ここに遥かなる高みへ続く道を歩み出したと思われるピアニストがいる」
(アルフレッド・ブレンデル)

 21歳のピアニストで作曲家のキット・アームストロングは、今日のクラシック音楽界で最も注目すべき逸材である。幼くして非凡な知性、音楽性、そして演奏テクニックを認められたアームストロングは、現在、類い稀なキャリアへと続く道を確実に歩み始めた大人の芸術家として知られている。彼の華麗かつ完璧なテクニックは思わず息を飲むほど素晴らしく、また、その卓越した知性と直観的な音楽性によって、分析的であると同時に極めて感情的に音楽の真髄に迫っている。インディペンデント紙は彼の「自信みなぎる表情豊かでリラックスした演奏」に言及し、「殿堂入りを果たした新進気鋭のピアニスト」で「注目すべき作曲家」であると称賛した。

これまでに、ウィーンのコンツェルトハウス、ロンドンのウィグモア・ホール、チューリッヒのトーンハレ、ケルンとベルリンのフィルハーモニー・ホール、ハンブルクのライスハレ、ブリュッセルのパレ・デ・ボザールなどでリサイタルを行っている。昨シーズン中には、彼のバッハ/リストのプログラムが、アルフレッド・ブレンデルにより「近年聴いたピアノ演奏の中で最も高い満足度が得られた演奏の一つ」と絶賛された。
特筆に値するオーケストラとの共演プロジェクトとしては、クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮フィルハーモニア管弦楽団、リッカルド・シャイー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、およびロビン・ティチアーティ指揮スコットランド室内管弦楽団とのツアーが挙げられる。室内楽にも熱心に取り組み、最近ヴァイオリニストのアンドレイ・ビエロウ、チェリストのエイドリアン・ブレンデルとともにCDレコーディングを行った。このCDには、他の作曲家の作品とともにキット自身が作曲した曲も収録されており、2012年にジェニュイン・レーベルからリリースされた。受賞歴も多く、主なものとしては、ASCAP財団のモートン・グールド若い作曲家賞を5回受賞している。このうち2007年には、ヴィオラとピアノのための組曲「もじゃもじゃペーター」で、ASCAP財団の権威あるシャーロット・V・バーゲン奨学金を授与された。

キット・アームストロングはフィラデルフィアのカーティス音楽院とロンドンの王立音楽院で学び、後者ではベンジャミン・カプランに師事した。13歳からアルフレッド・ブレンデルに師事し、以来、緊密かつ有意義な関係を継続している。ブレンデルはキットについて、「これまでに出会った最も偉大な才能の持ち主」と評し、師として、あるいは良き助言者として彼に影響を与えている。二人の特殊な師弟関係を密着取材したドキュメンタリー「ピアノの椅子に火をつけろ(Set the Piano Stool on Fire)」が、イギリスの映画制作者マーク・キドルにより映像化され、大好評を博した。
キット・アームストロングはロサンゼルス、パリ、およびロンドンで育った。5歳の時に初めてピアノと出会い、7歳の時に数学の勉強を始めた。ロンドンの王立音楽院から音楽の学位を、パリ大学から数学の学位を授与されている。ピアノ演奏も作曲もしていない時には、料理、折り紙、テニス、コンピューター・ゲームをして過ごすことを特に好んでいる。日本では2014年3月に秋山和慶指揮東京交響楽団とブリテンのピアノ協奏曲を共演。浜離宮朝日ホールでのリサイタルも大絶賛を博した。2017年1月にも来日を予定している。

ニュース

リンク

キット・アームストロング
©Jason Alden

 

お問い合わせ

ダウンロード

このページをシェアする

ディスコグラフィー

動画