レイフ・オヴェ・アンスネス

ピアノ
Leif Ove Andsnes, Piano
レイフ・オヴェ・アンスネス

バイオグラフィー

ニューヨーク・タイムズはアンスネスを「威厳ある優美さ、力強さ、洞察力を有するピアニスト」と評した。アンスネスは、そのテクニックと綿密な解釈で国際的な名声を獲得し、ウォール・ストリート・ジャーナルに「同世代で最も才能ある音楽家の一人」と評された。熱心な室内楽奏者であり、ローゼンダール室内楽音楽祭の創設者として同音楽祭の監督を務める他、20年近くもリソール室内楽音楽祭の共同監督を務めた。2013年7月にはグラモフォン誌の殿堂入りを果たしている。2016年5月、ニューヨークのジュリアード音楽院より名誉博士号を授与された。

今シーズン、アンスネスはベルリン・フィル、ボストン響、ロンドン・フィル、ウィーン・フィル、NHK交響楽団などと共演。南米や日本でソロ・リサイタルを行う他、マティアス・ゲルネと共演する。シーズン後半には、ピアニストのマルク=アンドレ・アムランと共演し、欧米でリサイタル・ツアーを行う。2017/2018シーズンには、アムランとの共演によるストラヴィンスキーの2台ピアノのための作品集(ハイペリオン)と、シベリウスのソロ作品集(ソニー・クラシカル)をリリース予定。

昨シーズンは、映画監督フィル・グラブスキーによるドキュメンタリーDVD「コンチェルト-ベートーヴェンへの旅」がリリースされた。これは、27ヵ国108都市で230回以上の演奏を行ったアンスネスの、壮大な4シーズンを記録したものである。さらに、ヨーロッパと北米への大規模なリサイタル・ツアーを行い、クリティアン・テツラフ、タベア・ツィンマーマン、クレメンス・ハーゲンとブラームスのピアノ四重奏曲全曲を演奏した。アメリカではシカゴ、クリーヴランド、フィラデルフィア管弦楽団と、ヨーロッパでは、チューリッヒ・トーンハレ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス菅、ミュンヘン・フィル、ベルゲン・フィル、ロンドン響等と共演した。ロンドン響による2015/2016シーズンの「アーティスト・ポートレート・シリーズ」には、フィーチャー・アーティストとして出演。夏には、リンカーン・センターのモーストリー・モーツァルト音楽祭に再び出演し、その後母国ノルウェーでローゼンダール室内楽音楽祭を新たに創設した。

2015年の夏には、野心的な偉業といえる「ベートーヴェンへの旅」がついに完結。マーラー・チェンバー・オーケストラとの共演で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲を弾き振りし、さらにロサンゼルス・フィル、サンフランシスコ響、ロンドン・フィル、ミュンヘン・フィル等ともベートーヴェンを共演した。マーラー・チェンバー・オーケストラとは録音も行い、ソニー・クラシカルからリリースされた「ベートーヴェンへの旅」シリーズは成功を収めた。ピアノ協奏曲第1番と第3番を収めた第1巻はiTunesの2012年最優秀器楽演奏アルバムとして大好評を博し、ベルギーのセシリア賞を受賞した。

アンスネスはノルウェーの最高の名誉とされるノルウェー王国聖オラフ勲章コマンダーを受章した。2007年には、政治、スポーツ、文化の分野で顕著な功績を収めたノルウェー人に与えられるペール・ギュント賞を受賞。ロイヤル・フィルハーモニー・ソサイエティの器楽奏者賞とギルモア・アーティスト賞も受賞している。2005年にヴァニティ・フェアはアンスネスを「ベスト・オブ・ザ・ベスト」の一人に選出した。
1970年にノルウェーのカルメイで生まれ、ベルゲン音楽院のチェコ人教授イルジ・フリンカのもとで学んだ。ベルギー人ピアノ教師ジャック・ドゥ・ティエージからも貴重なアドバイスを受けている。両者はアンスネスの演奏スタイルと哲学に多大な影響を与えた。現在、ベルゲンのイルジ・フリンカ教授ピアノ・アカデミーの芸術顧問を務め、マスタークラスを行っている。アンスネスはベルゲン在住。2010年6月、これまでの人生で最も誇りに思う功績を達成した。初めて父となったのである。さらに2013年5月には双子に恵まれている。

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