マレク・ヤノフスキ

指揮
Marek Janowski, Conductor
※招聘オーケストラとの来日
マレク・ヤノフスキ
©Felix Broede

バイオグラフィー

ワルシャワ生まれ。現代におけるドイツ伝統音楽の巨匠の一人。

ドイツで教育を受け、フライブルグ、ドルトムントの歌劇場で音楽総監督を務めた。ドルトムント在任中、その芸術性が高く評価され、ヨーロッパの主要な歌劇場に招かれるようになる。1970年代後半以降は、世界の主要な歌劇場のうち、ヤノフスキが定期的に客演しない歌劇場は一つもないほどになり、その活躍の場は、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場からミュンヘンのバイエルン国立歌劇場へ、シカゴやサンフランシスコからハンブルクへ、ウィーンやベルリンからパリへと広がった。

これまでにフランス国立放送フィル音楽監督(1984~2000)、ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団首席指揮者(1986~1990)、ベルリン・ドイツ響第1客演指揮者(1997~1999)、モンテカルロ・フィル音楽監督(2000~2005)、ドレスデン・フィル首席指揮者(2001~2003)、ベルリン放送響芸術監督(2002~2016)を務める。

ワーグナー、リヒャルト・シュトラウス、ブルックナー、ブラームス、ヒンデミット、および新ウィーン楽派の解釈では世界的に定評があり、この幅広いレパートリーを網羅する多数の優れた録音を残している。ベルリン放送交響楽団との共演によるワーグナーのオペラ・シリーズは、演奏会形式のオペラの新しい規範を作り上げ、このオペラの全シリーズがペンタトーン・レーベルからリリースされた。BBCミュージック・マガジンはこれを、「この《指環》の本当のスターは、ベルリン放送交響楽団および同合唱団、指揮者、そして録音チームだ・・・これぞ21世紀の《指環》のサウンドだ」と評した。

 2016年と2017年には、バイロイト音楽祭でワーグナーの《ニーベルングの指環》四部作のチクルスを指揮。ヤノフスキ指揮シュターツカペレ・ドレスデンによる《ニーベルングの指環》四部作の録音(1980-1983年)は、本作品の録音の中で、最も秀逸で音楽的に興味深いものとして、今日に至るまで高く評価されている。
過去30年間にわたって築き上げてきた膨大なディスコグラフィには、この他にも多数のオペラ全集や交響曲シリーズが含まれており、それらの多くが国際的な賞を受賞している。スイス・ロマンド管弦楽団との共演で、ペンタトーン・レーベルに録音したブルックナーの交響曲シリーズも称賛を博しており、このうち交響曲第3番については、レスムジカ誌(ジャック・シュミット)に「極度の興奮状態を呈する第1楽章の後には、ヤノフスキの優れた感性が生み出す、色彩豊かな第2楽章が続く。壮大で威厳に満ちた弦楽器セクションとともに、このドイツの指揮者は圧倒的に感情豊かな音楽を作り上げている。絶え間なく語りかけてくる音楽の中には、何という力強さ、美しさが、また、何と素晴らしい明快さがあることだろう」と評された。
 
 2018/2019シーズンには、ドレスデン・フィル、ベルリン・フィル、ケルン放送響、フランクフルト放送響、NDRエルプフィル、ライプツィヒMDR、スイス・ロマンド管、オスロ・フィル、N響、サンフランシスコ響などを指揮予定。

 現在ヨーロッパと北アメリカの主要なオーケストラで特に高い評価を得ており、楽団を世界的な一流オーケストラへと育て上げる手腕を持つ指揮者としても知られている。

(1322字/2018年12月現在)
マレク・ヤノフスキ
©Felix Broede

 

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