セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット)

管楽器
Sergei Nakariakov, trumpet, Wind Instrument
セルゲイ・ナカリャコフ(トランペット)
©Thierry Cohen

バイオグラフィー

驚異的なヴィルトゥオージティと豊かな音楽性で「トランペット界のパガニーニ」と絶賛され、世界有数のソロ・トランペット奏者として活躍する一方、クラシックの世界でフリューゲルホルンをソロ楽器として広く認知させた最初の演奏家。

1977年生まれ。
幼少よりピアノを学んでいたが、9歳の時に交通事故に遭いピアノを断念。
父親の指導のもとでトランペットを学び始める。
その後、信じられないほどの成長を遂げ、弱冠10歳でオーケストラと共演。デビューをするや否や各地の新聞や雑誌で“素晴らしいスターが出現した”と報じられ、一躍注目を集めた。
モスクワ、フィンランドでは、キーシンとショスタコーヴィチの「トランペットとピアノのための協奏曲」を共演、その数ヶ月後には同じ曲をニコライエワと共演し、1991年ザルツブルク音楽祭で華々しいデビューを飾った。
1992年に招かれたシュレスヴィヒ・ホルシュタイン音楽祭では、ダヴィドフ特別賞を受賞。

弱冠15歳でテルデック・インターナショナルと専属契約を結びCDデビュー。トランペットの楽曲にとどまらない広範なレパートリーで数々の編曲作品を録音。ハイドン、メンデルスゾーン、ホフマイスターによる弦(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ)の協奏曲をトランペットおよびフリューゲルホルンで演奏した「超絶のトランペット協奏曲集 (Concertos for Trumpet)」はフランスの雑誌「Repertoire」誌から最高評価の10点「Coup de foudre (一目惚れ)」を受け、CD「ノー・リミット」はドイツの放送局 RTL の音楽賞に輝いている。現在日本ではエイベックスよりCDが発売されている。

2002年10月13日、ナカリャコフはドイツのフォノ・アカデミー主催のECHO クラシック賞最優秀器楽奏者部門に選ばれ、この受賞の模様はドイツのテレビ局ZDFでも放映されている。2006年5月20日には、イングランドのニューカッスル=ゲイツヘッドで開催された BBC主催の2006年若手最優秀演奏家コンクールで審査団の一員も務めている。

ハリウッド・ボウル、NYのリンカーン・センター、ロンドンのロイヤル・フェスティバル・ホール及びロイヤル・アルバート・ホールを始めとする著名ホールで演奏。最近の活動には、パリのシャンゼリゼ劇場でのユーリー・テミルカーノフ指揮サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団との共演、2009年11月ハンブルグ国立管弦楽団との共演によるクリスチャン・ヨスト作曲のトランペット協奏曲 “PIETA” (チェット・ベーカーに献呈)初演などがある。ヨルグ・ヴィットマンによってナカリャコフのために書かれたトランペット協奏曲 “ad absurdum” は2006年ミュンヘン室内管弦楽団と初演後、各地のオーケストラと演奏。ナカリャコフの超絶技巧と循環呼吸を頭において作曲された同作品は、2007年ビエロフラーヴェク指揮BBC交響楽団とのロンドンのバービカン・ホールでの演奏会においても大成功を収めている。

日本では、1998年NHK朝の連続テレビ小説「天うらら」のテーマ曲「うらら・イン・ザ・スカイ」演奏、2005年NHK大河ドラマ「義経」の紀行テーマの演奏などで一般にも広く知られる様になり、2001年東宝系映画「大河の一滴」ではスクリーンデビューも果たすと共にテーマ曲演奏、サウンド・トラックが発売されている。

別府アルゲリッチ音楽祭には2002年4月マルタ・アルゲリッチとのショスタコーヴィチのピアノ協奏曲で初登場し、以来定期的に招かれている。

現在はフランス在住。使用楽器はフランスのコルトワ。

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