スイス・ロマンド管弦楽団

オーケストラ
Orchestra de la Suisse Romande, Orchestra
スイス・ロマンド管弦楽団

バイオグラフィー

1918年にエルネスト・アンセルメ(1918年から1967年まで首席指揮者)によって創設されたスイス・ロマンド管弦楽団は、112名の専属団員を擁するオーケストラで、ジュネーヴやローザンヌを拠点に、シンフォニー・コンサート・シリーズ、毎年恒例の国連のチャリティー・コンサート、ジュネーヴ・グランド劇場のオペラ公演など、定期的に公演を行っている。

2012年9月1日に、ネーメ・ヤルヴィが芸術・音楽監督に任命され、首席客演指揮者には日本人若手指揮者の山田和樹が抜擢された。

創設者アンセルメや、彼に続く歴代の音楽監督たち・・・パウル・クレツキ(1967-1970)、ヴォルフガング・サヴァリッシュ(1970-1980)、ホルスト・シュタイン(1980-1985)、アルミン・ジョルダン(1985-1997)、ファビオ・ルイジ(1997-2002)、ピンカス・スタインバーグ(2002-2005)、マレク・ヤノフスキ(2005-2012)・・・の指導の下、世界的な名声を博しているスイス・ロマンド管弦楽団は、優れた現代音楽の作曲家を発掘したり支援したりすることで、音楽の歴史に大きく貢献してきた。

スイス・ロマンド管がジュネーヴで初演した作品の主な作曲家としては、ベンジャミン・ブリテン、クロード・ドビュッシー、パスカル・デュサパン、ペーテル・エトヴェシュ、ハインツ・ホリガー、アルテュール・オネゲル、ジェームズ・マクミラン、フランク・マルタン、ダリウス・ミヨー、イーゴリ・ストラヴィンスキーなどが挙げられる。2000年から現在に至るまでに、スイス・ロマンド管は、スイス・ロマンド放送とのコラボレーションにより、20曲以上の世界初演を行った。また、スイス・ロマンド管は、ウィリアム・ブランク、ミカエル・ジャレル、リシャール・デュビュニョン、ジャン=ルク・ダルベレイといったスイス人作曲家に、定期的に作品を委嘱することによって彼らを支援している。2017年までは、プロ・ヘルヴェティア文化財団(スイス・アーツ・カウンシル)のパートナーとして、「オーヴレス・スイス(スイスの作品)」というプロジェクトに参加している。

スイス・ロマンド管弦楽団は、その創成期より、スイス・ロマンド放送と緊密なコラボレーションを行ってきた。これにより、その演奏は世界各地のラジオで放送され、何百万人ものリスナーを獲得するに至った。新しい録音技術が登場すると、デッカ・レーベルとのパートナーシップのおかげで、スイス・ロマンド管の演奏がラジオ番組で放送される機会が急増した。なお、スイス・ロマンド管は、デッカ・レーベルとのコラボレーションで、100枚以上の名盤を録音している。この他のレーベルでは、AEON、カスカヴェレ、Denon、EMI、エラート、ハルモニア・ムンディ、フィリップスなどと録音を行い、数々の主要な賞を受賞している。ペンタトーン・クラシックスとは、ブルックナーの交響曲の全曲録音を2012年に完了したが、2014/2015シーズンからは、特別なパートナーシップ関係を結ぶ予定である。また、シャンドス・レーベルとは、ネーメ・ヤルヴィの指揮で、いくつかのプロジェクトを計画中である。

世界各地を巡るツアーも行っており、これまでにヨーロッパ(ベルリン、フランクフルト、ハンブルク、ロンドン、ウィーン、ザルツブルク、ブリュッセル、マドリッド、バルセロナ、パリ、ブダペスト、ミラノ、ローマ、アムステルダム、イスタンブール)、アジア(東京、ソウル、北京)、南北アメリカ(ボストン、ニューヨーク、サンフランシスコ、ワシントン、サンパウロ、ブエノスアイレス、モンテビデオ)の格式高い舞台で演奏を行っている。2011/2012シーズンには、モスクワとサンクトペテルブルクで初めての公演を行った。2014年7月には、再び日本(サントリー・ホール)とソウル(ソンナム・アート・センター)で公演する予定である。

スイス・ロマンド管は、多くの音楽祭にも招かれている。2000年以降の音楽祭への出演としては、ブダペスト・春の音楽祭、ルツェルン・イースター音楽祭、ルツェルン・夏の音楽祭、オランジュ音楽祭、カナリア諸島音楽祭、ラジオ・フランス・モンペリエ音楽祭、グスタード・メニューイン音楽祭、ロベコ・サマー・コンサート・シリーズ、モントルー・9月音楽祭、ジョルジェ・エネスク国際音楽祭(ブカレスト)などがある。

スイス・ロマンド管は、ジュネーヴ州とジュネーヴ市、スイス・ロマンド放送、スイス・ロマンド管・友の会、その他多くのスポンサーやパトロンからの資金援助によって運営されている。ローザンヌでのコンサートについては、ヴォー州から手厚い支援を受けている。

リンク

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