ベルリン放送交響楽団

オーケストラ
Rundfunk Sinfonieorchester Berlin, Orchestra
ベルリン放送交響楽団

バイオグラフィー

<ベルリン放送交響楽団 プロフィール>
ベルリン放送交響楽団は、ヤノフスキが2002年に芸術監督兼首席指揮者に就任して以来、ベルリン有数のオーケストラとしてのみならず、ドイツの主要な放送交響楽団の中でも確固たる地位を築いてきた。これはコンサートに対する聴衆の高い評価、ならびにその録音活動に対する見事な受賞歴に表れている。

ドイツ最古の放送交響楽団であるベルリン放送響の歴史は、ドイツのラジオ放送が誕生した1923年にまで遡る。チェリビダッケ、ヨッフム、アーベントロート、クライネルト、レークナー、フリューベック・デ・ブルゴスをはじめとする歴代の首席指揮者は、ドイツの他のいかなるオーケストラよりもはるかに、同国の20世紀における歴史の混乱を経験したオーケストラを育て上げてきた。
また、20世紀を代表する名作曲家たちの多くが、指揮者として、あるいはソリストとして、同オーケストラと共演し、自身の作品を演奏している。彼らには、ヒンデミット、プロコフィエフ、R.シュトラウス、シェーンベルク、ストラヴィンスキー、ツェムリンスキー、近年では、ペンデレツキ、マックスウェル=デイヴィス、ゴルトシュミット、ルジツカ、ホリガー等が含まれている。
ヤノフスキの多大な尽力で高い演奏水準を確立した同放送響は、現代の一流指揮者にとっても魅力的な存在となった。キタエンコ、G.アルブレヒト、ビエロフラーヴェクといった指揮者たちが、このオーケストラに魅せられて再共演に応じている。また、同オーケストラは、アンドリス・ネルソンズ、クリスチャン・ヤルヴィ、マルク・アルブレヒト、ヤニック・ネゼ=セガンといった若手指揮者たちを定期的に招聘し、ドイツ首都を本拠地とするこの名門オーケストラに、彼らが指揮者デビューする機会を提供している。

同オーケストラは、ベルリンおよび海外での活発なコンサート活動に加えて、ドイツ放送との共同制作によるラジオ放送やCDのための録音も数多く行っている。近年のレコーディングは、多くが著名な賞を受賞しており、主なものには2006年録音のヒンデミット「最後のクリスマスの晩餐」や2002年録音のヒンデミット「世界の調和」がある(以上、指揮はヤノフスキ)。また、2005年と06年録音のシュニトケの映画音楽集は、第1集、2集共にドイツ批評家大賞の“クオータリー・クリティック・チョイス賞”に輝き、2007年にはヤノフスキによるハルトマン作品集の録音が続いた。2007年には、クルシェネクのオペラ「サルダカイ」とヘンツェの「アリスタエウス」の世界初録音が、さらに、2010年には、ヘンツェの交響曲第9番の録音が、“エコー・クラシック賞”を受賞した(以上、指揮はヤノフスキ)。

同放送響は1994年以来、有限責任会社ROCに加盟している。ドイツ放送(40%)、ドイツ連邦共和国(35%)、ベルリン州(20%)、ベルリン・ブランデンブルク放送(5%)による出資のもと運営されており、同有限責任会社は、傘下に4つの大規模な団体(RIAS室内合唱団、ベルリン放送合唱団、ベルリン放送交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団)を統合している。

リンク