親密な空間で聴くプレミアムな一夜

庄司紗矢香 無伴奏ヴァイオリン・リサイタル

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チケット詳細Ticket Information

① 1月10日(日) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部ネット会員 
② 1月11日(月・祝) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部会員 
③ 1月14日(木) 10:00a.m.~発売  ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 1月17日(日) 10:00a.m.~発売  一般    

… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
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曲目・演目Program

J.S.バッハ:幻想曲とフーガ ト短調 BWV 542 (J-F. ヌーブルジェ編)

B.バルトーク:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ Sz.117

細川俊夫:新作(2016)《委嘱作品・世界初演》

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004

公演によせてMessage

名手の進化を如実に示す、待望の無伴奏

 すでに世界的名手たる庄司紗矢香は、近年も俊才カシオーリとの3度のツアーで繊細かつ透徹した表現を、当時90歳のプレスラーとのツアーで温かく伸びやかな表現を追求するなど、様々な協奏曲を含めて、共演ピアニストや指揮者に刺激を受けながら自己を深めてきた。そんな彼女がいよいよ初の無伴奏ツアーを行う。
 庄司は2010年にバッハ&レーガーの無伴奏曲を録音している。最高度の技巧、艶と芯のある音色を駆使した、刮目すべき快演だ。圧倒的な集中力で表出される音楽は、自然でいながら驚くほど深く、吸引力抜群の演奏は、今回への期待を高めずにはおかない。
 そしてまた2015年夏に取材した際、彼女は「最近、演奏に対する考え方に大きな変化があった」と語った。「2014年のプレスラーとの共演、笙の宮田まゆみとのジョン・ケージ作品の演奏をきっかけに、『分析したことをいかに自然体でできるか』を強く意識するようになった。若い頃は欲するものが多くて誇張し過ぎてしまう。今は『少しずつ削っていく』ことを分かり始めた」と言うのだ。この「削ぎ落とす」意識は、2015年のリサイタルや協奏曲に早くも表れていた。となれば無伴奏の今回、より顕在化するのは明らか。その意味でも注目の公演だ。
 新作を委嘱した細川俊夫は、前記のケージの公演の主宰者であり、庄司も「話をして真髄を知った」と言うから成果が楽しみ。バルトークのソナタは、ハンガリーまで行って名教師ラドシュに学び、「音楽言語等の違いを認識した」とのことなので、これまた期待値が高い。バッハの「幻想曲とフーガ」はオルガン音楽の最高傑作。ヴァイオリンでの演奏は、編曲ともども実に興味深い。そして無伴奏曲の至宝・パルティータ第2番は、先のCDでも自在の名奏を展開しており、緻密で雄弁な「シャコンヌ」は必聴のクライマックスとなる。
 現在の庄司の姿を明確に示す当公演。彼女自ら望んだほどよい空間で味わえる、この稀少な機会を逃してはならない。

柴田克彦 (音楽評論家)

全国公演日程National performance

日時
2016/5/26(木)
会場
美深町文化会館 COM100(北海道)
お問い合わせ先

01656-2-1744

日時
2016/5/27(金)
会場
川口総合文化センター・リリア(埼玉)
お問い合わせ先

048-254-9900

日時
2016/5/29(日)
会場
神奈川県立音楽堂(神奈川)
お問い合わせ先

0570-015-415

日時
2016/5/31(火)
会場
北広島市芸術文化ホール(北海道)
お問い合わせ先

011-372-7667

日時
2016/6/1(水)
会場
電気文化会館 ザ・コンサートホール(名古屋)
お問い合わせ先

052-204-1133

日時
2016/6/4(土)
会場
JMSアステール プラザ(広島)
お問い合わせ先

082-244-8000

日時
2016/6/5(日)
会場
松江市総合文化センター プラバホール(島根)
お問い合わせ先

0852-27-6000

日時
2016/6/7(火)
会場
紀尾井ホール(東京)
お問い合わせ先

03-5774-3040

*12月1日現在

プロフィールProfile

庄司 紗矢香 Sayaka Shoji(ヴァイオリン, Violin)

~絶大なスタミナと何事にもひるまない精神、希有な音楽家~(グラモフォン)

1999年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールで史上最年少および日本人として初めて優勝。1998年からヨーロッパを拠点に活動し、ヴラディーミル・アシュケナージ、シャルル・デュトワ、マリス・ ヤンソンス、ズービン・メータ、セミョーン・ビシュコフ、パーヴォ・ヤルヴィ、チョン・ミョンフン、アントニオ・パッパーノ、ヤニック・ネゼ=セガンと いった世界を代表する指揮者たちと共演を重ねている。近年は、BBCフィルハーモニック、ウィーン交響楽団、ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン、デンマーク放送交響楽団、NHK交響楽団などのコンサートに登場している。2013年12月には、庄司の長年に亘る指導者・理解者であるユーリ・テミルカーノフより、サンクトペテルブルクで行われた彼の70 歳、及び75 歳バースデー・ガラ・コンサートにロシア系以外の演奏家で唯一招待された。ソリストとして多忙な活躍をしている庄司は室内楽活動にも力を入れており、これまでにジョシュア・ ベル、ワディム・レーピン、イタマール・ゴラン、スティーヴン・イッサーリス、ラン・ラン、マルティン・フレストらと共演。定期的にピアニストのジャンルカ・カシオーリとデュオを組み、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集の4枚目のCD、最後の一枚を2015年春に発売。また、彼女はメナヘム・プレスラーとも共演し、その記録はライヴ収録され2015年秋に発売された。使用楽器は、上野製薬株式会社より貸与された1729年製ストラディヴァリウス“レカミエ(Recamier)”。

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主催・協賛

主催:公益財団法人ジェスク音楽文化振興会
マネジメント:ジャパン・アーツ
協力:ユニバーサル ミュージック

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