テミルカーノフ指揮 サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団

―至高の響き、その極み―

テミルカーノフ指揮 サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団

チケット詳細Ticket Information

① 1月9日(土) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部ネット会員 
② 1月10日(日) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部会員 
③ 1月13日(水) 10:00a.m.~発売  ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 1月16日(土) 10:00a.m.~発売  一般    

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曲目・演目Program

5月30日(月)19:00開演(18:30開場/21:00終演予定)サントリーホール

チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 35 諏訪内晶子(ヴァイオリン)

Tchaikovsky: Violin Concerto in D Major, Op. 35 Akiko Suwanai, Violin

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ショスタコーヴィチ: 交響曲第5番 ニ短調 Op. 47
Shostakovich: Symphony No. 5 in D Minor, Op. 47

6月2日(木)19:00開演(18:30開場/20:30終演予定)サントリーホール

ショスタコーヴィチ: 交響曲第7番「レニングラード」ハ長調 Op. 60
Shostakovich: Symphony No. 7 in C Major, Op. 60

※この公演に休憩はございません。

  • 5月30日(月) サントリーホール
  • エルガー:創作主題による変奏曲「エニグマ(謎)」より<ニムロッド>

公演によせてMessage

ロシアの国宝級オーケストラと指揮者で聴く“究極のショスタコーヴィチ”

 サンクトペテルブルク(旧レニングラード)フィルハーモニーとユーリ・テミルカーノフ。200年余の伝統を誇るロシア最高峰のオーケストラと、28年間これを率いて楽団員から絶大な信頼を寄せられる大巨匠。この最強のコンビが2年ぶりに来日する。それだけでも感涙ものだが、今度は何と、彼らと特別な関係にあったソビエトの天才ショスタコーヴィチの巨大な交響曲を、2曲も演奏してくれる。この意味をとくと皆さまにご説明しなくては。
 先ず、作曲家と指揮者とオケに共通するのは、レニングラードで育ち学んだこと。ショスタコーヴィチは19歳の時にこのオーケストラで最初の交響曲を発表して以来、彼らと固く結びついてきた。テミルカーノフはレニングラード音楽院付属学校で学び始めた少年時代から、32歳上のショスタコーヴィチの人と音楽に心酔してきた。そしてオーケストラの大半は同音楽院の出身で、この都の音楽伝統を血の中に受け継いでいる。正に、三位一体なのだ。
 ショスタコーヴィチの《第5番》は、粛清の危機にあった30歳の彼が起死回生を懸けて3ヶ月で書き上げた壮絶な作品。魂を震撼させるこの響きこそ、スターリン体制下の「時代の証言」といえよう。《第7番》は、ナチスドイツによる「レニングラード900日封鎖」の初期に、戦う市民を勇気付けようと書いた超大作。テミルカーノフは「悲劇的な時代のシンボルであるこの曲は、ロシアでは特別な式典の時にしか演奏しない」と語っていた。その特別な公演が日本で行われる!
 この2大作に挟まれたチャイコフスキーの《ヴァイオリン協奏曲》は、いわば「帝政ロシアの響き」。かつてチャイコフスキー・コンクール最年少優勝を果たした諏訪内晶子が満を持して共演する。何よりも、指揮棒を持たず僅かな動きで大オーケストラを自在に操るテミルカーノフの魔術に接して欲しい。きっとこの巨匠の虜になってしまうだろう。

ひのまどか(音楽作家)

全国公演日程National performance

日時
2016/5/28(土)
会場
名古屋 愛知県芸術劇場コンサートホール(名古屋国際音楽祭)★
お問い合わせ先

CBCテレビ事業部 052-241-8118

日時
2016/5/30(月)
会場
東京 サントリーホール
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

日時
2016/6/2(木)
会場
東京 サントリーホール
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

日時
2016/6/4(土)
会場
大阪 ザ・シンフォニーホール☆
お問い合わせ先

ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333

日時
2016/6/5(日)
会場
東京 文京シビックホール◆
お問い合わせ先

シビック・チケット 03-5803-1111

★チョ・ソンジン(ピアノ)
☆ジョージ・リー(ピアノ)
◆ソリストなし

プロフィールProfile

ユーリ・テミルカーノフ Yuri Temirkanov(芸術監督・首席指揮者, Artistic Director, Chief Conductor)

 1938年コーカサス生まれ。レニングラード音楽院指揮科でイリヤ・ムーシンに師事。1968年からサンクトペテルブルグ交響の首席指揮者・音楽監督、1976年~1988年マリインスキー歌劇場の芸術監督及び首席指揮者を務める。1992年~1998年ロイヤル・フィル首席指揮者、1998年には名誉指揮者に就任。1988年、ムラヴィンスキー逝去後、楽団員の投票によりサンクトペテルブルグ・フィルの音楽監督・首席指揮者に選出され、現在に至る。2000年~2006年ボルティモア響の首席指揮者・音楽監督。
1996年、国連50周年記念ガラ・ローマ公演を指揮。2002年、2008年にはイタリアでプレミオ・アッビアティ賞を受賞。2013年までパルマ王立劇場の音楽監督に就任。
2009年、ノーベル賞授賞式演奏会で指揮。ロシア人民芸術家、勲一等勲章、サンタ・チチリア音楽院名誉アカデミー会員、サンクトペテルブルグ音楽院名誉博士、サンクトペテルブルグ名誉市民。2015年旭日中綬章受賞。

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サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団 St.Petersburg Philharmonic Orchestra

1802年に設立された「フィルハーモニー協会」を前身とし、1882年皇帝アレクサンドル3世の勅令により設立された、ロシア最古の交響楽団。クレンペラー、ワルター、ワインガルトナー、ニキシュなどの著名指揮者が客演し、ホロヴィッツやプロコフィエフがソリストとして共演。R.シュトラウス、マーラー、ブルックナーなど数々の重要作品の初演を行っている。1824年ベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」の世界初演を行ったのも同楽団である。
1938年以降ムラヴィンスキーが50年間に亘って音楽監督を務め、1988年テミルカーノフが音楽監督に就任し、現在に至る。サンクトペテルブルグからペトログラード、そしてレニングラードからまたサンクトペテルブルグへという都市名の変換に伴い、1991年に「レニングラード・フィル」という名称から「サンクトペテルブルグ・フィル」と改名され、現在に至っている。
テミルカーノフ指揮による録音はBMGクラシックスよりリリースされている。

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諏訪内 晶子 Akiko Suwanai(ヴァイオリン, Violin)

 1990年に史上最年少でチャイコフスキー国際コンクール優勝。翌年ニューヨークへ留学。
 ボストン響、ニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管、ベルリン・フィル等数々のオーケストラとの共演や音楽祭への出演など、国際的な活動を続けている。
現代作曲家作品の紹介も積極的に行い、これまでに三善晃作曲「弦の星たち」の世界初演およびアメリカ初演、クシシュトフ・ペンデレツキ作曲「ヴァイオリン協奏曲第2番・メタモルフォーゼン」の日本初演および南米初演、アウエルバッハ作曲「ヴァイオリン協奏曲第2番」の世界初演、ペーター・エトヴェシュ作曲「ヴァイオリン協奏曲《セブン》」の世界初演、マクミラン作曲「ヴァイオリン協奏曲」の日本初演などに取り組んでいる。
2012年にはエリザベート王妃国際コンクールヴァイオリン部門で審査員を務めたほか、同年から「国際音楽祭NIPPON」を企画し、芸術監督を務めている。
桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース修了。文化庁芸術家在外派遣研修生としてジュリアード音楽院本科及びコロンビア大学に学んだ後、同音楽院修士課程修了。国立ベルリン芸術大学でも学んだ。
使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1714年製作のストラディヴァリウス「ドルフィン」。

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主催・協賛

主催:日本経済新聞社/ジャパン・アーツ
協賛:富士通株式会社
後援:ロシア連邦大使館

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