脈々と引き継がれてきた伝統の響き、世界最古のクァルテット
ゲヴァントハウス弦楽四重奏団&仲道郁代
- 室内楽
- 日時
- 2016年9月29日(木) 19:00
ピックアップ
■ インタビュー:ゲヴァントハウス弦楽四重奏団に聞く(2016年9月)
■ 仲道郁代 音楽の友2016年9月号(2016年8月)
S席¥11,700 A席¥9,800
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チケット詳細Ticket Information
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② 4月17日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員
③ 4月19日(火) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員
④ 4月23日(土) 10:00a.m.~発売 一般
… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
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チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード292-547]
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チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
ハイドン:弦楽四重奏曲 ニ長調「ひばり」Op. 64-5
ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調「アメリカ」Op. 96
シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op. 44 (ピアノ:仲道郁代)
- シューマン:ピアノ五重奏曲第3楽章
公演によせてMessage
他に存在しない200年を超える伝統
ライプツィヒのゲヴァントハウス管弦楽団を母体とするゲヴァントハウス弦楽四重奏団は、そのルーツを19世紀初頭、1808/09 年にまでさかのぼることができる。ハイドン(1732~1809. 5)が存命だったかもしれない時期だ。20世紀半ば以降の第1 ヴァイオリン奏者は、カール・ズスケ、ゲルハルト・ボッセ、そしてフランク=ミヒャエル・エルベン。これほどの歴史をもつクァルテットは、ない。世界最古の弦楽四重奏団だ。
ハイドン「ひばり」は、スタートすぐ第1 ヴァイオリンが奏する主題が、ひばりの囀りに似ていることから付いたニックネーム。ハイドンの最も親しみやすい弦楽四重奏曲だろう。ドヴォルザーク「アメリカ」は、作曲者がアメリカ滞在していた時のもので、アメリカ原住民の音楽の要素と、故郷ボヘミア(チェコ)への郷愁が同居したメロディー満載の傑作。後半のメインは、仲道郁代との共演によるシューマン。数多いピアノ五重奏曲の中でもロマン溢れる名曲であり、重厚な難曲でもある。仲道郁代は日本ピアノ界の第一線に立ち続けて30年以上。「継続は力なり」の素晴らしさを堪能できる演奏会になりそうだ。
渡辺和彦(音楽評論家)
全国公演日程National performance
- 日時
- 2016/9/29(木)
- 会場
- 東京オペラシティ コンサートホール
- お問い合わせ先
ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040
★ゲヴァントハウス弦楽四重奏団単独公演
プロフィールProfile
ゲヴァントハウス弦楽四重奏団 Gewanthaus Qartett
1809年にヴァイオリニストのアウグト・マッティと他のゲヴァントハウス管弦楽団の3人の音楽家によって誕生した世界最古の弦楽四重奏団。以来、ゲヴァントハウス管弦楽団の首席奏者を中心に、今日にいたるまで途切れることなく音楽活動を続けている。2014年9月にライプツィヒ市長からメンデルスゾーン賞が授与された。今上天皇や英国のチャールズ皇太子の前でも非公開で演奏を披露しているほか、ドイツのローマン・ヘルツォーク大統領が1999年3月にアルゼンチンを公式訪問した折に同行。 結成以来の共演者の中にはクララ・シューマン、ブラームス、ブゾーニ、グリーグ、ニキシュ、ケンプ、ルービンシュタインの名前もあり、近年ではヨーヨー・マ、ザビーネ・マイヤー等と共演。CD録音にも積極的に取り組み、後期ベートーヴェンの四重奏曲のCDについてKlassik heute誌は、「模範的で、かつひとつの基準ともなり得る解釈」を持ち、「卓越した音の美しさ」で聴く者を魅了すると絶賛した。
フランク=ミヒャエル・エルベン Frank Michael Erben(第1ヴァイオリン/ 1st Violin)
1965年ライプツィヒ生まれ。5歳よりヴァイオリンを学び、7歳でライプツィヒのフェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディー音楽大学への入学を認められる。在学中にゲヴァントハウス管弦楽団に客演し、1987年に22歳で同管弦楽団の首席コンサートマスターに任命された。1993年よりゲヴァントハウス弦楽四重奏団の第1ヴァイオリンを務めている。
コンラート・ズスケ Conrad Suske (第2ヴァイオリン/ 2nd Violin)
1958年ライプツィヒ生まれ。ベルリン(ハンス・アイスラー)とライプツィヒ(フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディー)の音楽大学のマスタークラスでヴァイオリンと室内楽を学ぶ。1981年にライプツィヒのゲヴァントハウス管弦楽団に入団し、1984年に同楽団の首席コンサートマスター代理に任命された。1989年よりゲヴァントハウス弦楽四重奏団に加わっている。
アントン・ジヴァエフ Anton Jivaev(ヴィオラ/ Viola)
1976年ウズベキスタン、タシケント生まれ。7歳で初めてのヴァイオリンのレッスンを受け、16歳でヴィオラに転向する。タシケントの国立音楽大学を卒業後、フィラデルフィアのカーティス音楽院でロベルト・ディアツに師事。ノースカロライナ交響楽団のソロ・ヴィオラ奏者として活躍し、現在はゲヴァントハウス弦楽四重奏団とヴェルビエ・チェンバーオーケストラにも所属している。
レオナルド・フレイ-マイバッハ Léonard Frey-Maibach(チェロ/ Cello)
1991年リヨン生まれ。2007年以来、フランスのパリ・ユースオーケストラやグスタフ・マーラー・ユースオーケストラなど数々のユースオーケストラで演奏。ミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団のアカデミストとしてロリン・マゼールとズビン・メータの指揮でも演奏している。2013年ゲヴァントハウス管弦楽団の首席チェロ奏者代理となり、その後首席チェロ奏者の座についている。
仲道郁代 Ikuyo Nakamichi(ピアノ/ piano)
第51回日本音楽コンクール第一位、ジュネーヴ国際コンクール最高位、エリザベート王妃国際コンクールと受賞を重ね、以後ヨーロッパと日本で本格的な演奏活動を開始する。1999年にはカーネギーホールでリサイタル・デビュー、2001年にはサンクトペテルブルグ、ベルリン・フィルハーモニーホールでコンチェルト・デビュー。05年には、英国チャールズ皇太子夫妻ご臨席のもとウィンザー城で行われた「結婚祝祭コンサート」に出演し絶賛された。「ベートーヴェン」への取り組みは高い評価を得ており、07年度第45回レコード・アカデミー賞(器楽曲部門)を受賞した。著作には『ピアニストはおもしろい』(春秋社刊)等がある。2016年はデビュー30周年を迎え、ゲヴァントハウス弦楽四重奏団、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団との共演を予定している。2003年からは、一般財団法人地域創造理事、大阪音楽大学特任教授、2012年からは桐朋学園大学教授としても積極的に活動している。
オフィシャル・ホームページ http://www.ikuyo-nakamichi.com/
主催・協賛
主催:ジャパン・アーツ
後援:ドイツ連邦共和国大使館/ 東京ドイツ文化センター