現代最高の名手たちによって紡ぎ出される至上の響き
レ・ヴァン・フランセ
- 室内楽
- 日時
- 2016年10月24日(月) 19:00
ピックアップ
■【新譜情報】ベートーヴェン:管楽器とピアノのための作品集[2016年10月12日発売](2016年10月)
■【レ・ヴァン・フランセ 曲目解説をご覧いただけます。 (2016年10月)
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チケット詳細Ticket Information
① 5月14日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員
② 5月15日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員
③ 5月19日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員
④ 5月22日(日) 10:00a.m.~発売 一般
… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可チケット購入はこちら※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
【その他プレイガイド】
チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード296-564]
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
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ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード34567〕
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
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- 東京オペラシティチケットセンター https://www.operacity.jp/concert/ticket/ 03-5353-9999
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チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
エルサン:六重奏曲〔レ・ヴァン・フランセのための新作/日本初演〕
ベートーヴェン:五重奏曲 変ホ長調 Op.16
———————————————————————–
マニャール:五重奏曲 Op.8
プーランク:六重奏曲
- テュイレ:六重奏曲op.6より 第3番 ガヴォット
公演によせてMessage
レ・ヴァン・フランセ2016年の来日公演に寄せて
1998年に収録され、翌年生誕100年を記念してRCAからリリースされた「プーランク:室内楽曲全集」には、すでにピアノのル・サージュ、フルートのパユ、オーボエのルルー、クラリネットのメイエ、バソンのオダンの名も見られるが、メイエを中心とするアンサンブル「レ・ヴァン・フランセ」(フランスの風)の結成もその頃から想定されていたように思われる。CDの登場や2002年の初来日以降の日本公演は、重ねられるごとに評価や認識を新たにし、ファンの数を増しているにちがいない。“レ・ヴァン・フランセ”は、日本のクラシック音楽界に新たな“風”をもたらしたのは事実だ。しかもメンバーにピアノのエリック・ル・サージュを擁して重要な役割を託してはいるが、フランス語で管(吹奏)楽器というのに“ア・ヴァン”という言葉を使うニュアンスを思わせるように、管楽器の奏者たちの存在や妙技が、音色やバランスなどを通じて眼を開かせていることもまちがいない。
今回のレ・ヴァン・フランセは、一昨年の来日の際の顔ぶれと同じで、最初にあげた5人の演奏家にホルンのヴラトコヴィチを加えた6名である。プログラムは前半の終わりの「ベートーヴェン:ピアノと管楽のための五重奏曲」変ホ長調作品16と後半の終りのプーランクの「六重奏曲」は一昨年と変わらないが、双方の始めには時代はちがうがいずれもフランスの作曲家の作品がおかれている。
エルサンの「六重奏曲」とマニャールの「五重奏曲」作品8である。
フィリップ・エルサンは1948年イタリアのローマに生まれているが、パリ国立音楽院でアンドレ・ジョリヴェに学んだフランス現代の代表的作曲家の一人であり、豊かな作曲歴は劇場作品や映画にまで及び、委嘱や受賞も数多い。今回の「六重奏曲」は、パユ、メイエ、ル・サージュらが主宰する“サロン・ド・プロヴァンス”音楽祭の委嘱により作曲中のもので、8月4日の世界初演が予定されている。10月には当然日本初演となる。またアルベリック・マニャール(1865~1914)はパリ生まれで、ヴァンサン・ダンディ門下として活動していたが、北フランスの小村でドイツ兵に襲撃され、射殺された。今回の「五重奏曲」は1904年に書かれたものである。
いずれにしても、今回もまた意欲に満ちたプログラムで、大いに期待できそうだ。
藤田由之
全国公演日程National performance
- 日時
- 2016/10/24(月)
- 会場
- 東京 東京オペラシティ コンサートホール
- お問い合わせ先
ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040
- 日時
- 2016/10/25(火)
- 会場
- 山形 山形テルサ
- お問い合わせ先
山形テルサ 023-646-6677
- 日時
- 2016/10/26(水)
- 会場
- 新潟 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館コンサートホール
- お問い合わせ先
りゅーとぴあチケット専用ダイヤル 025-224-5521
プロフィールProfile
レ・ヴァン・フランセ Les Vents Français
ポール・メイエが中心となり、国際的に活躍する10年来の友人達と、フランスのエスプリを受け継ぐ木管アンサンブルとして結成。演奏される機会の少ない名曲の紹介、最高の奏者で最高の演奏を心がけており、合奏でも個人の輝きを見せるというフランスの伝統を重んじている。小さな編成から大きなアンサンブルまでレパートリーによってメンバーや編成も変わる。
メンバーが参加し制作されたプーランクの室内楽全集のCDは99年のプーランク・イヤーに発売されると同時に絶賛を浴び、日本では第37回音楽之友社「レコード・アカデミー大賞」を受賞。以来RCA Red Sealよりトリオや動物の謝肉祭のCDが発売され話題を呼んでいる。2012年にEMIクラシックスより発売されたCD“ザ・ベスト・クインテット”は第50回レコード・アカデミー賞大賞銀賞を受賞。2014年10月、新譜「管楽器とピアノ~レ・ヴァン・フランセの真髄」(3枚組)がワーナー・クラシックスから発売されている。
2002年3月、アンサンブルとして初来日。NHKテレビでもその演奏会の模様が流れ、予想をはるかに超えるあまりの完璧な演奏は聴衆に衝撃を与えた。今回もベスト・メンバーで来日。
エマニュエル・パユ Emmanuel Pahud (フルート, Flute)
人気と実力の双方を兼ね備えたフルート界のスター。 1970年ジュネーヴ生まれ。ブリュネル、グラーフ、デボスト、マリオン、ラルデ、アルトー、ニコレに学ぶ。89年神戸、92年ジュネーヴの両国際コンクールで優勝。93年ベルリン・フィルに23歳の若さで首席奏者として入団。以来ソリストとしても世界各地で活躍し、EMI専属アーティストとしてコンスタントにCDを発売。深い音楽性と、自然で色彩感豊かな音色が絶賛を博している。
フランソワ・ルルー François Leleux (オーボエ, Oboe)
繊細で優美な音色と信じ難いテクニックで、オーボエ界のスターとして活躍。91年にミュンヘン国際音楽コンクールで優勝し、一躍国際的注目を集める。その他トゥーロン国際コンクールでも1位を受賞。18歳でパリ・オペラ座オーケストラの第1オーボエ奏者となり、21歳でバイエルン放響の首席オーボエ奏者に抜擢され、現在はソリストとして世界各地で活躍。ムローヴァ・アンサンブルのメンバー、パリ・バスティーユ八重奏団の創立メンバーとしても活躍。
ポール・メイエ Paul Meyer (クラリネット, Clarinet)
名実共に世界のトップに立つクラリネット奏者。1965年アルザス生まれ。13歳でソリストとしてデビュー。19歳でカーネギーホールにデビュー。85年にトゥーロン国際コンクール優勝。以来世界有数のソロ・クラリネット奏者として全世界で活躍。完璧な技術と品の有る豊かな音色で天才奏者としてベリオ、ペンデレツキ他数多くの作曲家達から曲を捧げられ初演も多い。近年では指揮者としても活躍。デンオン、ドイツ・グラモフォン、BMGファンハウス他多数のレーベルより数多くのCDが発売されている。
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ Radovan Vlatkovic (ホルン, Horn)
現代最高のホルン奏者の1人。1962年ザグレブ生まれ。82年弱冠20歳でベルリン・ドイツ交響の首席奏者に就任.。83年難関ミュンヘン国際ARDコンクールでホルン部門14年振りの1位を獲得。84年、ザルツブルク音楽祭にデビュー。以来、世界中でソリスト・室内楽奏者として活躍。98年よりザルツブルク・モーツァルテウム、2000年よりマドリードのクイーン・ソフィア音楽大学にてホルンの教授を務めている。ロンドンのPaxman Model20Mを使用。
ジルベール・オダン Gilbert Audin (バソン, Basson)
フランス式バソンの第一人者。1956年生まれ。73年パリ高等音楽院に入学し、バスーンをモーリス・アラールに、室内楽をクリスティアン・ラルデに学ぶ。同音楽院にてバソンと室内楽で一等賞を得る。74年ジュネーヴ国際コンクール第2位(1位なし)、75年ミュンヘン国際ARD音楽コンクール第3位を受賞した後、80年ジュネーヴ国際コンクール、82年トゥーロン国際コンクールの両コンクールで第1位を受賞。現在、パリ・オペラ座管弦楽団首席奏者。フランス国立パリ高等音楽院教授。
エリック・ル・サージュ Eric Le Sage (ピアノ, Piano)
1964年南仏エクサン・プロヴァンス生まれ。パリ高等音楽院を経て、ロンドンでマリア・クーシオに師事。85年ポルト国際コンクール第1位、89年ロベルト・シューマン国際コンクール第1位及びリーズ国際コンクール第3位。ソリスト、室内楽奏者として活躍。BMGファンハウス他よりCDが発売されている。メイエ、パユとサロン・ド・プロヴァンス音楽祭を主宰。古典から現代まで作品の核心に触れる深い解釈とフレンチ・ピアニズムを継承する演奏で高い評価を受けている。
主催・協賛
主催:ジャパンアーツ
後援:一般財団法人 全日本吹奏楽連盟