牛田智大 ピアノ・リサイタル

デビュー5周年

牛田智大 ピアノ・リサイタル

チケット詳細Ticket Information

① 1月21日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 
② 1月22日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 
③ 1月26日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 1月29日(日) 10:00a.m.~発売 一般   

… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可チケット購入はこちら※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

【その他プレイガイド】
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード318-597]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード31357〕

東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650

【チケット購入にあたっての注意事項】こちらからご一読ください

チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

特別割引
  • ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
チケット購入にあたっての注意事項

こちらからご一読ください

曲目・演目Program

リスト:愛の夢

ショパン:ノクターン Op. 48-1

ショパン:幻想即興曲 Op. 66

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Op. 110

J.S.バッハ(ブゾーニ編):シャコンヌ

シューマン(リスト編):君に捧ぐ(献呈)

リスト:ラ・カンパネラ

リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調

  • シューマン:トロイメライ
  • プーランク:即興曲第5番「エディット・ピアフをたたえて」

公演によせてMessage

デビューから5年、天馬のごとく鍵盤を駆ける

  浮き足立つことなく
  真摯な姿勢で
  ダイナミックに
  時に繊細に
  求める音楽の神髄へと
  励んで来た
  累年。これからも・・・。

牛田智大さんを初めて聴いたのが、彼がまだ小学生の頃。ピアノのペダルに足がやっと届くくらい小柄なのに、はっきりと意志を持った音楽に驚いた。意志があるから音も生き生きしていて、それは単に綺麗な音ではなく、妖しさや何らかのストーリーすら宿っていた。その後、幾度もインタビューを重ねて来て、その時々の成長は嬉しかった。初めの頃など屈託なく、「家ではピアニストごっこをやってるんです。家族がお客さん役で、僕が弾き終わったらブラボー!って言ってもらうんです」という話もしてくれた。それが徐々に音楽観や具体的なテクニックの話をするようになり、今や見上げるくらい伸びた身長に、月日の流れは感慨深い。
正式デビューが2012年。ちなみにこの年は、東京スカイツリーが竣工・開業、ロンドン・オリンピック開催、金環日食が本州で129年ぶりに観られたという、輝かしい事が多い年だった。デビュー当時から愛奏のショパンやリストといったロマン派作品は、最近の演奏では甘美な楽想に終始せず、作品の深層部分に切り込むまでになった。「昔の自分の演奏を聴くと恥ずかしいです。やり過ぎてますよね、甘く歌ってばかりで」と苦笑いしつつ、「でも、迷いなく弾いていたなと、そこは感心します」と振り返る。
ロシアの教授陣からの教えや、共演した指揮者でピアニストのプレトニョフからは多大な影響を受けていて、テクニックの秘策も伝授されている。それらは「シャコンヌ」やリストの「ロ短調ソナタ」に反映されるのではないだろうか。また「ロマン派作品を、より深く弾くためにも」と、このところ掘り下げているのがベートーヴェンのピアノ・ソナタ。今回は楽聖後期の名作「第31番」。深遠かつ慈愛の楽想を、さて如何に。等々、愛奏曲から新境地まで、アルバムをめくるように、そしてさらなる展望が聴ける。

上田弘子(音楽ジャーナリスト)

プロフィールProfile

牛田智大 Tomoharu Ushida (ピアノ, Piano)

1999年10月いわき市生まれ。
父親の転勤に伴い、生後すぐ上海に移り6歳まで滞在。
幼少の頃より音楽に非凡な才能をみせ、3歳よりピアノを始める。5歳で第2回上海市琴童幼儿鋼琴電視大賽年中の部第1位受賞。8歳の時から5年連続でショパン国際ピアノコンクールin ASIAで1位受賞。2012年(12歳)、第16回浜松国際ピアノアカデミー・コンクールにて最年少1位受賞。2012年3月に日本人ピアニストとして最年少(12歳)でユニバーサルよりCDデビュー。その後、2013年「想い出」、「献呈~リスト&ショパン名曲集」、2014年7月2日「トロイメライ~ロマンティック・ピアノ名曲集」が発売され、2015年「愛の喜び」に続き、2016年「展覧会の絵」はレコード芸術で特選盤に選ばれている。
各地でのリサイタルに加え、2014年にはウィーン・カンマー・オーケストラ、2015年にはミハイル・プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管、2016年10月には小林研一郎指揮ハンガリー国立フィル日本公演のソリストを務める。2014年9月5日には初の海外公演を行い、台湾の高雄市交響楽団と共演。
上海にて陳融楽(現在バンクーバー在住)、鄭曙星(上海音楽学院教授・ピアノ学科長)、日本にて金子勝子(昭和音楽大学・大学院教授)の各氏に師事。現在、モスクワ音楽院ジュニア・カレッジに在籍。ユーリ・スレサレフ(モスクワ音楽院教授)、ウラディミル・オフチニコフ(モスクワ音楽院付属中央音楽学校校長)他の各氏に師事。

もっとみる

主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
協賛:ホテルカデンツァ光が丘

ページ上部へ