ルービンシュタイン・コンクール 日本人初の入賞から40年

寺田悦子 ピアノ・リサイタル

日時・場所:
2017年9月28日(木) 19:00
紀尾井ホール
7:00p.m. Thursday, September 28
kioi Hall
出演:
寺田悦子 Etsuko Terada (ピアノ, Piano)

曲目・演目

ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ第14番 「月光」

ドビュッシー : 「映像」 第2集
《Ⅰ: 葉ずえを渡る鐘の音 / Ⅱ: 荒れた寺にかかる月 / Ⅲ: 金色の魚》

ショパン : アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズ

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ムソルグスキー : 組曲 「展覧会の絵」

※曲目は変更になる場合がございます。

公演に寄せて

輝く目! 躍動する指! 寺田悦子さん! 

 1969年、私は井口秋子先生から若く美しいピアニストを紹介された。その方がウィーンから戻ったばかりの美少女~寺田悦子さんで、その大きな眼の輝きに見とれたが、その輝きは今も変わらない。
 その年行われた東京でのリサイタルは大成功を納めたが、続いて彼女はウィーン国立アカデミーを最優秀賞で卒業、更にアメリカに渡りジュリアード音楽院大学院、インディアナ大学など11年間も研鑽を続け、その間ルービンシュタイン国際コンクールで3位金賞、日本ショパン協会賞受賞などと続き、後者は私も関係していたので、満場一致の受賞を今も懐かしく思い出す。こうして寺田さんはピアノ界の大スターとなられ現在に至って居られる訳だが、そのスッキリとしたたたずまいは、初めてお会いした時と少しも変わらない。
 彼女のリサイタルは毎回、例えばショパンが愛したプレイエル・ピアノと現代のスタインウェイ・ピアノとを弾き比べる「春の夜会」とか、また「調の秘密」など心を誘う題と内容に満ちているが、今回は「五線譜に描かれた情景」とある。これらの曲はどれも師ルービンシュタインお得意のもので、師への想い出、また師へ捧げるオマージュ-献辞として選ばれたものだ。しかも今年は師と結び付いた1971年の《ルービンシュタイン国際コンクール》入賞から40周年目と言う節目の年にも当たる。一方「煌めきの音画」というのも意味深重だ。絵と直接的に結びつくのは、ムソルグスキーが夭逝した親友の遺作展から刺激を得たと言う『展覧会の絵』だろうが(寺田さんは昔聴いたリヒテルの演奏が忘れられないとか)、その前の3曲も幻影が自ずと浮かんでくる。ベートーヴェンの『月光』は、スイス・ルツェルン湖に揺れる月の影とも評されたことがあり、ドビュッシー『映像』~特に第2曲『荒れた寺にかかる月』、第3曲『金色の魚』などは、題名だけでも絵の面持ちがある。またショパンの『華麗なる大ポロネーズ』は、オーケストラ無しでも燦然たる効果を挙げる。
美と言えば、私はピアノを弾かれる寺田さんそのものが、美しく、また厳しい絵になっていると思う。先ず優れた容姿、訴えるように輝く大きな眼、鍵盤を操る腕と指、そして毎回変わる新しいドレス。舞台に現れる瞬間から、寺田さんは聴衆の心を掴む。
 秋、9月28日、紀尾井ホールにその姿と音が現れる。待ち遠しいその日だ・・。

三善清達(音楽評論家)

チケット詳細

【チケット残席状況】◯残席あり/△残席少/×売り切れ
公演日 S席 A席 B席 - - - -
9月28日 × - - - -
学生席 × - - - -
  • 公演日
    9月28日
  • S席
  • A席
  • B席
    ×
  • 公演日
    学生席
  • S席
  • A席
  • B席
    ×
【チケット料金】()内は夢倶楽部会員価格
9月28日 紀尾井ホール
S席:6,000円(5,400円)/A席:4,500円(4,100円)/B席:3,500円(3,200円)
学生席
S席:5,000円(5,000円)/A席:3,500円(3,500円)/B席:3,000円(3,000円)
【備考】
*社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
 (学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
 ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も同価格です。

車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
学生券購入

チケット発売情報

① 5月13日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 
② 5月14日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 
③ 5月18日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 5月20日(土) 10:00a.m.~発売 一般   


… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可チケット購入はこちら※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

【その他プレイガイド】
紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061
チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード330-071]
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード33364〕
イープラス eplus.jp
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650

【チケット購入にあたっての注意事項】こちらからご一読ください

プロフィール

寺田悦子 Etsuko Terada (ピアノ, Piano)
一晩の曲目を同じ「調」の作品で構成し作曲家や時代での違いを聴き比べる ”調の秘密”シリーズ、ショパンとシューマンの生誕200周年記念「ショパンのマズルカ&ノクターン全曲とシューマンの代表作を年代を追って演奏」した5回のリサイタル、モーツァルト生誕250周年記念ピアノ・ソナタ全曲演奏(全4夜)、100年前のプレイエルと現代のスタインウェイを弾き比べた2014年5月のショパン・リサイタル、ニューイヤー・デュオなどで聴衆を魅了する寺田悦子は、16歳でウィーンに留学。ウィーン国立アカデミー、ジュリアード音楽院大学院、インディアナ大学ほかで研鑽を積み、1977年、ルービンシュタイン自身が審査した第2回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール第3位金賞、1978年リーズ国際ピアノ・コンクール入賞、日本ショパン協会賞等を受賞。
「プラハの春」などの国際音楽祭出演、東京・名古屋・大阪をはじめとする国内各地や英国、ドイツ、フィンランド、ロシア、ラトヴィア、アメリカでのソロ・リサイタル、ニューヨークのカーネギーホールでの演奏、国内外の主要オーケストラとの共演 (昨年5月には小林研一郎氏指揮のもと渡邉規久雄とともにモーツァルトの2台ピアノのための協奏曲を共演して日本フィル創立60周年記念公演に華を添えたことは記憶に新しい)、渡邉規久雄とのデュオ・リサイタルなど、色彩感溢れる華やかなステージで国際的に幅広く活躍しています。
オクタヴィア・レコードからショパン作品集「ノアン」「ノアンⅡ」、「デュオ・ピアノで聴く“春の祭典&ラフマニノフ”」などをリリース。日本大学芸術学部大学院研究科教授。日本音楽コンクール、全日本学生音楽コンクール全国大会、東京音楽コンクールなどで審査員を務めている。

主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
後援:被災地へピアノをとどける会
  (本公演のチケット代の一部を同会に寄付いたします。)