Con Brio~豊穣の響き、ショパンとミャスコフスキー~

長谷川陽子 <デビュー30周年記念>チェロの個展2017

曲目・演目

ベートーヴェン:魔笛の「恋人か女房か」の主題による12の変奏曲 へ長調 op.66

ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 op.65

ミャスコフスキー:チェロ・ソナタ第2番 イ短調 op.81 

吉松隆:<遠くからの3つの歌>(委嘱新作) 

ポッパー:ハンガリアン・ラプソディ op.68

公演に寄せて

 今年の「チェロの個展」では、ショパンとミャスコフスキーという二人のポーランド生まれの作曲家のソナタを取り上げます。
 ショパンが、人生最後の締めくくりの時に病床の中で書き記したのが、この「チェロ・ソナタ」。盟友であり名チェリストであったフランショームの手を借り命を削りながら一音一音したためたソナタです。この曲の初演はショパン自身とフランショーム。ですが、その時には既にショパンには全楽章を演奏する体力は残っていなかったそうです。人生の終焉に向かって時を刻む人間のどこから、この鮮烈な躍動感とロマンティシズムが湧き上がってきたのでしょう。
 そして、ミャスコフスキーはロシアの作曲家ですが、ポーランドに生まれました。近年特に交響曲においてその素晴らしい才能を認知されている彼ですが、ロストロポーヴィッチとの親交から、世にも美しいチェロ・ソナタ2曲とチェロ協奏曲を書いています。中でもこの2番の美しさは、天女の羽衣のような音色から大陸的な力強いカンタービレまで、ありとあらゆるチェロの魅力が鮮やかに描かれています。あまり演奏される機会のないこの曲を今回、皆様にご紹介できること、私もワクワクしています。
 今回、この2曲の素晴らしい作品を皆さまに聴いていただくにあたり、最高の共演者を得ることができました。高校時代から同級生として切磋琢磨した青春時代をともに送り、現在もっとも尊敬する音楽家であり盟友である青柳晋さんの色彩感あふれる音色とともに、私もショパンとミャスコフスキーの豊穣な音の世界に飛び込んでいきたいと思います。
 そして、もう一つ。今回のプログラムでは吉松隆さんにチェロのための新曲を委嘱いたしました。今回吉松さんにお願いしたことは「チェロがもっとも朗々と歌える曲を書いてください」。皆さまに聞いていただくのが楽しみでなりません!!
 デビューして30年目。今回は純粋に「チェロのための作品」だけでプログラムを組みました。最もチェロらしい響きを思う存分、心の底から私も楽しみながら演奏したいと思います。そしてその喜びを、客席の皆さまとも共有できたら、こんな幸せなことはありません。

長谷川陽子

チケット詳細

【チケット残席状況】◯残席あり/△残席少/×売り切れ
公演日 S席 - - - - - -
12月2日 ※全席指定 - - - - - -
  • 公演日
    12月2日 ※全席指定
  • S席
【チケット料金】()内は夢倶楽部会員価格
12月2日 ※全席指定 浜離宮朝日ホール
S席:5,500円(5,500円)

チケット発売情報

① 6月24日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 
② 6月25日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 
③ 6月29日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 7月1日(土) 10:00a.m.~発売 一般   


… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可チケット購入はこちら※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

【その他プレイガイド】
朝日ホールチケットセンター 03-3267-9990
チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード335-127]
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード33732〕
イープラス eplus.jp

【チケット購入にあたっての注意事項】こちらからご一読ください

プロフィール

長谷川 陽子 Yoko Hasegawa (チェロ, Cello)
 日本を代表するチェロ奏者の一人。2017年にデビュー30周年を迎える。1987年音楽之友社主催「フレッシュ・アーティスト・シリーズ」にてリサイタル・デビュー。1988年小林研一郎指揮、日本フィルとの共演で協奏曲デビューした。その後、フィンランドのシベリウス・アカデミーに留学し、1992年首席で卒業後帰国。これまで、国内外の主要オーケストラとの共演、全国各地でのリサイタルのほか、朗読との共演など、その活動は多岐にわたる。2016 年には、J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲演奏会を行い、全国各地に名演を届けた。録音はビクターエンタテインメントより20枚以上のCDをリリースし、いずれも好評を博している。霧島国際音楽祭賞、ロストロポーヴィチ国際チェロ・コンクール特別賞、新日鉄フレッシュ・アーティスト賞、第9 回齋藤秀雄メモリアル基金賞等、受賞多数。後進の指導にもあたり、現在、桐朋学園大学音楽学部准教授を務めている。
ホームページ http://yoko-hasegawa.com/
青柳 晋 Susumu Aoyagi (ピアノ, Piano)
 ニカラグアで生まれ、米国で5歳よりピアノを始め、同年初リサイタルを開く。9歳でフォートワース交響楽団と共演。全日本学生音楽コンクール全国大会第1 位、桐朋学園大学在学中に西日本音楽賞受賞。19 歳でベルリン芸術大学に留学。ロン=ティボー国際コンクールに入賞後、ヨーロッパからアメリカに至るまで各地で演奏する。
 ハエン、カゼッラ、ポリーノの各国際コンクールで第1位受賞。1997 年より日本でも演奏活動を開始し、全国各地のオーケストラと数多く共演。浜離宮朝日ホールでは自主企画リサイタル「リストのいる部屋」を毎年開催。青山音楽賞、ショパン協会賞を受賞。これまでに7 枚のCDをリリース、いずれも高い評価を受けている。現在、東京藝術大学准教授。

主催・協賛

主催:朝日新聞社/ジャパン・アーツ 
協力:ビクターエンタテインメント 
後援:長谷川陽子ファンクラブ“ひまわり”