凛とした気品と風格。旬のヴィルトゥオーゾの現在を聴く。

木嶋真優 ヴァイオリン・リサイタル

曲目・演目

ヴィターリ:シャコンヌ ト短調

バルトーク:ルーマニア民族舞曲

平井真美子:マゼンタ・スタリオン(世界初演)

スメタナ:「わが故郷より」から第2番
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ラフマニノフ:ロマンス ヘ短調

プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番 ヘ短調 Op.80

公演に寄せて

濃厚な色彩と目眩めくファンタジー

 2016年9月、木嶋真優は第1回上海アイザック・スターン国際ヴァイオリン・コンクールに参加、見事優勝の栄誉に浴した。既に数々の国際コンクールで上位入賞を重ね、キャリアを積んでいた彼女が、敢えて新設のコンクールに挑戦したのは、かつて宮崎国際音楽祭でスターンのレクチャー・コンサートに参加したというオマージュが心のどこかにあるからであろう。
 その彼女に最初に出会ったのは、確か横浜でのザハール・ブロン・セミナーだったと記憶している。優秀な生徒が集まる中でも、彼女はとび抜けた才能を示し、彼女の話題になるとあのいかついブロンが相好を崩すのが何とも印象的だった。またアシュケナージ指揮N響との共演の折などを含め、前後に幾度かインタヴューをさせていただいたが、まだ中学生や高校生であった彼女の真摯さ、音楽や将来に対する1本筋の通った強烈な信念に驚かされたものだ。
 その後、成長した彼女のヴァイオリンからは、活き活きとした生命力に溢れた瑞々しい美音が紡ぎ出され、しっとりとした繊細なニュアンスとエモーショナルな情熱、また優美な抒情がバランスよく融合されて極上の詩情が湧き上がる。今回演奏されるヴィターリ「シャコンヌ」は、彼女初の東京リサイタル(2009年)でも採り上げられた思い出の作品。また世界初演の委嘱作や、プロコフィエフなど特有の濃厚な色彩を纏った他の楽曲たちに対し、彼女がどんな響きやファンタジーを織り上げてくれるのか、今から楽しみでならない。

真嶋雄大(音楽評論家)

チケット詳細

【チケット残席状況】◯残席あり/△残席少/×売り切れ
公演日 S席 - - - - - -
2月2日 - - - - - -
学生席 ※全席指定 - - - - - -
  • 公演日
    2月2日
  • S席
  • 公演日
    学生席 ※全席指定
  • S席
【チケット料金】()内は夢倶楽部会員価格
S席:5,000円(4,500円)
学生席 ※全席指定
S席:2,500円(2,500円)
【備考】
*残券がある場合、10/14(土)10:00より受付を開始いたします。
*社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
 (学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
 ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も、学生席は2,500円です。

シニア・チケット=65歳以上の方は会員料金でお求めいただけます。
車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
学生席・シニアチケット購入

チケット発売情報

① 10月7日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 
② 10月8日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 
③ 10月12日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 10月14日(土) 10:00a.m.~発売 一般   


… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可チケット購入はこちら※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

【その他プレイガイド】
紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061 http://www.kioi-hall.or.jp/
チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード343-729]
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード33764〕
イープラス eplus.jp

【チケット購入にあたっての注意事項】こちらからご一読ください

プロフィール

木嶋真優 Mayu Kishima (ヴァイオリン, Violin)
2016 年第1回上海アイザック・スターン国際ヴァイオリン・コンクールにて優勝。神戸生まれ。3歳でヴァイオリンを始める。2000年第8回ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール・ジュニア部門にて日本人として最年少で最高位を受賞。2011年ケルン国際音楽コンクールのヴァイオリン部門で優勝。2012年春にはケルン音楽大学を首席で卒業。2015年秋には同大学院を満場一致の首席で卒業し、ドイツの国家演奏家資格を取得、2016年秋には神戸市より神戸市文化奨励賞を授与された。2004年6月モスクワでスピヴァコフ指揮ロシアナショナル・フィルと共演し、地元紙では、「巨匠ロストロポーヴィッチが『世界で最も優れた若手ヴァイオリニスト』と絶賛するにふさわしく、見事なテクニックと成熟した解釈で聴衆を圧倒した。」と評される。レコーディングは、ウラディーミル・アシュケナージから強い推薦を受け、「アシュケナージ&NHK交響楽団」の“ツィガーヌ” に参加。そのほかソロCDは「シャコンヌ」、「Rise」をリリース。現在日本とヨーロッパに拠点を置き、ルガノのマルタ・アルゲリッチ音楽祭、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団等へ参加、さらにアメリカやアジアにもその活動の場を拡げている。使用楽器は、ストラディバリウス1700年製 Ex Petri(上野隆司博士より貸与)。
柳谷良輔 Ryosuke Yanagitani (ピアノ, Piano)
北米において活躍中の日系カナダ人ピアニスト。エール大学音楽博士。B.ベールマン、S.ババヤン他に師事。第10回サン・アントニオ国際ピアノ・コンクール(ゴールド・メダル及びその際に演奏されたショパンのバラードに対して特別賞が贈られた)、H.カウダー国際ピアノ・コンクール(優勝)をはじめ、数々のコンクールでの受賞歴を持つ。2011年S&R 財団ワシントン賞受賞。バンクーバー響、エドモント響、ミネソタ管他と共演し、リサイタル、室内楽においても、国内外で幅広い活動を行っている。2011/2012の間、バンクーバーのブリティッシュ・コロンビア大学の客員教授を務めた他、現在、米国ワシントンに所在するRyuji Ueno財団の音楽監督として務めている。

主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
協力:Ryuji Ueno財団(米国)