チケット詳細Ticket Information

① 6月16日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 
② 6月17日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 
③ 6月21日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 6月24日(日) 10:00a.m.~発売 一般   

… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
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紀尾井ホールチケットセンター 03-3237-0061 http://www.kioi-hall.or.jp/
チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード118-008]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407 [Lコード34169]

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チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

特別割引
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曲目・演目Program

オール・ショパン・プログラム

  • ノクターン第17番 Op.62-1
  • バラード第1番 Op.23
  • 幻想即興曲 Op.66
  • プレリュード第15番 「雨だれ」 Op.28
  • マズルカ第32番 Op.50-3
  • 英雄ポロネーズ Op.53

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スケルツォ 全4曲 (第1番,第2番,第3番,第4番)

  • ショパン:ノクターン第20番 嬰ハ短調「遺作」
  • ショパン:ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op. 64-2

公演によせてMessage

“ピアニスト人生の結晶 ショパン愛の結晶”

2019年にデビュー50周年を迎える寺田悦子さんが、今年5月から4回のコンサート・シリーズを始めている。その2回目がこのショパン・リサイタルだ。ここで寺田さんの半世紀を振り返ってみる。高校1年、16歳の夏にウィーンに留学して名教師ディーター・ウェーバーに師事した時から、試練続きの厳しいピアニスト人生が始まった。まだ少女期の16歳での留学。しかも今のように簡単には行けなかった、遠い外国での生活。どんなに不安で緊張に満ちた日々だったかは想像に難くないが、彼女は持ち前の明るく前向きな性格と、若いエネルギーと、ずば抜けた才能とで次々に関門を突破し、21歳でウィーン国立アカデミーを最優秀の成績で卒業した。在学中の18歳の時には一時帰国して、オール・ショパン・プログラムによる日本デビューを果している。この時 「まだとてもリサイタルなんて、、、」と尻込みする寺田さんの背を押したのは、「早くから舞台で弾くことが演奏家として成長する唯一の道」と説いた師ウェーバーの言葉だったという。その折の《24の前奏曲》と《ソナタ第3番》を中心にしたプログラムには、「今振り返ると、ピアニストのタマゴがこんな大曲を並べて、何という大胆さ! と自分でもびっくりしている」そうだ。

ウィーン国立アカデミーを卒業した後は、そのままニューヨークのジュリアード音楽院に進み、次いでインディアナ大学に移って研鑽を積みながら通算11年間の実り豊かな留学生活を送った。この間にもルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールやリーズ国際ピアノ・コンクールに入賞し、とりわけ「ルービンシュタインから直接薫陶を受けたことはその後の大きな励みになりました」と語っている。

寺田さんは、今回のショパン・リサイタルは“スケルツォで辿る心の風景”だという。「デビュー以来の50年の蓄積があればこそ、演奏できるプログラムです。どの1曲もかけがえのない思い出と結びついていて、これらを勉強していた時の自分の気持や状況が頭に蘇ります。4曲のスケルツォを中心に据えたのは、それまでソナタ楽章の1つだったスケルツォを単独の芸術作品として完成させたショパンに敬意を表したいという想いと、ショパンが終生持ち続けた“激情と愛と憧れ”に満ちた作品だと思うからです。」
4曲の《スケルツォ》はショパンが最も赤裸々に心の内を吐露した作品として知られるが、その前に演奏される《幻想即興曲》も《バラード第1番》も《英雄ポロネーズ》他も、異郷で孤独感と病に苦しみながら亡命の半生を送ったショパンの心境を痛いほど映し出している。16歳から異郷での長い生活を体験した寺田さんは、限りない共感と深い理解と優れたテクニックを持ってショパンの世界を描き出して行くだろう。

人の生き様は歳を重ねるごとに顔に出ると言われるが、加えて演奏家の場合は如実に音に出る。寺田さんの純粋で力強く、輝きと品位を併せ持つ音と音楽は、正しく彼女のピアニスト人生の結晶であり、ショパン愛の結晶なのだ。

音楽作家 ひのまどか

全国公演日程National performance

日時
2018/11/2(金)
会場
ザ コンサートホール 名古屋・伏見・電気文化会館
お問い合わせ先

クラシック名古屋 052-678-5310

日時
2018/11/9(金)
会場
紀尾井ホール
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

プロフィールProfile

寺田悦子 Etsuko Terada(ピアノ, Piano)

村田節子、近藤孝子、田村宏、ディーター・ウェーバー、サッシャ・ゴロドニツキ、メナヘム・プレスラーに師事。ルービンシュタイン自身が審査した1977年第2回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクール第3位金賞、1978年リーズ国際ピアノ・コンクール入賞、日本ショパン協会賞などを受賞。以降「プラハの春」などの国際音楽祭出演、国内・国外各地でのリサイタルやオーケストラとの協演等国際的に活躍、色彩感あふれる音色と華やかなステージで聴衆を魅了し続け、2019年にデビュー50周年を迎えます。 オフィシャル・ホームページ:http://www.etsukoterada.com/

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主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
後援:日本ショパン協会/国際ピアノデュオ協会

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