巨匠インバル、渾身のマーラー!

ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団 指揮:エリアフ・インバル ピアノ:アリス=紗良・オット

曲目・演目

モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K. 467 (ピアノ:アリス=紗良・オット)

マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調

公演に寄せて

インバリッシモ!

インバルのリハーサルは実務的だ。「もっとピアニシモで」「ここはエスプレッシーヴォ!」など指示は簡潔で具体的。叱咤激励はほとんどない。しかし、聴かせどころやオーケストラが演奏しにくいところを一切見過ごすことなく、ピンポイントで指摘していくので、気を抜けない。リハーサルが終了するとオケのメンバーは非常に疲れるそうだ。
それだけに、彼が振るとどんなオーケストラでも「インバルの音」がする。各パートが隅々まで嗚り始め、がっしりとした音で重厚な響きが立ち上がる。それでいて俊敏な運動性を備え、バランスにも目配りが利いている。細部への徹底した追究による、音楽の神髄への肉迫。これぞ「インバリッシモ」。
インバルには大作が似合う。中でもマーラーは格別だ。東京都交響楽団とは2012~14年にマーラー・ツィクルスを行い(同響とは1994~96年に続く2度目のツィクルスだった)、日本のオーケストラ史に残る成果を上げた。ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団との前回(2017年)来日でも交響曲第1番《巨人》と第5番を演奏、高い評価を受けた。今回も第1番と第5番が採り上げられるが、手慣れたレパートリーでも常に楽譜に向き合い真摯な試みを欠かさないインバルのこと、共演を重ねたオケとの自在な興趣が期待される。
一方、彼はヨーロッパでオペラ指揮者としても令名が高い。名門フェニーチェ劇場(ヴェネツィア)でシェフを務めたことも知られるが、日本ではその実力に触れる機会が少ない。ゆえに今回、ワーグナーが演奏されるのは貴重だ。シンフォニックな響きの中で展開されるカンタービレを堪能したい。
ツアーに同行するアリス=紗良・オットは10代半ばでデビュー、19歳でドイツ・グラモフォンと専属契約を結んだ才媛。契約10周年を迎えた2018年、最新アルバム『ナイトフォール』の収録曲を携えたワールド・リサイタル・ツアーを行い、清冽な演奏で新境地を拓いた。協奏曲伴奏も上手いインバルとの珠玉のモーツァルトは聴き逃せない。

友部衆樹(音楽ジャーナリスト)

チケット詳細

【チケット残席状況】◯残席あり/△残席少/×売り切れ
公演日 S席 A席 B席 C席 D席 - -
7月10日 × × × × × - -
7月10日 学生席 × × × × × - -
  • 公演日
    7月10日
  • S席
    ×
  • A席
    ×
  • B席
    ×
  • C席
    ×
  • D席
    ×
  • 公演日
    7月10日 学生席
  • S席
    ×
  • A席
    ×
  • B席
    ×
  • C席
    ×
  • D席
    ×
【チケット料金】()内は夢倶楽部会員価格
S席:16,000円(15,000円)/A席:14,000円(13,000円)/B席:11,000円(10,000円)/C席:8,000円(7,200円)/D席:6,000円(5,400円)
7月10日 学生席
S席:8,000円/A席:7,000円/B席:5,500円/C席:4,000円/D席:3,000円
【備考】
*残券がある場合、5/10(金)10:00より受付を開始いたします。
*社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
 (学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
 ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も、学生席は一般価格の半額です。

シニア・チケット=65歳以上の方はS、A席を会員料金でお求めいただけます。
車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
学生席・シニアチケット購入

チケット発売情報

① 2月9日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 
② 2月10日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 
③ 2月14日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 2月16日(土) 10:00a.m.~発売 一般   


… ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
… インターネットで購入可チケット購入はこちら※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

【その他プレイガイド】
東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296
チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード140-340]
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ローソンチケット 0570-000-407 [Lコード31388]

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全国公演日程

日程 ホール お問い合わせ先 詳細リンク
7月3日(水) りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館 同左 025-224-7000 詳細ページ
7月4日(木) 広島文化学園HBGホール ★ 広島テレビイべントインフォメーションセンター 082-567-2500 詳細ページ
7月5日(金) 三重県文化会館大ホール ★ 三重県文化会館チケットカウンター 059-233-1122 詳細ページ
7月7日(日) 愛知県芸術劇場コンサートホール CBCテレビ事業部 052-241-8118 詳細ページ
7月8日(月) すみだトリフォニーホール 同左 03-5608-1212 詳細ページ
7月10日(水) 東京芸術劇場 コンサートホール ★ ジャパン・アーツぴあ 0570-00-1212  
  • 日程
    7月3日(水)
  • ホール
    りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
  • お問い合わせ先
    同左 025-224-7000
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    詳細ページ
  • 日程
    7月4日(木)
  • ホール
    広島文化学園HBGホール ★
  • お問い合わせ先
    広島テレビイべントインフォメーションセンター 082-567-2500
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    7月5日(金)
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    三重県文化会館大ホール ★
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    三重県文化会館チケットカウンター 059-233-1122
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    7月7日(日)
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    愛知県芸術劇場コンサートホール
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    CBCテレビ事業部 052-241-8118
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    7月8日(月)
  • ホール
    すみだトリフォニーホール
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    同左 03-5608-1212
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★:アリス=紗良・オット出演

プロフィール

エリアフ・インバル Eliahu Inbal (指揮者,Conductor)
イスラエル生まれ.エルサレム音楽院でブァイオリンと作曲を学び、その後レナード・バーンスタインの推薦によりバリ音楽院に学んだ。26歳のときにカンテッリ指揮者コンクールで1位を獲得して以来、世界中で一流オーケストラを指揮している。フランクフルト放送響、ベルリンコンツェルトハウス管、チェコ・フィル、東京都交響楽団の首席指揮者を務めた。現在も名誉指揮者として籍を残すフランクフルト放送響の任期中(1974-90)、多数の受賞(ドイツ批評家賞、ディスク大賞)を誇る録音、特にマーラーとブルックナーの解釈で国際的に称賛された。1990年、フランス政府よりフランス芸術文化勲章オフィシエに叙せられる。2001年2月、ウィーン市より有功金章受章、2006年、フランクフルト市よりゲーテ名誉章、およびドイツ連ゲーテ名誉章、およびドイツ連邦共和国より有功勲章を受章。
アリス=紗良・オット Alice Sara Ott (ピアノ,Piano)
世界で最も多忙なピアニストの一人であるアリス=紗良・オットは2018年「ドイツ・グラモフォン」でのメジャーデビュー10周年を迎えた。8月にはニュー・アルバム「ナイトフォール」が全世界で発売され、このアルバムにフィーチャーしたリサイタル・ツアーが世界各地にて行われた。また、ピアニストとしての活動の他、クリエイティブな才能を発揮し、世界の様々なブランドと協力な関係を築いている。これまでに、マゼール、テミルカーノフ、アシュケナージ、パーヴォ&ネーメ・ヤルヴィ、ノセダ、ドゥダメル、オロスコ=エストラーダ、チョン・ミョンフンなどの世界の名指揮者たちと、オーケストラでは、ロサンゼルス・フィル、ロンドン響、シカゴ響、ワシントン・ナショナル響、ベルリン放送響、ケルンWDR響、ロイヤル・フィル、ウィーン響、ドレスデン・フィルなどの名門オーケストラと共演を重ねている。
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団 Konzerthausorchester Berlin
1952年創立。旧称ベルリン交響楽団(Berliner Sinfonie-Orchester)。ベルリンのコンツェルトハウス(旧シャウシュピールハウス)を本拠地とするオーケストラ。2006年に現在の名称となった。(1966年、西ベルリン(当時)に創立されたペルリン交響楽団(Berliner Symphoniker)とは別団体。)クルト・ザンデルリンクの首席指揮者在任期間中(1960-77)に欧州の名門オーケストラとしての存在を確たるものとした。ザンデルリンク以降の首席指揮者にギュンター・ヘルビッヒ(1977-84)、クラウス・ペーター・フロール(1984-92)、エリアフ・インバル(2001-06)等がいる。2010年にオーケストラ・アカデミーを創立し、次世代の演奏家の育成にも力を注いでいる。2019年のクリストフ・エッシェンバッハが首席指揮者に就任。

主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
後援:ドイツ連邦共和国大使館
協力:ユニバーサル ミュージック