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エイフマン・バレエ<アンナ・カレーニナ> 新国立劇場上演時 主役ダンサーによる座談会 (全3回) Vol.3

来日迫る「エイフマン・バレエ」。2010年と2012年に新国立劇場で行われた<アンナ・カレーニナ>に出演した主役ダンサー、厚木三杏、山本隆之、貝川鐵夫の3名による座談会の最終回。今回上演の「アンナ・カレーニナ」「ロダン~魂を捧げた幻想」、そしてエイフマン・バレエの魅力について語っています。ぜひご覧下さい。(左より:山本隆之、厚木三杏、貝川鐵夫)

今回、日本のお客様にとって、久しぶりの「アンナ・カレーニナ」になります。皆さんから改めて作品の魅力をご紹介いただけますか?

貝川:チャイコフスキーの楽曲と「アンナ・カレーニナ」の舞台。全てにおいてロシアの魅力を感じられる作品です。ロシアの壮大なイメージ、銀世界のような…。そういった情景が舞台空間に広がっていくようです。そういうところを感じていただけると良いなと思います。

山本:やはり一番の魅力はダンサーですね。あれだけ鍛え上げられた肉体は他にないでしょう。テクニックも桁外れですし!高いリフトも、パ・ド・ドゥも、本当にみどころに溢れています。充分に楽しめると思います。さらに、「アンナ・カレーニナ」の原作を知った上で観ると、より楽しみが増すと思います。

厚木:私は、アンナの心理や感情を感じて観てもらいたいなという想いがあります。バレエ全体の中で、アンナの動きを追いながら観ていただくと、より心に深く感じていただけるのではないでしょうか。今回踊られるダンサーの“アンナ”を感じてもらいたいと思います。もし私が再度アンナを演じるチャンスがあるとしたら・・・。私には今、子どもがいるので、子どもと引き離されたときは、どれだけアンナは辛かったのだろうと以前踊ったときとは考え方も違うのだろうなと思います。(厚木三杏)

さて今回は、日本初演となる「ロダン~魂を捧げた幻想」も上演します。皆さん、映像をご覧になって、どのような印象をお持ちでしょうか?

厚木:スゴイ作品です。観た翌日も、所々「ロダン」のシーンが頭に浮かびました。エイフマンさんの作品は、男性ダンサーが非常に活躍しますね。

山本:エイフマンさんは、どんどんアイデアが溢れてくるのだなと思いました。また、ダンサーが彫刻になり、静止している状態がありますが、動かないでいるのは、大変なことだと思います。ダンサーは、じっとしていられないものですから・・・。ずっと口を開けているシーンもありましたが、とても難しいと思います。

貝川:印象深かった部分は、声(奇声)を出すところです。ついに、肉体を通り越して内なる喜びや感情を声として表出させていくのだなと思いました。正確な言葉ではない、”声”であるということに強い衝撃を受けました。「ロダン」という彫刻家の精神を、”声”を通して直接的に現すのですね。肉体的な動きの上に、”声”として感情が上乗せされていくという感覚が、大変興味深いと思いました。

最後に、みなさんから「エイフマン・バレエ日本公演」への期待をお聞かせください。

貝川:「ロダン」も「アンナ・カレーニナ」も、エイフマン・バレエ特有の考え方や精神がある気がします。ロダンについて考える時、エイフマン・バレエのダンサーはこう考える、という考え方のメソッドのような、エイフマンさんとダンサーの間にひとつの精神のようなものがあるように感じます。

厚木:「エイフマン・バレエ」のダンサーは、知れば知るほど、分かり合えば分かり合うほど、皆さん本当に優しい方々でした。今度の来日公演では、さらに充実した舞台を届けてくださると思います。

山本:「ロダン」の中で、惜しみなく繰り広げられる技巧的で美しいパ・ド・ドゥ。ダンサーの磨き上げられた肉体がエイフマンによって更に彫刻されていく圧巻の舞台です。

座談会 Vol.1はこちらから
座談会 Vol.2はこちらから

企画・編集:ジャパン・アーツ

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21年ぶり待望の来日!世界に衝撃をあたえ続ける
エイフマン・バレエ 日本公演 2019

7.18 [木] 19:00 「ロダン ~魂を捧げた幻想」
7.19 [金] 19:00 「ロダン ~魂を捧げた幻想」
7.20 [土] 17:00 「アンナ・カレーニナ」
7.21 [日] 14:00 「アンナ・カレーニナ」
会場:東京文化会館
(問)ジャパン・アーツぴあ 0570-00-1212

【全国公演】
7.13 [土] 15:00 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 「アンナ・カレーニナ」
(問)びわ湖ホールチケットセンター 077-523-7136
7.15 [月・祝] 15:00 グランシップ(静岡)中ホール・大地 「ロダン ~魂を捧げた幻想」
(問)(公財)静岡県文化財団 054-289-9000

エイフマン・バレエ 日本公演2019 特設サイトはこちらから
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ピエタリ・インキネン 日本フィルハーモニー管弦楽団が首席指揮者の契約延長を発表!

日本フィルハーモニー交響楽団は、ピエタリ・インキネンとの首席指揮者の契約を、2020/2021シーズンまで2年間延長することを発表しました。ピエタリ・インキネン(日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者)記者会見レポート
2019年6月6日(木)杉並公会堂グランサロンで行われたヨーロッパ公演報告・次シーズンに向けての記者会見レポートです。ぜひご覧下さい。
日本フィルハーモニー交響楽団「ピエタリ・インキネン記者会見レポート」はこちらから

記者会見の動画はこちらよりご確認いただけます。


◆ピエタリ・インキネンのプロフィールなどアーティストの詳細
http://www.japanarts.co.jp/artist/PietariINKINEN
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【掲載情報】エイフマン・バレエ 「Tokyo Art Navigation」

エイフマン・バレエの公演情報が、「Tokyo Art Navigation」に掲載されました。
ぜひご覧ください!「Tokyo Art Navigation」はこちらから

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「ロダン ~魂を捧げた幻想」と「アンナ・カレーニナ」の使用楽曲のプレイリストを公開中!
エイフマン・バレエ 使用楽曲プレイリストはこちらから



21年ぶり待望の来日!世界に衝撃をあたえ続ける
エイフマン・バレエ 日本公演 2019

7.18 [木] 19:00 「ロダン ~魂を捧げた幻想」
7.19 [金] 19:00 「ロダン ~魂を捧げた幻想」
7.20 [土] 17:00 「アンナ・カレーニナ」
7.21 [日] 14:00 「アンナ・カレーニナ」
会場:東京文化会館
(問)ジャパン・アーツぴあ 0570-00-1212

【全国公演】
7.13 [土] 15:00 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール 「アンナ・カレーニナ」
(問)びわ湖ホールチケットセンター 077-523-7136
7.15 [月・祝] 15:00 グランシップ(静岡)中ホール・大地 「ロダン ~魂を捧げた幻想」
(問)(公財)静岡県文化財団 054-289-9000

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【掲載情報】金子三勇士 家庭画報オンライン

ピアニストの金子三勇士の7月のリサイタルについてが家庭画報オンラインに掲載されました。
ぜひご覧ください!
家庭画報はこちらから

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7月のリサイタルに向けての金子三勇士からのメッセージです。


「ショパン VS リスト」
金子三勇士 ピアノ・リサイタル
2019年7月18日(木)13:30開演 東京オペラシティ コンサートホール
公演詳細はこちらから
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チャイコフスキー国際コンクール 現地レポートVol.2

6月17日(月)から6月29日(土)までロシアで開催中の「第16回チャイコフスキー国際コンクール」の現地レポートをお届けします!Vol.2はピアノ部門に出場の藤田真央の第1次予選について。ぜひご覧下さい!チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門の、第1次予選が行われています。
今回のコンテスタントは25人中23人が男性。しかもロシア人やロシアで勉強している人が多いため、パワフルな重量級サウンドを鳴らすピアニストが次々登場します。あぁ、これこそがチャイコフスキー・コンクールなのだと感じる演奏を、一日中聴くことになります。

第1次予選2日目、この日もトップバッターからロシア系のピアニストが続く中、夜の部最後の奏者として、日本の藤田真央さんが登場しました。
ここモスクワの聴衆には、地元ロシアのコンテスタントを熱心に応援している様子が見受けられます。そんな中、藤田さんがにこやかにステージに登場したときの客席は、「ふーん、次は若い日本人か」という雰囲気でした。ロシア人の人気ピアニストが出てきたときと比べて、拍手の量も少ないのではないかと感じたほどです。

しかし、ここから想像を超えた展開となります。
藤田さんがバッハの最初のフレーズを弾いた瞬間、聴衆の耳がすっと引き寄せられていくのがわかります。「あれ?この日本人、ずいぶん楽しそうにバッハを弾いているな、しかも音が生き生きしているぞ」という心の声が聞こえてくるようです(想像ですが)。
1曲目からブラボーの声がかかり、続くモーツァルトのピアノ・ソナタK330へ。これで決定的に、ほとんどの聴衆が虜になっていたと思います。キラキラとしたみずみずしい音で奏でられるモーツァルトで、今日1日の疲れが吹き飛んでいくようです。
このあとも真央ワールド全開。チャイコフスキーのドゥムカ、ショパンのエチュードOp.25-11、ラフマニノフの絵画的練習曲Op.39-5。そしてフィナーレとなったリストの超絶技巧練習曲第10番。巧みに音の質感と色を変えながら、伸びやかに超絶技巧作品を弾ききる様子に圧倒されて、聴衆は大盛り上がりのスタンディングオベーション、最多となる4回ものカーテンコールがありました。
「特別な関心はありません」という様な状態からスタートした客席のあの変貌ぶりは、正直、これまで体験したことがないほどでした。こちらは、終演後の藤田さんです。明朝からの再びの練習を前に、つかの間リラックスした表情。
夜遅い演奏順だったので、待ち時間を持て余してしまい、舞台に出るまでは緊張したようです。バッハは緊張を抱えたまま弾いたものの、モーツァルトあたりからはものすごく楽しんでいた模様。あのステージで、あの客席の雰囲気を感じられただけでも十分だと、とても嬉しそうでした。実際、藤田真央さんの今夜の演奏はモスクワの聴衆と審査員の記憶にずっと残るのではないかと思います。

6月20日の第1次予選最終日、すべての演奏が終了した後、深夜0時(日本時間21日午前6時)には2次予選に進むコンテスタントが発表される予定です。

高坂はる香(音楽ライター)
Twitter:https://twitter.com/classic_indobu
ピアノの惑星:http://www.piano-planet.com/

Vol.1はこちらから
Vol.3もお楽しみに…

無料ライヴ&ストリーミング配信(avexによるMedici日本語版)はこちらから
https://avex.jp/classics/tch16/

第16回チャイコフスキー国際コンクール 出場者リスト(英語サイト)
https://tchaikovskycompetition.com/en/contestants.bak1/
第16回チャイコフスキー国際コンクール 演奏順リスト(英語サイト)
https://tch16.medici.tv/en/calendar/#filter?instrument=piano

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感動再び!輝く新星たちの響演!!
第16回チャイコフスキー国際コンクール 優勝者ガラ・コンサート
2019年10月8日(火)19:00 東京芸術劇場 コンサートホール
公演詳細はこちらから
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巨匠ゲルギエフ&ロシア芸術の殿堂 マリインスキー歌劇場が総力を結集して贈る
マリインスキー歌劇場 チャイコフスキー・フェスティヴァル2019
マリインスキー歌劇場 チャイコフスキー・フェスティヴァル2019 特設サイトはこちらから