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樫本大進/読売新聞に掲載!ベートーヴェン:トリオ・プロジェクトがスタート

4月15日読売新聞(夕刊)に、樫本大進のインタビューが掲載されました。
ご覧になって下さった方も多いのではないでしょうか?

本人は「偶然のめぐりあわせ」と言っておりますが、最近、樫本大進がベートーヴェンの作品を演奏する機会、しかも日本で演奏する機会が多くあります。

まずは2010年から3年かけての、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲(10曲)演奏&録音プロジェクト。ワーナークラシックスからCDが世界リリースされ、その聴き応えと完成度の高さに広くご高評を頂いています。去る今年2月のリサイタルツアーでも、プロジェクト中に特に強いインパクトを与えていた第7番を演奏し、再度強烈な印象を与えたのは記憶に新しいところです。

そして2015-2016年シーズンは【DAISHIN YEAR】
第1コンサートマスターを務めるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団でもベートーヴェン交響曲全曲(9曲)演奏プロジェクトを展開中。
既に昨秋、ヨーロッパやアメリカでチクルス演奏を行い各地で大反響を呼んでいますが、5月の日本公演でも5日間連続サントリーホール公演で同プログラムが予定されています。

余談ですが、ベルリン・フィルとベートーヴェンといえば、4月8日と10日にベルリン・フィルハーモニーホールで行われたベルリン・フィルの定期演奏会、小澤征爾マエストロが指揮台に立たれた演奏会でもベートーヴェンが演奏されました(ベートーヴェン:合唱幻想曲)。
小澤マエストロの7年ぶりのベルリンフィル指揮台への帰還、ベルリンフィルがマエストロに「名誉団員」の称号をプレゼントしたことでも大きく話題になりました。
その公演には、樫本大進、清水直子、町田琴和など日本人団員はもちろん演奏に参加。
小澤マエストロの出演が決まった昨年12月から胸に抱いてきた嬉しさ・ワクワクを、コンサートで思う存分爆発させたことと思います。

少し話がそれましたので元に戻ります!
今年の11~12月には、今度はベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲での日本公演ツアー
(共演:パーヴォ・ヤルヴィ指揮ドイツ・カンマーフィルハーモニー管弦楽団)も予定されていますが、まずは直近5月に行われる"ベートーヴェンプロジェクト"にもご注目を!

【樫本大進&小菅優&クラウディオ・ボルケス】
 ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲ツアー


樫本大進、ピアノの小菅優、チェロのクラウディオ・ボルケスは、音楽的にも人間的にも相性抜群、互いの音楽に尊敬の念を忘れない旧知の仲です。
この3人で、ツアーを通して全6曲のベートーヴェン:ピアノ三重奏曲に挑みます。
(第4番はヴァイオリンの代わりにクラリネットが入る編成なので割愛します)
この3人が、このように集中して全6曲を一つのツアーで行うのはもちろん初めてのこと。
樫本大進も小菅優も、それぞれにベートーヴェンのソロ作品を全曲演奏するというプロジェクトを終え、樫本についてはオーケストラで交響曲を演奏する機会も得ました。
各々がベートーヴェン音楽に対する解釈や理解を大切に育み、より深く追求してきた数年間を経て「今」だからこそ到達しうるベートーヴェン:ピアノ三重奏曲の深淵を私たちに見せてくれる(聴かせてくれる)に違いありません。
期待せずにはいられない公演なのです。

予定されている公演日程はこちらから

樫本大進は「室内楽は、複数の演奏家で演奏するため、基本的に即興的に遊ぶということは難しい。
でもだからこそ、今回のような友人たちとの室内楽には、特有の面白さがある。
お互いの音楽をわかっているからこそ『次はこう仕掛けてくるだろうな』『こういうアプローチをしてくるだろうな』と予測し合いながら演奏できる。その予想が当たった時も外れた時も、自分が相手の音楽にどう応じていくか、それがなんともスリリングで楽しいのです」と話しています。

舞台上で繰り広げるであろう3人の音楽の間のスリリングな化学反応を、ぜひ聴きにいらしてください。

こちらのベルリン・フィル デジタル・コンサートホールで、小澤征爾指揮ベルリン・フィル公演で演奏する樫本大進をご覧いただけます。(1分25秒くらいから)