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ボリショイ・バレエ初来日の衝撃

ボリショイ・バレエが初来日公演を行ったのは、今からちょうど60年前の1957年。

レペシンスカヤほか一行50余名が、8月28日から約一カ月、新宿コマ劇場と大阪宝塚劇場で『白鳥の湖』より第二幕、『バフチサライの泉』より第三幕、『コッペリア』、『ワルプルギスの夜』、『春の水』など約35演目を上演した。
<1957年の公演チケット>

これまで小編成のツアー・カンパニーこそ来日していたものの、かのボリショイ・バレエがコール・ド・バレエまでをも引き連れ空前の規模で来日するとあって、この大ニュースに日本中が沸いた。
1年前から売り出したチケットは完売、コマ劇場の舞台床には特注のべニアが張られ、借り切った新橋第一ホテルの1階は稽古場に変身した。 
そして迎えた8月28日初日。この公演は歴史に残る1ページを刻むことになる。
レペシンスカヤの見せるダイナミックな飛び込み、超絶技巧の数々、全身からあふれ出てくるエネルギーとプリマの貫禄。ヤグジン、ファルマニヤンツの力強い跳躍、初めて見る片手リフト。そしてコール・ド・バレエの磨き抜かれた技術とアンサンブルの見事さ・・・沸き起る拍手。熱狂する観客・・・。
<1957年の公演プログラム>

ソ連の国立バレエによる極度に完成された公演を目にした観客が各々の胸の内に抱いた感激と興奮は、今もなお、当時のことを熱く話してくれる方々の口調からも伝わってくる。さらに当時の新聞を繰ってみると「幻想美の世界に酔う~戦後最大の熱狂ぶり~」「みごとな舞台に感嘆のため息~気品あふれた”白鳥”~」という大見出しが舞台写真とともに掲載され、オピニオン・リーダー的存在だった女優、作曲家、作家などの文化人が称賛の文章を寄せている。
<1957年 新聞記事>

60年前に行われたボリショイ・バレエ初来日公演、それは日本のバレエ界はもちろん日本の社会全体をも劇的に動かすほどのセンセーションを巻き起こしたのである。

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初来日から60年、バレエの殿堂が魅せる輝きと進化。
ボリショイ・バレエ

6月4日(日)13:00「ジゼル」オブラスツォーワ/ツヴィルコ
6月4日(日)19:00「ジゼル」ザハーロワ/ロヂキン
6月5日(月)19:00「ジゼル」クリサノワ/ラントラートフ
6月7日(水)18:30「白鳥の湖」スミルノワ/チュージン
6月8日(木)13:00「白鳥の湖」シプーリナ/オフチャレンコ
6月8日(木)19:00「白鳥の湖」ザハーロワ/ロヂキン
6月11日(日)18:00「白鳥の湖」ステパノワ/オフチャレンコ
6月12日(月)18:30「白鳥の湖」スミルノワ/チュージン
6月14日(水)19:00「パリの炎」クリサノワ/ラントラートフ
6月15日(木)19:00「パリの炎」シプーリナ/ワシーリエフ
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