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仲道郁代 記者会見レポート

昨年デビュー30周年を迎えたピアニスト仲道郁代が記者会見を行い、今年から始まる10年間の2つのシリーズ、そして3月に行うピアノ・フェスティバルなどについてお話しました。10年の先に音楽家として見出す地平線はどのようなものなのか、ピアニストとして社会に10年の先に音楽家として私が目指すところに到達するためには、人生について考え、芸術からの刺激を受け、先人からの知恵に触れ、世の中に存在する自分を見つめなければならない。そんな思いと共に、これから10年間進んでいきたい。

今年から始まる10年間の2つのシリーズについて・・・
20年前から取り組んでいるベートーヴェンの世界の中には、生きることの哲学が表現されています。哲学的な世界と音楽のもたらす我を忘れるかのような境地、それがマッチした時に私の目指す世界があるのだと思います。今後10年間、春に行うベートーヴェンのソナタを核にしたシリーズでは、彼のソナタに至るまでの作品と、影響を受けた作品を、系統立てそれぞれの回にテーマを設けて演奏します。もう一つの秋のシリーズでは、親密な空間の中でピアノの音色や表現の細やかさをお聴きいただきたいと思います。

曲のレパートリーについて
曲の中にある極めて美しい瞬間、その感覚や世界観を共有したいと思います。心の奥底にある深いもの、人の心のざわつきを定位置に戻してくれるような世界観を求めて弾いていきたい。それを実現するための、曲、ピアニズム、表現の可能性を追求し、レパートリーを拡大していきたい。ピアノ・フェスティバルについて・・・
大好きなピアノを様々な形で知っていただきたい、そんな気持ちで「この指とまれ!」と言い出しましたら素敵な5人の方々がお集まりくださって!本当に嬉しいですし、どんな音空間が生まれるのか本当に楽しみです。ピアノは素晴らしいです。ピアノ音楽が持っている、伝えられる世界を、多くの方々と共有したい。コンサートホールの中でもホールの外でも、年配の方にもお子さん達にも、通の方にも初心者の方にも同じことでそれを知り、味わっていいただきたい・・・と幸せそうに笑顔で語る仲道。

ピアノとともにあった30年を経て、これからもピアノの道を求め続ける姿勢、ピアニストだからこそ考え、伝えたいことを存分に語りました。「無条件にピアノの音が好き」「ステージの上に住みたいくらい」と語る仲道郁代の思いが、皆さまに届きましたら嬉しいです。仲道郁代ピアノ・フェスティバル5台ピアノの豪華響演は3月16日東京芸術劇場、10年プログラムの幕開けベートーヴェンと極めるピアノ道 Vol.1は4月30日サントリーホールです。是非ご注目下さい!

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5台ピアノの響演。名手たちの60指、乱舞!
仲道郁代 ピアノ・フェスティヴァル
2018年3月16日(金) 19:00開演 東京芸術劇場 コンサートホール
公演詳細はこちらから

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ユニオン ツール クラシックプログラム
ベートーヴェンと極めるピアノ道 vol. 1 (全10回)
仲道郁代ピアノ・リサイタル
2018年4月30日(月・休) 14:00開演 サントリーホール
公演詳細はこちらから

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~ロマンティック・メロディ~
仲道郁代(ピアノ)&N響の仲間たち
2018年8月16日(木) 13:30開演 東京オペラシティ コンサートホール
公演詳細はこちらから