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「マリインスキーのすべて」~スペシャル・ガラ~演目紹介

12月2日、12月3日に行われるマリインスキー・バレエ「マリインスキーのすべて」では、バレエ団総出演、喝采の舞台をお届けします!今回は「マリインスキーのすべて」の演目をご紹介いたします!

《ショピニアーナ》全1幕
振付:フォーキン 改訂振付:ワガノワ 音楽:ショパン
1909年にパリでバレエ・リュスにより《レ・シルフィード》として上演され、大成功を収めた全1幕の抽象バレエ。


《眠れる森の美女》よりローズ・アダージョ
振付:プティパ/セルゲーエフ 音楽:チャイコフスキー
ローズ・アダージョは、ヒロインのオーロラ姫の輝くような若い魅力が満開する晴れやかな場面。※1


《ソロ》
振付:ハンス・ファン・マーネン 音楽:J.S.バッハ
マリインスキー・バレエでは、オランダを代表する振付家ハンス・ファン・マーネンによる幾つもの秀作を上演してきた。〈ソロ〉と銘打たれているこの作品で、ステージに現れるのは3人の男性。男たちは交互にソロを踊る。時にシリアスに、時にコミカルに動き続ける彼らは、自分の居場所を追い求める一人の男性の姿でもある。※2


《海賊》第2幕のパ・ド・ドゥ
振付:プティパ 音楽:アダン、ドリゴ
青い海原、人々がにぎわうトルコの奴隷市場・・・《海賊》は異国情緒あふれる色彩豊かなバレエ。冒険に身を投じるギリシャ娘の可憐な美しさ、彼女を崇める海賊の雄々しいヒロイズムが謳われている。※1


《バレエ101》
振付:ゴーティエ 音楽:イェンス=ペーター・アーベレ
シュツットガルトで自身のカンパニーを率いるゴーティエが、シュツットガルト・バレエ団員だった2006年に、同団の関連団体で若手振付家に創作の場を提供するノヴェール協会で発表したソロ作品。古典バレエの技法を会得した振付家とダンサーだからこそ生み出せるウィットに彩られた、小粋な秀作。※2


《フラッシュバック》よりパ・ド・ドゥ
振付:ジヴォイ 音楽:アルヴォ・ペルト
ロンドンで定例開催される「ロシアン・バレエ・アイコン・ガラ(ロシア・バレエの精鋭ガラ)」で、今年2月に初演されたデュオ作品。振付を手がけたジヴォイは、マリインスキー・バレエのコリフェにして、同団が若手振付家育成のために開催しているワークショップ公演の常連出品者でもあり、ネオ・クラシック風の作品から先鋭的な作品まで、多彩な作品を発表してきた。自他共に認める古典バレエの殿堂、マリインスキー・バレエが、現代作品の上演に力を注いでいることを物語る意欲作。※2


《タリスマン》よりパ・ド・ドゥ
振付:プティパ 音楽:ドリゴ
《タリスマン》は、1889年にマリインスキー劇場で初演された。グラン・パ・ド・ドゥは、ヒロインのニリチがお供である風の神ヴァイユと人間界へ下りてゆく場面による。正確なテクニックと同時に、優美さや品格も求められる、難易度の高いナンバー。※3


《別れ》
振付:スメカロフ 音楽:パウエル

音楽は映画『Mr.&Mrs.スミス』の作曲家ジョン・パウエル。当時マリインスキーのダンサーだったエフゲーニャ・オブラスツォーワとウラジーミル・シクリャローフのために振り付けられた。振り付けたスメカロフは、ポリス・エイフマン率いるサンクトペテルブルグ国立バレエ団(エイフマン・バレエ)から'09年、マリインスキー・バレエに移籍している。4分半ほどの作品で、軽快だが情感たっぷりな音楽にのせて男女がそれぞれのソロを踊り、デュエットを踊る。踊り手によってそれぞれ新たなニュアンスが生まれるだろう。今回はコリフェのエカテリーナ・イワンニコワと振付家スメカロフ自身が踊る。※1


《チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ》
振付:バランシン 音楽:チャイコフスキー
音楽は《白鳥の湖》第3幕、黒鳥姫オディールと王子ジークフリートのパ・ド・ドゥ曲として、1877年のボリショイ劇場(プティパ=イワーノフ版の先行版)での初演後にチャイコフスキーが追加作曲した楽曲。その後、行方不明になった楽譜が1953年にボリショイ劇場の資料室で見つかったことを機に、ジョージ・バランシン(1904-83)が独立したパ・ド・ドゥとして振り付けた。※2


《パキータ》よりグラン・パ
原振付:プティパ 改訂振付・構成:スメカロフ/ブルラーカ 音楽:ミンクス
コール・ド・バレエやソリスト、そして主役のダンサーそれぞれの高度なテクニックが光る、豪華絢爛なこのグラン・パは、クラシック・バレエの黄金時代を代表する「クラシックの中でも最もクラシックな」バレエ作品であり、卓越した技術をもつダンサーのみがそれを踊る栄誉に恵まれた。 2017年、グラン・パが初演された本家マリインスキー劇場で、新鋭コレオグラファーであるユーリー・スメカロフが《パキータ》全幕の新たなヴァージョンを上演した。※3

執筆: ※1:小町直美 ※2:上野房子 ※3:梶彩子

「マリインスキーのすべて」のキャストは特設サイトにてご覧いただけます。
ぜひ、12月2日、3日「マリインスキーのすべて」公演、ご期待ください!!


美しく、輝かしい感動がよみがえる・・・
マリインスキー・バレエ

11.28[水] 18:30 「ドン・キホーテ」ヴィクトリア・テリョーシキナ/キミン・キム
11.29[木] 14:00 「ドン・キホーテ」レナータ・シャキロワ/ティムール・アスケロフ
12.5 [水] 18:30 「ドン・キホーテ」レナータ・シャキロワ/フィリップ・スチョーピン
12.2 [日] 18:00 「マリインスキーのすべて」
12.3 [月] 18:30 「マリインスキーのすべて」
12.6 [木] 18:30 「白鳥の湖」ヴィクトリア・テリョーシキナ/ウラジーミル・シクリャローフ
12.7 [金] 18:30 「白鳥の湖」エカテリーナ・コンダウーロワ/ティムール・アスケロフ
12.8 [土] 12:00 「白鳥の湖」ナデージダ・バトーエワ/キミン・キム
12.8 [土] 18:00 「白鳥の湖」エカテリーナ・オスモールキナ/ザンダー・パリッシュ
12.9 [日] 14:00 「白鳥の湖」ヴィクトリア・テリョーシキナ/ウラジーミル・シクリャローフ
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