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エイフマン・バレエ近況ニュース

去る2月6日、サンクトペテルブルクのアレクサンドリンスキー劇場で、ボリス・エイフマンの新作『ピグマリオン・エフェクト』が世界初演されました。エイフマン・バレエfacebook 2月7日投稿より

ピグマリオンは、ギリシャ神話に出てくるキプロスの王。自らが象牙に掘った乙女の彫像に恋焦がれた結果、神の計らいによって、彫像が本当の人間の乙女となり、幸せに暮らした、という神話が残ります。
その神話上の逸話に則り、<周囲の期待によって、期待を受けた人が大きな成績・成果を出す>現象を表す心理学用語が“ピグマリオン効果”。(ミュージカルや映画で知られる『マイ・フェア・レディ』は、まさにその現象を描いた代表作として知られています)

エイフマンによる新作『ピグマリオン・エフェクト』は、このテーマを、ボールルームダンスの世界に当てはめて描いた作品。ワルツ王といわれるヨハン・シュトラウスの曲を全編で使用し、エイフマン作品としては大変珍しい“コメディ”バレエ作品となりました。

エイフマン作品の新作初演は、常にロシアでも話題の的。
初演を控えたリハーサルから、様々なメディア取材が行われ、その様子がエイフマン・バレエのfacebookページにも多数紹介されています。

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男性182cm以上、女性172cm以上、という高身長の美男美女によるスタイリッシュな舞台であることが、ひしひしと伝わってきます!

エイフマン・バレエが目指すのは、ダンサーの身体表現の限りを尽くして、人の内面の世界を表現する-“心理バレエ”の追求。
その精神は、どんな題材の作品であっても、どんな振付であっても(トゥシューズで踊っていようと、裸足で踊っていようと)、どんな音楽であっても、決して変わりません。ぶれることなく、私たち聴衆の胸にストレートに訴えかけてくる力があります。

『ピグマリオン・エフェクト』の大成功から息つく暇もなく、バレエ団は、日本公演でも上演される看板演目『アンナ・カレーニナ』を引っさげ、2月12・13日にはバレエ団初となるカタールのドーハで公演を行いました。バレエ『アンナ・カレーニナ』より

バレエ団はこの後、ロシア国内各地のほか、ジョージア、アゼルバイジャン、そして北米カナダ・アメリカで興奮の渦を巻き起こし、5ヵ月後の7月、21年ぶりに日本にやってきます。




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エイフマン・バレエ
「ロダン ~魂を捧げた幻想」

2019年7月18日(木) 19:00
2019年7月19日(金) 19:00
「アンナ・カレーニナ」
2019年7月20日(土) 17:00
2019年7月21日(日) 14:00
会場:東京文化会館
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