• ニュース

マリス・ヤンソンス メモリアル・コンサート(ミュンヘン)

現地時間、2020年1月15日(水)19:00~(日本時間 16日午前3時)ミュンヘンのガスタイクにて、2019年12月1日に逝去したマリス・ヤンソンスのメモリアル・コンサートが行われます。

ズービン・メータ指揮 バイエルン放送交響楽団
マーラー:交響曲 第2番「復活」

詳細:バイエルン放送交響楽団 サイトこのメモリアル・コンサートに際し、弊社スタッフよりマエストロ・ヤンソンスとの思い出をご紹介します。≪ウィーン少年合唱団とマエストロ≫
2012年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー・コンサートに2度目の登場をしたマエストロ・ヤンソンス。
この年は、ウィーン少年合唱団もトリッチ・トラッチ・ポルカなどで共演しました。
翌年2013年、ウィーン少年合唱団の日本ツアー中でのこと、
同年秋に来日するロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の大きなポスターを少年たちが見つけ、口々に「マエストロだ!」「ヤンソンスさんだ!」と叫び、手を叩き、大喜びをしていたシーンがとても印象に残っています。
優しくて、少年たちにも大人気だったマエストロ・ヤンソンスのご冥福を、心からお祈り申し上げております。


≪最も古いアーティスト≫

マエストロ・ヤンソンスが「自分はジャパン・アーツの最も古いアーティストの一人だ!」と自慢げに仰ってくださったのが、とても光栄だと思っていました。
偉大な芸術家であるのは勿論ですが、素晴らしい人格者として尊敬していました。
心よりお悔やみ申し上げます。


≪大好きなミューザ川崎と鉄板焼き≫
マエストロが鉄板焼きが大好きで、来日の度に毎日の様に鉄板焼きを食べていたこと、ご自宅にも鉄板焼きの調理器具を揃えられたとおっしゃっていていました。
ミューザ川崎シンフォニーホールでは毎回ホールの音響を大絶賛し、川崎市長にも自分はミューザ川崎の宣伝を世界中でしている、と笑顔で話されていました。歩く広告塔だよ!と本当に楽しそうでした。

偉大な芸術家であるだけでなく、あの様に純粋で優しい方はもう二度と出てこないのでは、、、という想いです。


≪常に全身全霊を傾けて≫
マエストロはルーティーンを非常に嫌われていました。
マエストロ・ヤンソンスがバイエルン放送交響楽団を高く評価していたのは、どんな時でも一度としてルーティーンになっている演奏を聴いたことがない。常に全身全霊を傾けて音楽を演奏している、ということでした。マエストロもそういう方でしたので、ゴールデン・カップルだったのです。


≪演奏家があこがれる指揮者≫
ある演奏家が、言ったことがあります。
「自分がどのような音楽家でありたいか、と聞かれたら、私は指揮者、マリス・ヤンソンスのような音楽家でありたい、と思っています。ヤンソンスは素晴らしい音楽家。
私はいつもマエストロの音楽に対する姿勢に心が打たれます。そして、彼を尊敬してやまみません」と。


≪楽団員から愛される指揮者≫
バイエルン放送交響楽団の日本公演でのこと。
演奏が終わると楽団員たちが次々とマエストロの楽屋を訪ね、彼らとの間に強い絆があることを目の当たりにしました。
また楽屋口ではファンの皆さまへの対応をとても丁寧にされていたのが印象的でした。
ジャパン・アーツの社員を心から信頼してくださり、いつも優しく接してくださいました。
私たちにとって仕事のやりがいとは、このような方に日本に来ていただき、演奏していただくことなんだ、と振り返って思います。
ご冥福をお祈りします。