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【新譜情報】レ・ヴァン・フランセ「ロマンティク」(2020年6月3日発売)

Les Vents Francais:Romantique/ロマンティクスーパー管楽器アンサンブル、レ・ヴァン・フランセの前作「モダニスト」に続く新録音、19世紀ロマン派の知られざる管楽器室内楽アンサンブルの名曲。
ピアニストとしてデビューし、作曲家、指揮者としても才能を発揮、ワーグナーの「指環」を上演するほどの活躍ぶりをアウグスト・クルークハルト。51歳の時に書いた木管五重奏曲は、交響曲やオペラも書く作曲者であったことも影響しているようで、各楽器にまんべんなく役割が与えられており、細かい動きと牧歌的なメロディの対比が印象的な作品です。
フランスのベートーヴェンと呼ばれたジョルジュ・オンスロウは、独特のスタイルを生み、ベルリオーズへと受け継がれています。彼のその類稀な才能は特におびただしい数の室内楽に顕著に表れており、サロンで演奏される名手のための協奏曲としての役割を果たしていた木管五重奏曲は、パリの上流社会の人々の趣向を充分満足させるものでした。
ベートーヴェンの親しい友人として、また優れたヴァイオリニストとして現在その名を知られているルイ・シュポア。彼は当時、ベートーヴェンを凌ぐほどの"交響曲作家"であり、とりわけ後期の作品はシューマンに影響を与えるなど優れた作風の作品を残しています。ピアノと管楽のための五重奏曲もドイツ・ロマン派の流れをくんでおり、モーツァルトやベートーヴェンのピアノと管楽のための五重奏曲を指標としていますが、ピアノと管楽器群との掛け合い、半音階的な和音を多用したロマンティックさが、日差しあふれる風景と哀愁を醸し出しています。
現代最高峰の室内楽アンサンブルとしての実力を存分に示している「レ・ヴァン・フランセ」。一人ひとりの奏でる音色の豊かさはもちろん、アンサンブルの精緻さ、そしてドリームチームとしての存在感も驚嘆すべきもので、このアルバムでも各奏者間のやり取りから生まれる丁々発止の対話が、音楽に生き生きとした魅力が増していきます。更にそのどれもが、最高のセンスと色香と息遣いに満ち溢れています。
(ワーナーミュージックジャパンより抜粋)

発売日:2020年6月3日
品番:WPCS-13831 (日本盤のみのUHQCD盤発売)
国内盤ブックレットには、『木幡一誠 氏による解説』を掲載
レーベル:WARNER MUSIC JAPAN
価格:2,800円(税抜)

収録内容:
アウグスト・クルークハルト(1847-1902):木管五重奏曲Op.79
ジョルジュ・オンスロウ(1784-1853):木管五重奏曲Op.81
ルイ・シュポア(1874-1859):ピアノと管楽のための五重奏曲 Op.52

録音:2017年1月6日(1)、2016年4月4日(2)、2017年6月1日(3)、ミュンヘン、バイエルン放送スタジオ

演奏:
レ・ヴァン・フランセ
エマニュエル・パユ(フルート)
フランソワ・ルルー(オーボエ)
ポール・メイエ(クラリネット)
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン)
ジルベール・オダン(バソン)
エリック・ル・サージュ(ピアノ)

詳細・購入:Warner Music Japan

◆レ・ヴァン・フランセのプロフィールは下記をご参照ください。
http://www.japanarts.co.jp/artist/LVF