プロフィールProfile

今世界で最も活躍しているソロ・ヴィオラ奏者。
パリ生まれ。ジャン・スレム、ジェシー・レヴァイン、タベア・ツィンマーマンに師事。ARDミュンヘン(2004年)を始め4つの国際コンクールで1位受賞。
バロックから現代作品まで幅広いレパートリーを持ち、世界初演も多い。2015年にはJ.ヴィットマンに献呈されたヴィオラ協奏曲をP.ヤルヴィ指揮パリ管、ハーディング指揮バイエルン放響及びスウェーデン放響等と初演。この他T. エスケシュ、B. マントヴァーニ、O. ノイヴィルトによる作品の初演も行っている。これまでに、ウィーン・フィル、ボストン響、バイエルン放響、パリ管、チェコ・フィルなどに登場。共演指揮者にはJ.E.ガーディナー、ギルバート、ハーディング、P.ヤルヴィ、マケラ、ネゼ=セガン、パッパーノ、K.ペトレンコ、ラトル、F.X.ロト、ティーレマン等が挙げられる。
フランク・ペーター・ツィンマーマン、クリスチャン・ポルテラとの“トリオ・ツィンマーマン”の創設メンバーでもある他、G.カプーソン、カヴァコス、パユ、ティヴェルギアン等とも室内楽を共演。
23年シーズンは、ティーレマン指揮/ドレスデン国立歌劇場管弦楽団とのヨーロッパ・ツアー、ベルリン・フィル、ニューヨーク・フィル、コンセルトヘボウ管との初共演、韓国のトンヨン国際音楽祭アーティスト・イン・レジデンス、久石譲作曲「ヴィオラ・サーガ」初演等が続く。
ハルモニア・ムンディとの録音が多く、最新のリリースに鈴木優人とのJ.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ ソナタがある。
2013年より今井信子と共にヴィオラ・スペースの企画・プログラミングに携わっている。Habisreutinger財団より貸与されている1672年製ストラディヴァリを使用。

(2023年11月現在 745文字)

ディスコグラフィDiscography

ページ上部へ