ジュスタン・テイラーJustin Taylor
- チェンバロ
プロフィールProfile
ジュスタン・テイラーは2015年に、23歳の若さで、ブルージュ国際古楽コンクール・チェンバロ部門で優勝および聴衆賞ほか2つの特別賞を受賞した。
テイラーは11歳から故郷のアンジェでピアノとチェンバロを学び、その後、パリでチェンバロをオリヴィエ・ボーモン、ブランディーヌ・ラヌーに師事。またピアノをロジェ・ムラロに学んだ。
2016年にアルファ・レーベルよりリリースしたフォルクレのCDはショック賞、グラモフォン誌の“エディターズ・チョイス”などさまざまな賞を受賞。2018年にはドイツ・グラモフォンの「バッハ333」シリーズで2枚組のCDをリリースした。現在テイラーはサフラン財団の支援を受けており、アルファ・レーベルと専属契約を結んでいる。
ソロ・チェンバロ奏者として近年、ルーヴル美術館、ブリュッセル、ロック・ダンテロン音楽祭、ナントのラ・フォルジュルネ音楽祭などでリサイタルを行っているほか、19/20シーズンはアントワープ、バルセロナ、ロンドン公演、初めての日本ツアー、そしてアメリカで公演を行う。またソリストとしてイール・ド・フランス国立管弦楽団、ワロニー室内管弦楽団、ジュネーヴ室内管弦楽団、マンハイム・フィルハーモニー管弦楽団などと共演する。
室内アンサンブル「ル・コンソート」の一員としても活躍を続けており、2017年にロワール国際古楽コンクールで優勝したほか、メゾ・ソプラノのエヴァ・ザイシクと共にアルファ・レーベルからリリースしたデビューCDはさまざまな賞を受賞。2019年9月にはダンドリューのトリオ・ソナタを集めた最新CD「Opus1」をリリースした。ル・コンソートはパリのサンジェ=ポリニャック財団のレジデンシーを務めている。