プロフィールProfile

ニューヨーク・タイムズはアンスネスを「威厳ある優美さ、力強さ、洞察力を有するピアニスト」と評し、ウォール・ストリート・ジャーナルは「同世代で最も才能ある音楽家の一人」と評した。彼はその強力なテクニックと綿密な解釈で国際的な名声を獲得。世界最高クラスのホールでリサイタルを行い、一流オーケストラと共演している。熱心な室内楽奏者でもあり、ローゼンダール室内楽音楽祭の創設者として監督を務めるほか、リソール室内楽音楽祭の共同監督を20年近く務めた。2013年7月にはグラモフォン誌の「殿堂入り」を果たし、2016年5月にはジュリアード音楽院より名誉博士号を授与された。

今シーズンは、ソニー・クラシカルより「ショパン:バラード全曲&夜想曲」をリリース。ベルゲン・フィルのシーズン開幕に登場して話題をさらった後、様々なオーケストラと共演し、モーツァルトの協奏曲では、ミュンヘン・フィル、ブタペスト祝祭管との共演やマーラー・チェンバー・オーケストラとのツアーを行う。本ツアーは、彼が同オーケストラとともに新しく立ち上げ、今後もシーズンをまたいで行う大型連続企画、「モーツァルト・モメンタム 1785/86」の開幕を告げる場ともなる。リサイタルでは、パリ、エッセン、バルセロナにてバリトンのゲルネとシューベルト歌曲を演奏し、色彩感に富んだソロ・プログラムで、パリ、ブリュッセル、フランクフルト、フィレンツェ、モスクワ、サンクトペテルブルグや北米各地を訪れる。

2015年に完結した野心的な偉業「ベートーヴェンへの旅」では、この巨匠の協奏曲を中心に、4シーズンに亘って27か国108都市で合計230回以上の生演奏を行った。同プロジェクトは、ドキュメンタリーDVDが制作され、3巻からなるCDシリーズも大成功を収めた。 彼はソニー・クラシカルと独占的にレコーディングを行っている。さらにはEMIクラシックスから30枚以上のディスクをリリース。グラミー賞には8回ノミネートされ、グラモフォン賞6回を含む多くの国際的な賞を受賞している。またノルウェー王国聖オラフ勲章コマンダーほか、数々の栄誉に輝いている。

1970年ノルウェーのカルメイ生まれ。ベルゲン音楽院のチェコ人教授イルジ・フリンカに学び、ベルギー人ピアノ教師ジャック・ドゥ・ティエージからも貴重なアドバイスを受けた。現在はパートナーと3人の子供とともにベルゲン在住。

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Leif Ove Andsnes "A Beethoven Journey" EPK
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