ベルリン・フィル八重奏団Philharmonic Octet Berlin
- 室内楽
アーティスト・ニュース
- 2024/8/26 【掲載情報】「音楽の友」2024年9月号「特集 あなたが選ぶクラシック・ベストテン 2024」
- 2023/11/27 【掲載情報】ベルリン・フィル八重奏団 (11月27日 東京オペラシティ コンサートホール/12月2日 ミューザ川崎シンフォニーホール)
- 2023/10/27 【出演者変更のお知らせ】ベルリン・フィル八重奏団(ヴィオラ奏者)
- 2023/10/5 ベルリン・フィル⼋重奏団 6年ぶりに来⽇ツアー開催!
- 2023/8/28 【掲載情報】樫本大進インタビュー「旭化成エレクトロニクス」WEBサイト
- 2023/8/3 樫本大進、細川俊夫《祈る人》日本初演!
- 2021/12/13 ル・ポン国際音楽祭~赤穂・姫路 フィルハーモニー・ベルリンより特別オンラインコンサート (生配信) 決定!!
- 2020/6/3 ベルリン・フィル八重奏団が「デジタル・コンサート・ホール」に登場!
- 2020/5/8 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団「ザ・ベルリン・フィル・シリーズ:ウィーンの夕べ」配信!
- 2020/4/21 ベルリン・フィル八重奏団 5/26公演 チケット払戻しのお知らせ
プロフィールProfile
ベルリン・フィル八重奏団は、結成から80年以上という、ベルリン・フィルハーモニーのメンバーが組織する多くの室内楽アンサンブルの中で、もっとも長い歴史と伝統をもつ団体のひとつである。その歴史は、1928年、8人の楽員たちがシューベルトの八重奏曲を演奏するために集まったところから始まった。メンバーは現在に至るまで、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のトップ奏者および世界第一級の演奏家によって構成されており、ヨーロッパをはじめ、世界の諸都市で演奏活動を行っている。 当初はヨーロッパを中心に活動していたが、1954年、初めて7週間の南米ツアーを行い、この頃から始まったアメリカ合衆国、カナダへの再三にわたる演奏旅行で成功をおさめた。その後、アフリカ、韓国、中国、マレーシア、ニュージーランド、オーストラリア、旧ソ連、イスラエルなどの各国や、ザルツブルク、ルツェルン、エディンバラ、ベルリンなどの国際音楽祭にも度々招かれ、日本には1957年の初来日以後、定期的に来日している。また1982年には、ベルリン・フィルの創立100周年記念演奏会にも参加した。 レパートリーは、ウィーン古典派からロマン派の音楽を中心に幅広く、この編成ならではの編曲作品も含まれている。また1958年、ヒンデミットがこの八重奏団のために八重奏曲を作曲し、自らヴィオラを担当して歴史的初演を行ったのをはじめ、ヘンツェ、ブラッハー、テーリヒェン、シュトックハウゼン、イサン・ユンなどの著名現代作曲家が、彼らのために作品を残している。
樫本大進 (第1ヴァイオリン) Daishin Kashimoto (1st Violin)
1996年のフリッツ・クライスラー、ロン=ティボーでの1位ほか、5つの権威ある国際コンクールにて優勝。2010年ベルリン・フィルの第1コンサートマスターに就任。2007年より赤穂国際音楽祭、2008年より姫路国際音楽祭の音楽監督を務める。
ロマーノ・トマシー二 (第2ヴァイオリン) Romano Tommasini (2nd Violin)
イタリア人の両親のもと、ルクセンブルクとフランスで育った。パリで音楽教育を受け、1983年に修了。ナンシー管弦楽団の第1コンサートマスターを務めた後、1989年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の一員となった。
アミハイ・グロス (ヴィオラ) Amihai Grosz (Viola)
1979年イスラエル生まれ。デイヴィッド・チェン、タベア・ツィマーマン、ハイム・タウブに師事。エルサレム弦楽四重奏団の設立メンバー。2010年よりベルリン・フィル第1首席ヴィオラ奏者として入団。楽器は、ガスパーロ・ダ・サロの1570年製のヴィオラ。プライベート・コレクションより、彼に生涯を通じて貸与されている。
クリストフ・イゲルブリンク (チェロ) Christoph Igelbrink (Cello)
1958年、デュッセルドルフ生まれ。1986年ハンブルク国立歌劇場に入団し、1989年よりベルリン・フィルのメンバーとなった。ベルリン・フィル12人のチェリストたち、フィルハーモニー・ピアノ三重奏団ベルリンのメンバーとしても活動している。
エスコ・ライネ (コントラバス) Esko Laine (Contrabass)
1961年、ヘルシンキ生まれ。18歳でフィンランド国立歌劇場のメンバーとなった。1986年以来、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席コントラバス奏者を務め、ソリストとしても演奏している。
ヴェンツェル・フックス (クラリネット) Wenzel Fuchs (Clarinet)
オーストリアに生まれ、ペーター・シュミードルに師事。ウィーンで学んだ後、1993年からベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者となった珍しい経歴の持ち主。名手ライスターの後を継ぎ、類い稀な美音で世界中の奏者、聴衆から注目を浴びている。
シュテファン・ドール (ホルン) Stefan Dohr (Horn)
エッセンとケルンで学び、フランクフルト歌劇場管弦楽団、ニース・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団の首席ホルン奏者を経て、1993年ベルリン・ フィルハーモニー管弦楽団の首席ホルン奏者となる。これまでに彼に捧げられた多く のホルン協奏曲の初演を行なっている。
シュテファン・シュヴァイゲルト (ファゴット) Stefan Schweigert (Fagott)
1985年からベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ファゴット奏者を務める。これまでにシャルーン・アンサンブル・ベルリンのメンバーとしても活動、ヨーロッパ室内管弦楽団やギドン・クレーメル主宰のロッケンハウス音楽祭への音楽祭などにも多数出演。1987年以降はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のカラヤン・アカデミーで教鞭を執る。