セミヨン・ビシュコフSemyon Bychkov
※招聘オーケストラとの来日
- 指揮
アーティスト・ニュース
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- 2023/10/10 【間近割引】セミヨン・ビシュコフ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団<10/29、11/1 東京>
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- 2023/6/30 ジャパン・アーツも協力しています!音響樽熟成ウイスキープロジェクト コンツェルトハウスJB4
プロフィールProfile
1952年サンクトペテルブルク生まれ。1975年に米国に移住し、1980年代半ばよりヨーロ
ッパを拠点に活動。22歳の時に旧ソ連を離れ、1989年にサンクトペテルブルク・フィルハ
ーモニー交響楽団の首席客演指揮者として母国に凱旋。同年にパリ管弦楽団の音楽監督に任命される。
1997年にケルン放送交響楽団の首席指揮者、1998年にドレスデン国立歌劇場の首席指揮者に就任。東西両方の文化に深く根ざすビシュコフは、その後も数々の楽団でキャリアを積み、
2018年にチェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者・音楽監督に就任した。プラハでの本拠地公演を皮切りに、ロンドン、ニューヨーク、ワシントンでの公演を含む国際ツアーで就任シーズンを華々しくスタートさせた。翌年には「チャイコフスキー・プロジェクト」を完結させ、交響曲や管弦楽作品を収録した7枚組CDボックスセットのリリースとともに、各地でレジデンシー公演を展開。また初シーズンには、14作品の新作を委嘱し、同楽団による世界初演とその後の他楽団による欧米での再演につなげた。
2024年には「チェコ音楽の年」を記念し、チェコの作曲家を主役に据えたカーネギーホールでの3公演を含む欧米ツアーを実施。さらに、ペンタトーンからスメタナ生誕200周年にあわせて『わが祖国』、ドヴォルザークの交響曲第7番、第8番、第9番と序曲集『自然と人生と愛』をリリースした。ビシュコフとチェコ・フィルは現在、マーラー・チクルスに取り組んでいる。
ビシュコフのレパートリーは4世紀に及び、生来の音楽性と厳格なロシアの教育法を融合させている。世界の主要なオーケストラや歌劇場で客演しているほか、BBC交響楽団と英国王立音楽院の名誉称号を有し、後者からは名誉博士号を得ている。2015年にはインターナショナル・オペラ・アワード、2022年にはミュージカル・アメリカに「コンダクター・オブ・ザ・イヤー」に選出されている。
1986年、フィリップスとの契約により録音活動を開始。ベルリン・フィル、バイエルン放送響、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、フィルハーモニア管、ロンドン・フィル、パリ管とのアルバムをリリースしている。ケルン放送響との長年にわたるレコーディングでは、ブラームスの交響曲全集に加え、R.シュトラウス、マーラー、ショスタコーヴィチ、ラフマニノフ、ヴェルディ、グラナート、ヘラーなどの作品を手掛けた。1992年にリリースされたチャイコフスキーの『エフゲニー・オネーギン』は、2020年にBBCラジオ3の「ビルディング・ア・ライブラリー」に推奨されるほか、ワーグナー《ローエングリン》は2010年のBBCミュージック・マガジン「レコード・オブ・ザ・イヤー」に、ウィーン・フィルとのシュミット交響曲第2番は2018年の「レコード・オブ・ザ・マンス」に選出されている。
(2025年4月現在)