プロフィールProfile

ウラディーミル・ユロフスキーは、コンサート・シーンのみならず、オペラ界においても世界中から熱い視線が注がれている指揮者の一人である。

2017/18年シーズンより、ベルリン放送交響楽団の首席指揮者・芸術監督に就任。2007年よりロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団の首席アーティスト、ロシア国立交響楽団の芸術監督、ジョルジェ・エネスク音楽祭の芸術監督を務めている。さらに2017年3月には、2021/22年シーズンからバイエルン国立歌劇場の音楽監督へ就任することが発表された。

1972年にモスクワで生まれたユロフスキーは、モスクワ音楽院で学んだのち、ドレスデン、ベルリンにて指揮と声楽コーチを学ぶ。1995年にロンドンのコヴェント・ガーデン王立歌劇場にデビューし、ヴェルディの『ナブッコ』を指揮して大成功を収めた後、1997年から2000年までベルリン・コーミッシェ・オーパー、2000年から2003年までボローニャ歌劇場の首席客演指揮者として活躍。2005年から2009年まではロシア・ナショナル管弦楽団の首席客演指揮者、2001年から2013年までグラインドボーン音楽祭で音楽監督を務めた。
これまでに、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、ゲヴァントハウス管弦楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、シカゴ交響楽団、ボストン交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、クリーヴランド管弦楽団などの世界の主要オーケストラに客演するほか、BBCプロムス、ザルツフルク復活祭音楽祭、ルツェルン音楽祭などにも招かれている。
オペラ指揮者としての活躍も目覚しく、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座、ボリショイ劇場、ドレスデン国立歌劇場などの名だたる歌劇場で客演を重ね、ゆるぎない名声を確立している。
2019年3月、ベルリン放送交響楽団とは初来日ツアーを予定。

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