ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団The Warsaw Philharmonic Orchestra
- オーケストラ
アーティスト・ニュース
- 2025/1/20 【掲載情報】「音楽の友」2025年2月号『音楽評論家・記者が選ぶコンサート・ベストテン&ベスト・アーティスト2024』
- 2024/9/18 【掲載情報】音楽の友10月号「特集Ⅱ 来日演奏家速報2025」
- 2024/2/9 【掲載情報】アンドレイ・ボレイコ指揮 ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(2月7日・2月8日 サントリーホール/2月11日 横浜みなとみらいホール)
- 2024/1/22 【メッセージ】ラファウ・ブレハッチ:シューマンのピアノ協奏曲について
- 2024/1/19 【曲目変更のお知らせ】アンドレイ・ボレイコ指揮 ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(2月7日・2月11日 ブルース・リウ出演)
- 2024/1/10 2024年ジャパン・アーツ『新春キャンペーン』(期間:1/10~1/24)
- 2023/10/31 ピアニスト百華繚乱2023-2024
- 2023/8/29 「ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団」東京・横浜公演のジャパン・アーツぴあオンラインチケットでの先行販売について
- 2021/7/21 ワルシャワ・フィル精鋭メンバーらによる ショパン:ピアノ協奏曲第1番(弦楽五重奏版) 映像配信
- 2019/11/19 「ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団日本公演」記者会見レポート
プロフィールProfile
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団は、最初の公演を1901年11月5日、新たに建設されたフィルハーモニー・ホールの柿落しとして行った。指揮は楽団の共同創設者にして初代音楽監督兼常任指揮者のエミール・ムリナルスキ、ピアノ独奏はイグナツィ・ヤン・パデレフスキであった。
第一次世界大戦前から第二次世界大戦までの間に、ワルシャワ・フィルはすでにポーランド音楽界の中心的存在、そしてヨーロッパの音楽界においても主要な団体のひとつとなっていた。第二次世界大戦直後、楽団の公演は劇場やスポーツ施設にて行われていたが、1955年2月21日、再建された本拠地(ドイツ軍の空襲によって破壊されたホールのかわりに)フィルハーモニー・ホールが開場し、オーケストラは国立管弦楽団の称号を与えられた。新しい監督ヴィトルド・ロヴィツキのもと、ポーランドを代表するオーケストラとしての地位を取り戻した。
1955年から58年にはボーダン・ヴォディチコが芸術監督に就任、その後再びロヴィツキが就任し、77年からカジミエシュ・コルト、2002年からアントニ・ヴィットが総監督兼芸術監督に就任した。13年からヤツェク・カスプシク、19年からアンドレイ・ボレイコが就任。24年からクシシュトフ・ウルバンスキが芸術監督を務めている。
今日、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団は、世界的人気と高い評価を確立。5つの大陸で150以上ものコンサート・ツアーを行い、世界の主要なコンサート・ホールで演奏している。ショパン国際ピアノ・コンクールや“ワルシャワの秋”現代音楽祭でも定期的に演奏を続けている。ポーランド放送や国営テレビ(TVP)、ポーランド国内外のレコード・レーベル及び映画会社との録音も行っている。
ペンデレツキやシマノフスキの壮大なスケールの声楽曲や器楽曲で2013年グラミー賞(6つのノミネーションを含む)を受賞したほか、ディアパソン・ドール、ICMA(国際クラシック音楽賞)、グラモフォン賞、レコード芸術アカデミー賞、クラシカル・インターネット・アワード、カンヌ・クラシカル・アワード、ポーランド・フォノグラフィック・アカデミーのフレデリック・アワードなど数多くの栄誉ある録音関係の賞を受賞している。
(2025年1月)