磨き上げられた至高の響き―

マレイ・ペライア ピアノ・リサイタル

マレイ・ペライア ピアノ・リサイタル

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チケット詳細Ticket Information

① 4月12日(金) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部ネット会員 

② 4月13日(土) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部会員 

③ 4月14日(日) 10:00a.m.~発売  ジャパン・アーツぴあネット会員 

④ 4月20日(土) 10:00a.m.~発売  一般  
※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

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… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可

 

【その他プレイガイド】
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017
チケットぴあ pia.jp/t 0570-02-9999 [Pコード196-334]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード37187〕
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650

 

【特別割引チケット (ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付/事前に電話予約が必要です)】
◎学生席(各ランクの半額/限定)
  *残券がある場合、9/1(日)10:00よりジャパン・アーツぴあコールセンターにて受付をいたします。
  *社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
   (学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
   ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も、学生席は一般価格の半額です。
◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席を会員料金でお求めいただけます。
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。

チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

特別割引
  • ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
チケット購入にあたっての注意事項

こちらからご一読ください

曲目・演目Program

全曲目が決定いたしましたので、お知らせいたします。(2013年9月6日)

バッハ:フランス組曲 第4番 変ホ長調 BWV 815
Bach: French Suite no.4 in E-flat major, BWV 815

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第23番 へ短調「熱情」 Op.57
Beethoven: Sonata No 23 in F minor, Op.57, ‘Appassionata’

– – – – – – – – – – – – – – –

シューマン:ウィーンの謝肉祭の道化 Op.26
Schmann.: Faschingsschwank aus Wien, Op.26

ショパン:即興曲 第2番 嬰ヘ長調 Op.36
Chopin: Impromptu no.2 in F-sharp major, Op.36

ショパン:スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31
Chopin: Scherzo no.2 in B-flat minor, Op.31

 

※当初発表のバッハ:パルティータ(作品番号未定)は、フランス組曲第4番に変更になっております。
また今回ショパンの曲目が新たに決定いたしましたので、お知らせします。

公演によせてMessage

マレイ・ペライアの誠心がいま
私たちに語りかけること

 人生は多くのものを与え、そして、ときには激しく奪ってみせる。しかし、どのような運命であろうと、決して奪い去ることのできないものがある。音楽もそうだ。人の心が深く愛した歌を忘れることはない。
 マレイ・ペライアのピアノは、どんなときも誠実に語りかける。心からの純粋な歌と真摯な語りかけは、ハーモニーや対位法と同じく、この謙虚なピアニストが生きるための必須条件なのだろう。右手の故障に悩むようになったのは1990年代の初めだから、もう20年近くも困難と折り合いをつけながら、自らの音楽をひたすら真率に深めてきたことになる。
 そのペライアが久々に日本を訪れたのは2011年11月、実に8年半ぶりのコンサートとなった。リラックスしたなかに親密さが満ちた名古屋での初日に続き、サントリーホールのリサイタルではさらに雄弁なヴィルトゥオージティが明確に示され、復帰後の強靭さを印象づけるかのようだった。大曲こそ控えられたが、プログラムは近年の’ザ・ベスト・オヴ・マレイ・ペライア’というべき多彩さで、ベートーヴェン、ブラームス、シューマン、ショパンの作品が演奏されていった。とくに親近感を示すドイツ音楽では、活動休止時のバッハ探求からベートーヴェン、ブラームスと辿ってきたペライアの構築力が存分に発揮された。
 この秋のリサイタル・プログラムも充実した内容だ。バッハのパルティータが聴けるのはうれしいし、ベートーヴェン渾身のヘ短調ソナタ(熱情)とシューマンの「ウィーンの謝肉祭の道化」という1980年代に録音も手がけていた名作に、ショパンへの情熱が加わることになる。
 生きることのほんとうの意味など、きっと誰にもわからない。それでも、いつも変わらず信ずるに足る心があることを、ペライアのピアノはまっすぐに謳う。その音が慈しみを湛えて流麗に微笑みかけるのは、ペライアが喪失や痛みのほうではなく、祈りのように自らの生をみつめ続けてきたからに違いない。「私たちの実人生ではそうはいかないけれど、音楽は完全な世界を体現してくれる」と、マレイ・ペライアは語っていた。

青澤隆明 (音楽評論)

全国公演日程National performance

日時
2013/10/15(火)
会場
すみだトリフォニーホール
お問い合わせ先

トリフォニーホールチケットセンター 03-5608-1212

日時
2013/10/19(土)
会場
彩の国さいたま芸術劇場
お問い合わせ先

同左 0570-064-939

日時
2013/10/24(木)
会場
サントリーホール
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

プロフィールProfile

マレイ・ペライア Murray Perahia (ピアノ / Piano)

 コンサート・ステージで40年以上ものキャリアを積み重ねてきたマレイ・ペライアは、現在最も多くの出演依頼を受け、最も聴衆から愛されるピアニストの一人となった。あらゆる一流オーケストラと共演し、世界の主要な音楽シーンにその姿があると言って過言ではない。ピアノと並行して取り組んでいる指揮活動ではアカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ(ASMF)の首席客演指揮者を務め、同楽団を率いてアメリカ、ヨーロッパ、日本、東南アジアで公演を行った。
 ニューヨーク生まれのペライアは4歳でピアノを始め、後にマンネス音楽学校で指揮と作曲を専攻した。数年の間夏を過ごしたマールボロ音楽祭では、R. ゼルキン、カザルス、ブダペスト弦楽四重奏団のメンバーらと共演。時を同じくしてホルショフスキの薫陶を受け、さらに後年にはホロヴィッツと親交を深めた。1972年のリーズ国際ピアノ・コンクールに優勝。1973年にデビューしたオールドバラ音楽祭でブリテンやピアーズらと密接に交流し、ピアーズの歌曲リサイタルでは何度も伴奏を務めた他、1981年から1989年までは同音楽祭の共同芸術監督を務めた。
 今シーズンはメキシコでのデビューリサイタルを含む北米ツアーを敢行している。日本でのリサイタルに続き、11月にオーストラリアのシドニー・オペラハウス、メルボルンで初の演奏会を行う予定である。
 ペライアは幅広く多彩なディスコグラフィを誇っている。2011年に英グラモフォン・アワードに輝いたブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲は、「現在最も価値のある、入手可能なブラームス・リサイタルのひとつ」と評された。ペライアはショパンのエチュード全曲とバッハのイギリス組曲1、3、6番の録音でグラミー賞を2度受賞しており、ノミネートは何度も受けている。またグラモフォン賞も数回受賞している。
 近年は、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲の譜面を丹念に見直し、ヘンレ原典版として出版するという壮大なプロジェクトに乗り出している。
 ペライアは英国王立音楽大学及び英国王立音楽院の名誉評議員を務めており、リーズ大学からは名誉博士号を授与されている。2004年には顕著な音楽的貢献を認められ、英国女王から大英勲章第2位を授与された。

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主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
協力:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

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