―揺るぎない頂点の響き―
クリスティアン・ティーレマン指揮 ドレスデン国立歌劇場管弦楽団<シュターツカペレ・ドレスデン>
- オーケストラ
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曲目・演目Program
ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデンのコンビによる
本邦初披露となる渾身・充実のドイツ・プログラム
ワーグナー:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より “前奏曲”と“愛の死”
Wagner: ‘Tristan und Isolde’ Vorspiel und Isoldes Liebestod
ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調
Bruckner: Symphony No.7 in E major
<10月21日京都公演より>
公演によせてMessage
ティーレマンとシュターツカペレ黄金時代の幕開け
眞鍋圭子(音楽ジャ-ナリスト)
“ティーレマンがシュターツカペレ・ドレスデン(正式名はザクセン州立管弦楽団ドレスデン:Sachsische Staatskapelle Dresden)の首席指揮者に決定”という衝撃的ニュースがヨーロッパ中を駆け巡ったのは2009年秋。翌年5月、ウィーンの楽友協会ホールでこの組み合わせによる初の外部でのコンサートが行われた。ルイジのキャンセルを受けて、ティーレマンが一回の練習で引き受けたとのこと。ウィーンにはとにかく、熱狂的なティーレマン・ファンが多い。この2回のコンサートは数週間前から完売で、舞台上の席も立見席も立錐の余地もない。曲目はベートーヴェンの「コリオラン序曲」とピアノ協奏曲第3番(ピアノ:ブッフビンダー)、R.シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」。ドレスデンを自分のオペラの初演劇場としていたR.シュトラウスの作品は、このオーケストラならではの色彩と暗黙の伝統表現が各所に滲み出た圧巻の演奏。さすがのウィーンっ子達も息を呑んで聴きいっていた。アンコールには練習なしで「マイスタージンガー序曲」。ワーグナーを知り尽くしたティーレマンの細部に渡る微妙な表現に、ワーグナーを首席指揮者に仰いでいたこの楽団が絶妙に反応していた。ウィーンの新聞は、「我らが誇るウィーン・フィルのライバルは、これからはシュターツカペレ・ドレスデンのみである。」とこぞって絶賛していた。
ティーレマンの首席指揮者就任は今年の8月から。しかし、その2年前から彼のドレスデンでのコンサートとオペラの活動は精力的で、すでにアメリカへの演奏旅行も成功裏に挙行。さらなる大ニュースは、来年から5年間、カラヤンが
創設したザルツブルク復活祭音楽祭の総監督を弟子のティーレマンが受け継ぎ、ベルリン・フィルに代わってシュターツカペレがこの音楽祭を引き受けることが発表された。まさに順風満帆のこのコンビが初来日する。「ブラームスの交
響曲第1番」と、極め付きの「ブルックナーの交響曲第7番」、加えて自分達の日常のレパートリーであるワーグナー・オペラの真髄を抽出した序曲を3曲。初期の作品の「リエンツィ」が入っているのが特に嬉しい。
世界最古のオーケストラの一つであるこの楽団の独特の音色と伝統を敬愛するティーレマンとシュターツカペレの、新しい黄金時代の幕開けを日本で体験できる初のチャンスである。
全国公演日程National performance
プロフィールProfile
クリスティアン・ティーレマン Christian Thielemann (ドレスデン国立歌劇場管弦楽団首席指揮者 / Principal Conductor) <2012年8月就任>
ベルリン生まれ。 1978年、ベルリン・ドイツ・オペラのコレペティートアに採用され、この頃より指揮者 としての道を歩み始める。その後カラヤンとの交流も深まり、また、ベルリン・ドイツ・オペラでバレンボイムのアシスタントも務めた。 1982年よりゲルゼンキルヒェン音楽歌劇場、カールスルーエ・バーデン州立劇場、ハノーファーのニーダーザクセン州立劇場にて経験を積み、1985年にデュッセルドルフ・ライン歌劇場の第一カペルマイスター、1988年ドイツ最年少でニュルンベルク州立劇場の音楽総監督に就任。 1991年「ローエングリン」を指揮してベルリン・ドイツ・オペラにデビューし、1993年にはカルロス・クライバーの代役として「ばらの騎士」を指揮してメトロポリタン歌劇場にデビュー。 1995年にはドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、多くのCDやDVDをリリース。 1997年ベルリン・ドイツ・オペラ音楽総監督、2000年バイロイト音楽祭に「ニュルンベルグのマイスタージンガー」を指揮してデビュー。2004年ミュンヘン・フィル音楽総監督を経て、2012年夏よりシュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者に就任する。 2011年10月、ロンドンの王立音楽院の名誉会員、また同月、ワイマールのリスト音楽院から名誉博士号を授与された。
ドレスデン国立歌劇場管弦楽団<シュターツカペレ・ドレスデン> Staatskapelle Dresden
1548年にザクセン選帝侯の宮廷楽団として設立され、460余年の歴史を持つ、世界的に最も古い歴史と伝統を誇るオーケストラの一つ。 17世紀のシュッツ、19世紀のウェーバー、ワーグナー、20世紀のR.シュトラウスに至るまで、重要な作曲家がこのオーケストラと関係を築いてきた。ワーグナーは宮廷楽長をつとめ、この楽団を“奇跡とも呼べるハープ”と称し、その在任中に「タンホイザー」を初演。また、R.シュトラウスの「サロメ」、「エレクトラ」、「ばらの騎士」、「アルプス交響曲」等を初演したオーケストラとしても音楽史に名を残している。 20世紀には、ベーム、コンヴィチュニー、ケンペ、カラヤン、クライバー、ブロムシュテット、シノーポリ、ハイティンクなど錚々たる顔ぶれの指揮者がその指揮台に立った。初来日は1973年。2007年ルイジがドレスデン国立歌劇場の音楽総監督に就任。その後2012年夏、クリスティアン・ティーレマンが首席指揮者に就任する。
主催・協賛
[主催] ジャパン・アーツ/サントリーホール/朝日新聞社
[後援] ドイツ連邦共和国大使館
[協力] ユニバーサルミュージック