デセイの新境地!カサールとの出会いで生まれた初のデュオ・リサイタル!
ナタリー・デセイ&フィリップ・カサール デュオ・リサイタル
- 日時
- 2014年4月14日(月) 19:00
- 会場
- サントリーホール
ピックアップ
◆アンティーム(親密な)リサイタル(2014年4月)
◆ナタリー・デセイに聞く!(2014年2月)
チケット詳細Ticket Information
① 11月23日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員
② 11月24日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員
③ 11月25日(月) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員
④ 11月30日(土) 10:00a.m.~発売 一般
※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可
【その他プレイガイド】
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017
チケットぴあ pia.jp/t 0570-02-9999 [Pコード214-531]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード37135〕
【特別割引チケット (ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付/事前に電話予約が必要です)】
◎学生席(各ランクの半額/限定)
*学生割引のS券にはドリンクは付きません。
*残券がある場合、2/3(月)10:00よりジャパン・アーツぴあコールセンターにて受付をいたします。
*社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
(学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も、学生席は一般価格の半額です。
◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席、A席を会員料金でお求めいただけます。
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
- ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
- チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999
[Pコード●●●-●●●] - イープラスeplus.jp
- ローソンチケット0570-000-407[Lコード●●●]
- 東京文化会館チケットサービス https://www.t-bunka.jp/tickets/ 03-5685-0650
- サントリーホールチケットセンター https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/purchase/ 0570-55-0017
- 紀尾井ホールチケットセンター https://kioihall.jp/tickets 03-3237-0061
- 東京オペラシティチケットセンター https://www.operacity.jp/concert/ticket/ 03-5353-9999
- 横浜みなとみらいホールチケットセンター http://minatomirai.pia.jp/ 045-682-2000
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
【お知らせ】(2014年3月12日)
アーティストの希望により、R. シュトラウスの曲目が一部変更となりました。
また、一部演奏曲順が変更になっております。
クララ・シューマン C.Schumann
5つの歌曲より「美しいために私を愛するのなら」(リュッケルト) 作品12-2
Liebst du um Schönheit (Rückert)
ユクンデによる6つの歌より「ひそやかな語らい」(ロレット) 作品23-3
Geheimes Flüstern hier und dort (Rollet)
6つの歌曲より「彼らは互いに愛し合っていた」(ハイネ) 作品13-2
Sie liebten sich beide (Heine)
3つの詩より「風雨の中を彼はやって来た」(リュッケルト) 作品12-1
Er ist gekommen in Sturm und Regen (Rückert)
ブラームス Brahms
4つの歌より「ひばりの歌」(カンディドゥス) 作品70-2
Lerchengesang (Candidus)
5つの歌曲より「私の歌」(フライ) 作品106-4
Meine Lieder (Frey)
5つの歌より「秘めごと」(カンディドゥス) 作品71-3
Geheimnis (Candidus)
デュパルク Duparc
旅への誘い(ボードレール)
L’Invitation au voyage (Baudelaire)
恍惚(ラオール)
Extase (Lahor)
R.シュトラウス R.Strauss
5つの歌より「私の心は迷う」(ヘンケル) 作品48-2
Ich schwebe (Henckell)
おとめの花より「すいれん」(ダーン) 作品22-4
Wasserrose (Dahn)
2つの歌より「春のひしめき」(レーナウ) 作品26-1
Frühlingsgedränge (Lenau)
8つの歌より「夜」(ギルム) 作品10-3
Die Nacht (Gilm)
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フォーレ Fauré
3つの歌より「夢のあとに」(ビュシーヌ) 作品7-1
Après un rêve (Bussine)
2つの歌より「月の光」(ヴェルレーヌ) 作品46-2
Clair de lune (Verlaine)
2つの歌より「牢獄」(ヴェルレーヌ) 作品83-1
Prison (Verlaine)
5つのヴェネツィアの歌より「マンドリン」(ヴェルレーヌ) 作品58-1
Mandoline (Verlaine)
5つのヴェネツィアの歌より「ひめやかに」(ヴェルレーヌ) 作品58-2
En sourdine (Verlaine)
プーランク Poulenc
気まぐれな婚約(ヴィルモラン)
Les Fiançailles pour rire (Vilmorin)
1.アンドレ夫人 La Dame d’André
2.草の中に Dans l’herbe
3.飛んでる Il vole
4.私の屍は長手袋のように柔らかだ Mon cadavre est doux comme un gant
5.ヴァイオリン Violon
6.花 Fleurs
ドビュッシー Debussy
現れ(マラルメ)
Apparition (Mallarmé)
アリエルのロマンス(ブルジェ)
Romance d’Ariel (Bourget)
※曲目・曲順は変更になる可能性がございます。
公演によせてMessage
秘めやかで濃密な、愛の世界を歌う
ナタリー・デセイの新境地に、乞うご期待!
この世のものとは思えない高く浮遊する夜の女王や、驚異的なツェルビネッタで登場したナタリー・デセイ。以後は「ハムレット」や「ランメルモールのルチア」「連隊の娘」などでわたしたちを魅了し続けてきた。最近では゛究極の目標゛と語っていた「椿姫」に挑戦し、鮮烈なヴィオレッタ像を確立。その後も「ジュリアス・シーザー」のクレオパトラなどで持ち前の演技力をフルに発揮している。
そのナタリーが、またも4回転半宙返りの超絶技巧を駆使して着地したのが「リート」という新境地だった。じつはこれにはあるエピソードがある。今回共演するフィリップ・カサールはドビュッシーのスペシャリストとして知られ、ラジオ番組を持っている。そこにドビュッシーと親しかった祖父から譲り受けたという未発表の手稿楽譜を所有している老婦人から投稿があった。そこでドビュッシーの4曲の未発表歌曲が見つかり、カサールはナタリーを口説いてドビュッシーの歌曲を集めたCDを2012年にリリースしている。それが縁で、いまナタリーはカサールとの「デュオ・リサイタル」を各地で開催しているのだ。
今回ナタリーが歌うのは、珠玉のドイツ・リートと得意のフランス歌曲。クララ・シューマンの曲はリュッケルトやハイネの愛の詩に作曲された優しいリート。デュパルクやフォーレやドビュッシーの曲は、ボードレールやヴェルレーヌやマラルメのすてきな詩に作曲されている。かつて女優を夢見ていたナタリーが、その表現力を駆使して歌う、秘めやかで濃密な愛の世界。リートは歌う人の豊かな人生がにじみ出るもの。
これはぜったい聴き逃せません!
石戸谷結子(音楽ジャーナリスト)
全国公演日程National performance
- 日時
- 2014/4/14(月)
- 会場
- サントリーホール
- お問い合わせ先
ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040
- 日時
- 2014/4/16(水)
- 会場
- 東京芸術劇場
- お問い合わせ先
公益財団法人 都民劇場 03-3572-4311
プロフィールProfile
ナタリー・デセイ Natalie Dessay (ソプラノ / Soprano)
1990年ウィーン国立歌劇場で開かれた国際モーツァルト・コンクールで優勝して注目され、パリ・オペラ・コミック座でオペラ・デビューを飾る。
1992年パリ・オペラ座バスティーユに「ホフマン物語」のオランピア役で出演。1993年にはリヨン国立オペラでもオランピアを歌い、同役は、2001年までに異なる8つのプロダクションで歌うこととなった。1994年「魔笛」の夜の女王役、翌年ドリーブの「ラクメ」に挑戦し、直後にはミラノ・スカラ座にオランピア役で出演。1996年には「アラベッラ」のフィアカーミニ役でメトロポリタン・オペラ(MET)にデビュー。以後世界の名だたる歌劇場で名声を広める。
2001年、悲願であった「ランメルモールのルチア」、続いて「夢遊病の女」に挑戦。2003年には「ハムレット」のオフィーリア役で、英国ロイヤル・オペラに初出演した。2004年ジュネーヴでマスネ「マノン」、2005年METでグノー「ロメオとジュリエット」に挑戦。2006年サンタフェで「魔笛」パミーナ役のデビューも果たした。その直後にはバスティーユに「ルチア」で凱旋。2007年「連隊の娘」のマリー役に挑戦し、このプロダクションはロンドンとウィーンで上演され大好評を博した。
2007年9月には「ルチア」でMETのシーズンオープニングを飾り、2008年にもMETで「ルチア」と「連隊の娘」に出演。この模様は、METライブ・ビューイングで、世界各地に放映された。2009年アン・デア・ウィーン劇場にてドビュッシー「ペレアスとメリザンド」に挑戦。この年の夏、遂に「椿姫」のヴィオレッタ役がレパートリーに加わり、パリでは同年秋「ラ・ボエーム」のムゼッタ役、2011年ヘンデル「ジュリオ・チェーザレ」のクレオパトラ役に挑戦。夏にはエクサン・プロヴァンス音楽祭の新製作「椿姫」に出演した。
2007年英国ロイヤル・オペラでの「連隊の娘」の演技で、2008年度ローレンス・オリヴィエ賞を受賞。CDやDVDも数多く、CDはディスク・ドール賞を2度受賞し、DVDはプラチナ・ディスクを獲得している。
フィリップ・カサール Philippe Cassard (ピアノ / Piano)
1985年パリでのクリスタ・ルートヴィヒとのジョイント・リサイタルを行って以来、フィリップ・カサールは協奏曲のソリスト、リサイタル演奏者、室内楽奏者として国際的な名声を確立している。1988年にはダブリン国際ピアノコンクールで1位に輝いた。
これまでロンドン・フィル、バーミンガム市響、BBCフィル、BBCウェールズ、フランス国立管等の世界的なオーケストラ、ネヴィル・マリナー、ジェフリー・テイト、ウラディーミル・フェドセーエフ、シャルル・デュトワ等、世界一流の指揮者と共演している。
ドビュッシーのピアノ曲全曲演奏会(1日4公演)は、各メディアでも大きく取り上げられ、その後ロンドン、ダブリン、パリ、リスボン、シドニー、シンガポール、東京でも開催されている。デッカから発売されたドビュッシーの録音は、1994年フランスのディスク大賞を受賞。
室内楽でも膨大なレパートリーを誇り、ナタリー・デセイ、ヴォルフガンク・ホルツマイアー、ポール・メイエ、イザベル・ファウストなどと共演を重ねている。
2012年にはナタリー・デセイと「ドビュッシー歌曲集~月の光」(ヴァージン・クラシック)を録音。
2005年よりピアノ専門のラジオ番組の司会を務め、週1回300回以上の放送を行っている。この番組は2007年に「ベストラジオ番組」として受賞するほどの人気番組になっている。
主催・協賛
主催:ジャパン・アーツ
後援:在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本