躍進目覚ましい最も旬な俊英チェリスト!
ニコラ・アルトシュテット 無伴奏チェロリサイタル
- 弦楽器
- 日時
- 2023年2月19日(日) 14:00
- 開場 / 終演予定
- 13:15 / 16:15
ピックアップ
チケット詳細Ticket Information
チケット発売情報
- ① 10月8日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
- ② 10月15日(土) 10:00a.m.~発売 一般
TELWEB - ③ 10月15日(土) 10:00a.m.~発売 学生
TELWEB
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曲目・演目Program
- J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV1007
- J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番 二短調 BWV1008
- J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 ハ長調 BWV1009
- J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第4番 変ホ長調 BWV1010
- J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番 ハ短調 BWV1011
- バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調より “サラバンド”
関連動画
- Nicolas Altstaedt performs Bach's Cello Suite No. 5 in C Minor, BWV 1011
公演によせてMessage
鬼才が挑む超王道〜ニコラ・アルトシュテット、バッハ《無伴奏チェロ組曲》への期待
1982年生まれのニコラ・アルトシュテットは、今もっともスリリングなアーティストの一人だ。チェリストと紹介されるが指揮もする。音楽祭のプロデューサーでもあり、レパートリーもバロックから同時代ものまで幅広く、時にジャンルを超える。モダン楽器とピリオド楽器を自在に弾き分けるのも魅力的だ。結果、彼のチェロは一人のアーティストが奏でているとは信じられない多彩な音色とダイナミックな表現に満ち、どんな作品にも鮮やかな輪郭を与える。作品が生まれた時代の風を感じさせるのも、あらゆる時代の奏法に通じた彼ならでは。どんな時も変わらないのは、演奏の芯に潜む音楽へのアグレッシブな情熱だ。
これまで、ソロやオーケストラとの共演で日本の聴衆を魅了してきたアルトシュテットが、いよいよチェロ作品の王道中の王道であるバッハの《無伴奏チェロ組曲》を披露する。1本のチェロのありとあらゆる可能性を追求したバッハの《無伴奏》は、あらゆるチェリストの垂涎の的であり、試金石でもある。アルトシュテットもリサイタルではしばしば取り上げるが、全曲録音はまだ。名作であると同時にストイックな作品でもあるため、とりわけピリオド奏法だと淡白になりがちだが、2018年にハイドン・フィルを率いて来日した際、聴き手をぐいぐい巻き込む思い切りのいいピリオド奏法で熱狂を呼び起こしたアルトシュテットのこと、新鮮な驚きに満ちた熱い演奏になることは間違いない。今回は全6曲の《無伴奏》のうち5曲が披露されるが、とりわけ調弦の異なる《第5番》では、アルトシュテットの大胆なアプローチが活かされそうだ。
今もっとも旬なチェリストが魅せる、究極の名曲の新たな貌。これが話題でなくて、なんだろう。
音楽物書き 加藤浩子
全国公演日程National performance
プロフィールProfile
ニコラ・アルトシュテット Nicolas Altstaedt (チェロ, Cello)
美しい音色と、楽々とこなす技巧性で知られるドイツ・フランス系のチェリスト、現在活躍中のチェリストの中でも、最もクリエイティブで、多才な一人である。ソリスト、弾き振り、そして室内楽でも世界的に定評があり、バロック音楽から現代曲までの幅広いレパートリーの演奏で聴衆を魅了している。これまでにブリュッセルのボザール、カーネギーホール、パーク・アベニュー・アーモリー、パリのシャンゼリゼ劇場、トロントのケルナー・ホールでリサイタル・デビューを果たしている。2017/18シーズンには、ヘルシンキ・フェスティバルでエサ=ペッカ・サロネン作曲のチェロ協奏曲を作曲者の指揮の下フィンランド初演し賞賛され、アムステルダムのコンセルトヘボウで「アーティスト・イン・スポットライト」を務めた。2012年にギドン・クレーメルから後継者に選ばれ、ロッケンハウス室内楽音楽祭の芸術監督に就任。2014年にはアダム・フィッシャーの後継としてハイドン・フィルハーモニックの芸術監督にも就任し、ウィーン・コンツェルトハウス、エステルハジ・フェスティバルで定期的に演奏し、最近では中国・日本ツアーを行っている。また、新作の初演にも積極的に取り組み、トーマス・アデスやヨルグ・ヴィットマン、ブライス・デスナー、ファジル・サイ、セバスティアン・ファーゲルルンドなどの作曲家と演奏を行っている。2016年には、ピアニスト・コンポーザーであるハウシュカに映画監督のフェデリーコ・フェリーニの台本にインスパイアされたチェロ協奏曲を委嘱し、同曲はロンドンとデュースブルクで初演された。ロッケンハウス・フェスティバルでの最近の室内楽の録音は、2020年のBBCミュージック・マガジンの室内楽賞、及び同年のグラモフォン賞を受賞した。ハイペリオンで録音したアルカンジェロとジョナサン・コーエン共演によるC.P.E.バッハの協奏曲集は、2017年のBBCミュージック・マガジンの協奏曲賞を受賞し、ワーナークラシックのファジル・サイ共演のリサイタルのコーディングは2017年のエジソン・クラシック賞を受賞している。
主催・協賛
- 主催
- ジャパン・アーツ