アフタヌーン・コンサート・シリーズ 2023-2024

若き俊英たちによる“戦場のメリークリスマス”

ピックアップ

ご来場の皆様へ 感染予防のご案内

【インタビュー】“作曲家・坂本龍一”の作品をクラシック界の俊英の演奏で<前編>
【インタビュー】“作曲家・坂本龍一”の作品をクラシック界の俊英の演奏で<後編>
中野翔太と成田達輝が語る、新たな“作曲家・坂本龍一”に出会うコンサート

チケット詳細Ticket Information

チケット発売情報

  1. ① 5月13日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
  2. ② 5月20日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
  3. ③ 7月31日(月) 10:00a.m.~発売 学生 TELWEB
  • WEBインターネットで購入可
  • TELジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212

※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

特別割引
  • ◎シニア・チケット=65歳以上の方はシニア料金でお求めいただけます。
     全席指定 ¥5,000
  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
チケット購入にあたっての注意事項

こちらからご一読ください

曲目・演目Program

坂本龍一 作曲
  • 戦場のメリークリスマス *ピアノ・ソロ
  • Parolibre 
  • The Sheltering Sky 
  • SONATA 
* * *
  • Andata *箏ソロ
  • M.A.Y. in The Backyard 
  • A Flower Is Not a Flower 
  • Peace for Illia 
  • ラストエンペラー 
  • 戦場のメリークリスマス 

=ピアノ、ヴァイオリン
=ピアノ、ヴァイオリン、箏

※曲目は変更になる場合がございます。

公演によせてMessage

私は15歳からニューヨークにあるジュリアード音楽院へ留学したのですが、10年間留学生活を送る中、自分が日本人であるということを強く意識するようになりました。自分は何故西洋音楽を演奏しているのか?思春期真っ只中ということもあり、今まで意識したことのない疑問が湧いてきて負のスパイラルに陥りました。そんな時坂本龍一さんの音楽がすっと耳に入ってきました。「ああ、音楽ってこういうものだ」と思いました。それから坂本さんの音楽を聴き漁る日々。そのような中でそれまでの悩みも吹っ切れていました。そんな尊敬する坂本さんの目の前で、ご本人の作品を、坂本さん愛用のピアノで演奏、収録する機会が突然訪れた昨年9月。まるで夢の中にいるような一日でした。坂本さんの71年間の生涯の中での一日、その時間を、音楽を通して共有させていただけたこと、この日のことは一生忘れません。ご冥福をお祈りいたします。

中野翔太


坂本龍一さんとYMOのファンである母の影響で、幼い頃から私は坂本さんの音楽に親しんできました。そんな私が初めて坂本さんにお会いしたのは、昨年9月に彼のレコーディングに参加した時です。血気盛んで自由な学生時代に作曲したという作品を演奏しました。本当に楽しかったです。
それから私は、何度も坂本さんへ、音楽家としての思いの丈をお伝えしてきました。「私にとって坂本さんはもう一人のお父さんのようです」「光栄です」そんなやり取りをしたのはつい最近のこと。私が取り組む音楽ユニットに「mumyo」と命名していただいたり、坂本さんの存在がより身近になりました。このアフタヌーン・コンサートが企画され、ようやく詳細も決まり、坂本さんに演奏のアドバイスをいただこうと思っていた矢先の訃報…
—今、私たちの心の中に、坂本さんが溶けてゆきました。彼の魂を感じながら、この公演を坂本龍一さんに捧げます。

成田達輝

プロフィールProfile

中野翔太  Shota Nakano (ピアノ, Piano)

江戸弘子に師事し1999年からニューヨークに滞在。2009年ジュリアード音楽院大学院を卒業。第15回出光音楽賞受賞受賞。これまでにシャルル・デュトワ、小澤征爾、小林研一郎、ウラディーミル・アシュケナージ、大植英次、ジョナサン・ノットなど国内外の指揮者、ウィーン・フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団など主要オーケストラなどと共演多数。現代作曲家の信頼も篤く、東京オペラシティ主催「B→C」、神奈川県民ホール主催「浜辺のアインシュタイン」に出演した他、2022年には坂本龍一氏の指名によりピアノとオーケストラの作品を演奏。同時期にNHKで放映された『新・日本のピアノ』での演奏は大きな反響を呼んだ。クラシックを基盤に、作曲、編曲、ジャズ演奏を行うとともに、浜松国際ピアノアカデミーの講師を務めるなど後進の指導なども積極的に行っている。

プロフィールページ
https://www.japanarts.co.jp/artist/shotanakano/
もっとみる

成田達輝 Tatsuki Narita (ヴァイオリン, Violin)

ロン=ティボー国際コンクール(2010)で第2位およびセサム賞受賞、エリザベート王妃国際音楽コンクール(2012)にて第2位およびイザイ賞受賞。超絶技巧と詩情豊かな音楽性に、フランス誌では「パガニーニの再来」と評された。 ペトル・アルトリヒテル、オーギュスタン・デュメイ、ピエタリ・インキネンなど世界を舞台に活躍する著名指揮者や、国内外のオーケストラと多数共演し高い評価を得るとともに、リサイタルやジャンルにこだわらない様々なアーティストとの室内楽においても圧倒的なテクニックと多彩な表現力を披露している。現代作曲家とのコラボレーションも積極的に行っており、2022年9月には坂本龍一のヴァイオリンソナタを録音。これを機に氏との交流が生まれた。2022年11月に作曲家の山根明季子・梅本佑利とともに結成した音楽ユニットmumyoは坂本龍一によって命名された。使用楽器は、アントニオ・ストラディヴァリ黄金期の“Tartini”(1711年製)。宗次コレクションより貸与されている。

プロフィールページ
https://www.japanarts.co.jp/artist/tatsukinarita/
もっとみる

LEO (箏, Koto) 【特別出演】

1998年生まれ。カーティス・パターソン、沢井一恵の両氏に師事。16歳でくまもと全国邦楽コンクールにて、史上最年少で優勝を果たす。セバスティアン・ヴァイグレ、井上道義、鈴木優人、秋山和慶、読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団などと共演。「情熱大陸」「題名のない音楽会」「徹子の部屋」などに出演。2022年には箏奏者として初めてブルーノート東京でライブを開催。また、同年SUMMER SONICに異例の出演を果たしたことでも話題を集めた。出光音楽賞、神奈川文化賞未来賞受賞。

LEOオフィシャルウェブサイト
https://leokonno.com/
もっとみる

主催・協賛

主催
ジャパン・アーツ
ページ上部へ