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新たな黄金時代を迎えたビシュコフ&チェコ・フィル―――第一級のソリストたちと共に贈るオール・ドヴォルザーク・プログラム!
セミヨン・ビシュコフ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 (東京)
- オーケストラ
パブロ・フェランデス出演(チェロ)
- 日時
- 2023年10月29日(日) 14:00
- 開場 / 終演予定
- 13:15 / 16:00
藤田真央出演(ピアノ)
- 日時
- 2023年10月31日(火) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:15 / 21:00
ギル・シャハム出演(ヴァイオリン)
- 日時
- 2023年11月1日(水) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:15 / 21:00
ピックアップ
文化庁劇場・音楽堂等の子供鑑賞体験支援事業対象公演
(対象:公演当日、小学校1年生~18歳以下。)
こちらでご案内する公演は、子供たちが劇場・音楽堂等において本格的な実演芸術を鑑賞・体験等する機会を提供する取組を文化庁支援のもとで行われるものです。子供無料招待席を設け、広く募集いたします。どうぞこの貴重な機会に、ひとりでも多くの子供たちに本物の舞台にふれて、舞台芸術のすばらしさをご実感いただけますと幸いです。この度の「セミヨン・ビシュコフ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団」10/29(日)、11/1(水)公演では子供無料招待席を設け、広く募集いたします。どうぞこの貴重な機会に、ひとりでも多くの子供たちに本物の舞台にふれて、舞台芸術のすばらしさをご実感いただけますと幸いです。
セミヨン・ビシュコフ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
2023年10月29日(日) 14:00開演 サントリーホール
2023年11月1日(水) 19:00開演 サントリーホール
応募期間:2023年7月1日(土)~2023年7月27日(木)
抽選結果:2023年8月2日(水)配信予定
こちらの応募は終了いたしました。
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チケット詳細Ticket Information
チケット発売情報
- ① 5月27日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
- ② 6月3日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
- ③ 8月30日(水) 10:00a.m.~発売 学生 TELWEB
- WEB … インターネットで購入可
- TEL … ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
【ジャパン・アーツぴあオンラインチケット会員限定 間近割引】
対象公演:2023年10月29日(日) 14:00 サントリーホール [パブロ・フェランデス出演(チェロ)]
2023年11月1日(水)19:00 サントリーホール [ギル・シャハム出演(ヴァイオリン)]
販売期間:2023年10月11日(水)10:00~10月25日(水)9:59まで
販売価格:S席 定価¥22,000 → S席 特別価格¥20,000
※予定枚数終了の場合、お受けできませんのでご了承ください。
ジャパン・アーツぴあ オンラインチケット (無料会員)のご案内
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はシニア料金でお求めいただけます。
S席¥21,000 A席¥17,000 - ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
- サントリーホールチケットセンター suntory.jp/HALL/ 0570-55-0017
- チケットぴあ t.pia.jp [Pコード 241-765]
- イープラス eplus.jp
- ローソンチケット l-tike.com [Lコード 33498]
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
- 2023年10月29日(日) 14:00 サントリーホール
- ドヴォルザーク:序曲「オセロ」Op.93 B.174
- ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 B.191 [チェロ] パブロ・フェランデス
- ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 作品88 B.163
- 2023年10月31日(火) 19:00 サントリーホール
- ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」Op.92 B.169
- ドヴォルザーク:ピアノ協奏曲 ト短調 作品33 B.63 [ピアノ] 藤田真央
- ドヴォルザーク:交響曲第7番 ニ短調 作品70 B.141
- 2023年11月1日(水) 19:00 サントリーホール
- ドヴォルザーク:序曲「自然の中で」Op.91 B.168
- ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53 B.108 [ヴァイオリン] ギル・シャハム
- ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 作品95 B.178「新世界より」
- 2023年10月29日(月) 14:00 サントリーホール
- カタルーニャ民謡/カザルス編:鳥の歌 (チェロ独奏) (チェロ:パブロ・フェランデス)
- ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
- 2023年10月31日(火) 19:00 サントリーホール
- プーランク:15の即興曲集より第12番「シューベルトを讃えて」 (ピアノ独奏) (ピアノ:藤田真央)
- ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
- 2023年11月1日(水) 19:00 サントリーホール
- ウィーラー:アイソレーション・ラグ (ヴァイオリン独奏) (ヴァイオリン:ギル・シャハム)
- ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第2集 第2番Op.72-2
- ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
公演によせてMessage
ソロ、指揮者、オーケストラあいまっての期待のドヴォルザーク・ツィクルス
セミヨン・ビシュコフが首席指揮者・音楽監督を務めるチェコ・フィルとともに2度目の来日を果たす。前回2019年のこのコンビの来日も、ビシュコフが就任直後の蜜月時代にすでにこのオーケストラと切り拓いていた新しい世界──それは、このオーケストラの伝統的な音を土台にしながらも、極上のセンスと彫琢の極みを行く響きをブレンドした独特のものだったが── を垣間見せてくれたが、コロナ禍を挟んでそれから4年、まさにビシュコフがかつてパリ管やケルン放送響とともになし遂げてきた相即不離の関係が再び築かれようとしている。
2019年の公演でも、このオーケストラの十八番とも言えるスメタナの《わが祖国》に、ビシュコフならではの太い筆致による量感ある音楽を聴かせてくれたし、ドヴォルザークの《新世界より》が来日プログラムに上がっていたコンビだが、今回はそのドヴォルザーク作品がまさに中心になる。3曲の後期交響曲に3曲の協奏曲。聴き手がこのオーケストラに対して抱く期待をまさにくすぐるような、そしてチェコ・フィル元来の持ち味、その得意のレパートリーをみごとに手中に収めたことをビシュコフ自らが宣言するかのような、自信満々のラインアップである。
ソリストの顔ぶれがまた豪華絢爛を超えて、むしろ挑発的でさえある。マドリッド出身で、現在もっとも注目すべき若手チェリストのフェランデス、同世代の並み居るピアニストのなかでももっとも個性的で、ある意味従来の日本人演奏家の枠組みを超え出てしまい、ひとつひとつの演奏会に常に注目せざるを得ないほどの藤田真央、そして甘美な音色と卓越した技術ですでに長らくヴァイオリン界のトップに君臨するギル・シャハム。これら途方もなく異なった才能のそれぞれに、どのようなアプローチがビシュコフ側から打ち出されるのか、どのような化学反応がオーケストラから示されるのか? 3公演すべて漏れなく聴いてみたくなるほど、憎いばかりの来日公演ではないか。
長木誠司(音楽評論)
全国公演日程National performance
★パブロ・フェランデス ◎藤田真央 ■ギル・シャハム
プロフィールProfile
セミヨン・ビシュコフ Semyon Bychkov (音楽監督 Music Director, 首席指揮者 Chief Conductor)
1952年レニングラード(現・サンクトペテルブルグ)生まれ。1975年アメリカに移住し、1980年代半ばよりヨーロッパをベースに活躍している。 2013年のチェコ・フィルとの公演に続いて、彼は同楽団と「チャイコフスキー・プロジェクト」を開始。コンサート・シリーズやスタジオ録音などを通して、チャイコフスキーの音楽を追求する喜びを共有している。同プロジェクトでは、2016 年秋にデッカ・レーベルから交響曲第6番「悲愴」(カップリングは幻想序曲「ロメオとジュリエット」、1年後には「マンフレッド交響曲」をリリース。そして2019年秋には、チャイコフスキーの交響曲全曲、3つのピアノ協奏曲、弦楽セレナード、「フランチェスカ・ダ・リミニ」などが収録されたボックスセットの発売と、それに続く同楽団のプラハ、東京、パリ、ウィーンでの公演で最高潮を迎えた。 ソビエト連邦を離れてから14年後の1989年、彼は母国に戻り、サンクトペテルブルグ・フィルハーモニー交響楽団の首席客演指揮者に就任。そして同年、パリ管弦楽団の音楽監督に就任した。また、その数年前からニューヨーク・フィル、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管などの楽団で活躍し、国際的なキャリアが活発になった。1997年にはケルン放送交響楽団の首席指揮者、1998年にはドレスデン国立歌劇場の首席指揮者に就任。2018年10月、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者・音楽監督としての任期をスタートさせた。 ビシュコフは、欧米の主要オーケストラや歌劇場で指揮をしている。チェコ・フィルのタイトルの他、BBC交響楽団の名誉称号も与えられ、BBCプロムスには毎年登場している。また2015年のインターナショナル・オペラ・アワードでは、「コンダクター・オブ・ザ・イヤー」に選出された。
パブロ・フェランデス Pablo Ferrandez (チェロ, Cello)【10/29出演】
1991年スペイン生まれ。2015年にはチャイコフスキー国際コンクールに入賞。
近年バイエルン放送交響楽団、ロンドン・フィル、イスラエル・フィル、ウィーン響など、またリサイタルや室内楽では、マルタ・アルゲリッチ、ギドン・クレーメルらと共演を重ねている。
藤田真央 Mao Fujita (ピアノ, Piano)【10/31出演】
17年第27回クララ・ハスキル国際ピアノ・コンクール優勝。19年チャイコフスキー国際コンクールで第2位を受賞。ルツェルン音楽祭、ヴェルビエ音楽祭、ラ・ロック=ダンテロン国際ピアノフェスティバル、ツィナンダリ音楽祭など主要な音楽祭へ定期的に出演。23年1月カーネギー・ホールにてソロ・リサイタルデビュー。22年10月専属契約を果たしたソニークラシカルよりモーツァルト:ピアノ・ソナタ全曲集を発売。
ギル・シャハム Gil Shaham (ヴァイオリン, Violin)【11/1出演】
ギル・シャハムは完璧なテクニック、比類なき優しさと寛大な心を併せもち、アメリカを代表する巨匠としての地位を不動のものとしている。常に名高いオーケストラや指揮者から招かれ、世界有数のコンサートホールや音楽祭で活躍する。定期的にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、パリ管弦楽団などと共演をしている。使用楽器は、1699年製のストラディヴァリウス「ポリニャック伯爵夫人」。
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 Czech Philharmonic Orchestra
創設127年のチェコ・フィルハーモニー管弦楽団は、1896年1月4日に有名なルドルフィヌムでの創立公演でオール・ドヴォルザーク・プログラムを演奏したが、指揮をしたのは作曲者自身であった。チェコ・フィルは、祖国の作曲家の音楽の解釈において絶対的な信頼を得ていると同時に、ブラームス、チャイコフスキー、そして1908年に自作の交響曲第7番を同楽団で自ら指揮したマーラーの音楽との深い関係性が知られている。 1945年、首席指揮者のラファエル・クーベリックが、チェコスロヴァキアの解放に感謝を捧げる公演で同曲を指揮し、その45年後にはまた、チェコスロヴァキアの最初の自由選挙を記念する曲に選んだ。チェコ・フィルの誇り高き歴史は、ヨーロッパの中心に本拠地を構える地域性と、チェコ共和国の不安定な政治の歴史を反映しており、スメタナの「わが祖国」が、強力なシンボルとなっている。
主催・協賛
- 主催
- ジャパン・アーツ/日本経済新聞社
- 特別協賛
- 後援
- チェコ共和国大使館
文化庁 劇場・音楽堂等の子供鑑賞体験支援事業(10/29と11/1のみ)