森谷真理 ソプラノ・リサイタル Vol.2 Spirits of Language ~言葉に宿るもの~
- 声楽
- 日時
- 2023年10月31日(火) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:20 / 20:30
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チケット詳細Ticket Information
チケット発売情報
- ① 6月3日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
- ② 6月10日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
- WEB … インターネットで購入可
- TEL … ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
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その他プレイガイド
- 王子ホールチケットセンター 03-3567-9990
- チケットぴあ t.pia.jp [Pコード 242-500]
- イープラス eplus.jp
- ローソンチケット l-tike.com [Lコード 33155]
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
- カロル・シマノフスキ:歌曲集《スウォピェヴニェ》 Op. 46
1. ことさくら
2. あをき言の葉
3. 聖フランチェスコ
4. ガマズミの館
5.ヴァンダ - パウル・コンスタンティネスク:ドブロジャ舞曲(ピアノ・ソロ)
- モーリス・ラヴェル:歌曲集《2つのヘブライの歌》
1. カディッシュ
2. 永遠の謎 - リリ・ブーランジェ:「明るい庭から 」「行列」(ピアノ・ソロ)
- リリ・ブーランジェ:歌曲集《空の広がり》
1. 彼女は野原を谷間へと降りていった
2. 彼女はおそろしく快活だ
3. 時々ぼくは悲しくなる
4. ひとりの詩人がこう言った
5. ぼくのベッドの裾のところに
6. もしこのすべてがただのくだらない夢で
7. ぼくらはお互い深く愛し合おう
8. あなたはぼくを見た、あなたの魂すべてで
9. 去年咲いていたリラの花は
10. 二本のおだまきの花が
11. ぼくが苦しんできたことは
12. ぼくは彼女のものだったメダルを持っている
13. 明日でちょうど1年になる
※曲目・曲順等が変更になる場合がございます。
【休憩についてのお知らせ】(2023年6月14日現在)
当初予定しておりました途中休憩は挟まず実施するため、終演予定時刻が20:30頃に変更となります。
⇒ 詳細はこちら
公演によせてMessage
~ 言葉に宿るもの ~
24歳で世を去った夭折の作曲家であるリリ・ブーランジェ(1893年-1918年)のことは、アメリカの留学時代から心に留めていながら、なかなか向き合う機会がないまま長いこと時間が経っていました。ある時、ピアニストの山田武彦さんにリリ・ブーランジェの存在をお知らせいただき、歌曲集《空の広がり》に出会い、今回のリサイタルのメイン曲としてご一緒することになりました。
偶然にも2023年が作曲家の生誕130周年にあたるということで、この約40分間にわたる大曲(全13曲)をご紹介する意義を感じています。また、歌曲集「スウォピェヴニェ」(全5曲)はポーランドを代表する作曲家のシマノフスキの作品ですが、とりわけ言葉と音楽が密接に結びついた珠玉の作品です。
私の音楽の根幹は、「音」と共に「言葉」にあり、そしてその「言葉に宿る波動」であるということを感じています。
ぜひ皆様の感性で“言葉に宿るもの” を感じとっていただければ幸いです。
森谷真理
プロフィールProfile
森谷真理 Mari Moriya (ソプラノ, Soprano)
武蔵野音楽大学声楽科、同大学院声楽専攻を首席で卒業後、マネス音楽院プロフェッショナルスタディーズコース修了。2006年、レヴァイン指揮《魔笛》夜の女王役に抜擢され、鮮烈なメトロポリタン歌劇場デビューを飾り、アメリカ各地で活躍の場を広げた。ヨーロッパでは、アイルランド・オペラ《トゥーランドット》リュー役でのデビューを皮切りに、ウィーン・フォルクスオーパー、ライプツィヒ・オペラ、スコティッシュ・オペラ、グラインドボーン音楽祭、バーゼル歌劇場等に客演。2010年から2014年まで、オーストリアのリンツ州立劇場の専属歌手として、モーツァルト、ドニゼッティ、ロッシーニ、ベッリーニ、ヴェルディ、プッチーニ、ワーグナー、R.シュトラウス等の作品に出演し、またフィリップ・グラス《失われたものの痕跡》《アクナーテン》《サティヤーグラハ》、モーリッツ・エッガート作曲、世界初演《テラ・ノヴァラ》の現代作品でも活躍。日本では2014年にびわ湖ホール《リゴレット》でデビューし、東京二期会《魔笛》《ばらの騎士》《蝶々夫人》《サロメ》《ルル》、兵庫県立芸術文化センター《夏の夜の夢》、日生劇場《後宮からの逃走》《ランメルモールのルチア》、びわ湖ホールプロデュースオペラ《ラインの黄金》《ワルキューレ》《神々の黄昏》《ローエングリン》《ニュルンベルクのマイスタージンガー》《こうもり》、三河市民オペラ《イル・トロヴァトーレ》《アンドレア・シェニエ》、バッハ・コレギウム・ ジャパン《ポッペアの戴冠》、調布国際音楽祭《劇場支配人》《後宮からの誘拐》、新国立劇場では《カルメン》《ばらの騎士》《蝶々夫人》《ジュリオ・チェーザレ》等、話題の作品に出演。近年では2022年5月にはドレスデンのザクセン州立劇場《蝶々夫人》に主演し、大きな注目を集めた。コンサートレパートリーも幅広く、バッハのカンタータ、《マタイ受難曲》《ヨハネ受難曲》、ヘンデル《サムソン》《メサイヤ》、モーツァルト《ハ短調ミサ》《レクイエム》、ペルゴレージ《スターバト・マーテル》、ヴェルディ《レクイエム》、ドヴォルザーク《テ・デウム》、ベートーヴェン《第九》《ミサ・ソレムニス》、オルフ《カルミナブラーナ》、マーラー交響曲作品、プーランク《人間の声》、ベルク《ヴォツェックより3つの断章》、R.シュトラウス《4つの最後の歌》等で高評された。2022年には第1回目の歌曲リサイタルとして、「Schumanns&Mahlers」と題し、ロベルト&クララ・シューマン、アルマ&グスタフ・マーラーといった作曲家同士の二組の夫婦の作品によるコンサートを紀尾井ホールで開催。今後も定期的に歌曲リサイタルを行っていく予定である。
- 公式ホームページ
- https://marimoriya.com/
山田武彦 Takehiko Yamada (ピアノ, Piano)
東京藝術大学作曲科卒業、同大学院作曲専攻修了。1993年フランス政 府給費留学生としてパリ国立高等音楽院ピアノ伴奏科に入学、同クラスの7種類の卒業公開試験を、審査員の満場一致により首席で一等賞(プルミエ・プリ)を得て卒業。フランスの演奏団体である2e2m、L’itineraire、Triton2等でソリストとして演奏し、現代音楽の紹介を務める。またフランス北部のランス市において大戦後50周年記念式典のために、ヘブライ語による委嘱作品を発表。帰国後はピアニストとして数多くの演奏者と共演、的確でおおらかなアンサンブル、色彩豊かな音色などが好評を博し、コンサート、録音、放送等の際のソリストのパートナーとして厚い信頼を得る。近年は「クラシックカフェ」マスター役、「イマジン七夕コンサート」「山田武彦と東京室内歌劇場」“浅草オペラ”ロングラン公演の音楽監督を担当するなど、ユニークなコンサートの企画にも参加している。これまで洗足学園音楽大学に於いて作曲及びピアノコース統括責任者を歴任。現在同大学教授、東京藝術大学招聘教授。全日本ピアノ指導者協会正会員、日本ソルフェージュ研究協議会理事、日本ピアノ教育連盟会員。
主催・協賛
- 主催
- ジャパン・アーツ
- 特別協賛
- Jane Iredale