深化する孤高のピアニズム
クリスチャン・ツィメルマン ピアノ・リサイタル
- ピアノ
- 日時
- 2023年12月2日(土) 17:00
- 開場 / 終演予定
- 16:15 / 19:00
- 日時
- 2023年12月4日(月) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:20 / 21:00
- 日時
- 2023年12月13日(水) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:20 / 21:00
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チケット詳細Ticket Information
チケット発売情報
- ① 7月29日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
- ② 8月5日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
- ③ 10月2日(月) 10:00a.m.~発売 学生 TELWEB
- WEB … インターネットで購入可
- TEL … ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はシニア料金でお求めいただけます。
S席¥17,000 A席¥13,000 - ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(東京公演はジャパン・アーツぴあコールセンターで、横浜公演は神奈川芸術協会で受付)
その他プレイガイド
- 神奈川芸術協会 kanagawa-geikyo.com/ 045-453-5080 (横浜公演のみ)
- サントリーホールチケットセンター suntory.jp/HALL/ 0570-55-0017 (東京公演のみ)
- 横浜みなとみらいホールチケットセンター minatomirai.pia.jp 045-682-2000 (横浜公演のみ)
- チケットぴあ t.pia.jp [Pコード 247-497(横浜) 246-920(東京)]
- イープラス eplus.jp
- ローソンチケット l-tike.com [Lコード 33237(横浜) 35102(東京)]
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
- ショパン:夜想曲 第2番 変ホ長調 Op. 9-2
- ショパン:夜想曲 第5番 嬰へ長調 Op. 15-2
- ショパン:夜想曲 第16番 変ホ長調 Op. 55-2
- ショパン:夜想曲 第18番 ホ長調 Op. 62-2
- ショパン:ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調「葬送 」Op. 35
- ドビュッシー:版画
- シマノフスキ:ポーランド民謡の主題による変奏曲 Op. 10
- 2023年12月4日(月) 19:00 サントリーホール
- ラフマニノフ:10の前奏曲 二長調 Op. 23-4
- 2023年12月13日(水) 19:00 サントリーホール
- ラフマニノフ:13の前奏曲 嬰ト短調 Op. 32-12
- ラフマニノフ:10の前奏曲 二長調 Op. 23-4
公演によせてMessage
ツィメルマンを聴く――それは作品と一体となること。
彼は第1音から異次元の世界、幻想的な世界、夢幻的な世界へと聴き手をいざなう
クリスチャン・ツィメルマンは来日公演のたびに新たなレパートリーを披露して聴き手の心を高揚させているが、ずっと演奏したいといい続けてきたカロル・シマノフスキの作品をようやく2022年に録音した。(英『グラモフォン賞 2023』「録音賞(ピアノ部門)」を「シマノフスキ:ピアノ作品集」で受賞。) 大半が福山で収録され、 21年のシューベルト・アルバムも柏崎で録音され、22年には第33回高松宮殿下記念世界文化賞音楽部門を受賞した。これほど日本とは縁が深く「日本公演は特別な意味合いをもつ」と語る彼は、常に来日公演のプログラムに細心の注意を払い、いまの自分を投影させ、こだわりの選曲を行う。
「私はひとつの作品を完全に自分の音楽にするまで約10年はかけます。日々のピアノの過酷なまでの練習と研鑽は、高い頂を目指して一歩一歩登っていくような地味な作業。その思いを演奏から受け取ってほしいのです」
真摯で思慮深く、一途に作品の内奥へと没入していく演奏は、聴き終わると拍手も忘れてしまうほどの深い感動をもたらす。今回のプログラムは、長年の愛奏曲であるショパンの夜想曲、ピアノ・ソナタ第2番から始まり、後半は最近各地で演奏しているドビュッシーの「版画」、そしてシマノフスキが並ぶ。彼は4歳のときにシマノフスキのオペラと出会い、「自分の思考に合う音楽だ」と感じたそうだ。「ポーランド民謡の主題による変奏曲」はポーランド南部タトラ地方の民謡がもとになっている。ツィメルマンの作品に対する研究と造詣の深さ、熱き思いを受け取りたい。
ツィメルマンを聴く――それは作品と一体となること。彼は第1音から異次元の世界、幻想的な世界、夢幻的な世界へと聴き手をいざなう。その響きを全身に纏う至福の時間がまた訪れる!!
音楽ジャーナリスト 伊熊よし子
全国公演日程National performance
プロフィールProfile
クリスチャン・ツィメルマン Krystian Zimerman (ピアノ, Piano)
ツィメルマンの初舞台は1962年の7歳の少年時代まで遡る。18歳で「ショパン国際ピアノコンクール」で優勝。翌年、レコード・デビューして以降、ヘルベルト・フォン・カラヤン、小澤征爾ら多くの巨匠と共演。指揮者で作曲家のレナード・バーンスタインとは15年以上にわたる交流があった。ショパン没後150周年(1999年)の前年には、ポーランド出身の音楽家で編成した「ポーランド祝祭管弦楽団」を結成。ベートーヴェン生誕250周年(2020年)には、この楽聖のピアノ協奏曲を全曲再録音した。1978年以来、たびたび来日し、2021年12月のサントリーホールの公演が日本での275回目の公演となった。2003年には東京にも自宅を構えたほどの親日家。「ピアニストは楽器に興味をもつべきだ」が持論。自ら調律し、組み立てるなどピアノのメカニズムや音響学に精通し、作品解釈を極めることが、精緻で繊細な演奏を支えている。フランスのレジョン・ド・ヌール勲章受賞(2005年)、ポーランドにおける民間人の最高勲章である、星付きコマンドルスキ十字勲章(Polonia Restitua Commandeur Cross with Star)(2013年)など、栄誉ある名誉博士号や勲章を受賞。2022年には第33回高松宮殿下記念世界文化賞音楽部門を受賞。
主催・協賛
- 主催
- ジャパン・アーツ (東京公演) / 神奈川芸術協会 (横浜公演)
- 後援
- 駐日ポーランド共和国大使館 / ポーランド広報文化センター / 在日スイス大使館
- 協力
- ユニバーサルミュージック / 横浜みなとみらいホール (横浜公演のみ)