800年の歴史を誇る名門聖歌隊と荘厳なパイプオルガンによる聖夜の調べ
ドレスデン聖十字架教会合唱団 クリスマス・コンサート
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チラシ等で一部の曲目を発表しておりましたが、全曲目が決定いたしましたのでお知らせいたします。
一部の曲目が当初発表のものから変更になっておりますが、何卒ご了承のほどお願い申し上げます。
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ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
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東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
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◎学生席(各ランクの半額/限定)
*残券がある場合、9/5(水)10:00よりジャパン・アーツぴあコールセンターにて受付をいたします。
*社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
(学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も、学生席は一般価格の半額です。
◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席を会員料金でお求めいただけます。
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。
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チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
【全曲目決定のお知らせ】(11月13日現在)
チラシ等で一部の曲目を発表しておりましたが、全曲目が決定いたしましたのでお知らせいたします。
一部の曲目が当初発表のものから変更になっておりますが、何卒ご了承のほどお願い申し上げます。
株式会社 ジャパン・アーツ
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作者不詳(15世紀イタリアの聖歌):荘厳、至福の三位一体 <合唱4声>
Anonymus 15. Jahrhundert : Alta trinita beata
コダーイ:待降節の歌(来たれ救い主よ) <合唱3声>
Z.Kodaly : Ádventi ének (Veni, veni Emmanuel)
レーガー:「8つの宗教的歌」作品138より第4曲《聖母さまの夢》 <合唱4-6声>
M. Reger : Unser lieben Frauen Traum from Acht geistliche Gesänge, Op.138
ブルックナー:アヴェ・マリア <合唱7声>
A. Bruckner : Ave Maria
グリーグ:めでたし、海の星よ <合唱6声>
E. Grieg : Ave maris stella
メルケル:クリスマス・パストラール 作品56 <オルガン・ソロ>
G. Merkel: Weihnachtspastorale G-Dur Op. 56
※オルガン・ソロ曲について
16世紀の民謡(G.ヴォルターズ版):いばらの森を行くマリア <合唱5声によるモテット>
Volkslied, 16. Jhd. Satz : Gottfried Wolters : Maria durch ein Dornwald ging
メンデルスゾーン:「教会暦のための6つの箴言」作品79より《待降節》、《クリスマス》
F. Mendelssohn- Bartholdy : Advent und Weinacht
グルーバー:きよしこの夜 <合唱4声>
F. Gruber : Stille Nacht
16世紀のメロディ(プレトリウス版):ばらは咲きいで <合唱4声>
Melodie, 16. Jhd. Satz: Praetorius : Es ist ein Ros entsprungen
民謡(U.シーチャ版):耳を澄ませて <ソプラノ独唱と4声の男性合唱>
Volklied. Satz: Ulrich Schicha : Lasst uns lauschen
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
英国民謡:賛美歌103番「牧人、羊を」 <合唱4声>
Englische Volksweise : The first Nowell
フランス民謡(C.ウッド版):ディン・ドン!空高く <合唱4声>
Französische Volksweise aus dem 16. Jh. Satz: Charles Wood : Ding dong, merrily on high
シュルツ(U.シーチャ版):来たれ、汝ら子供たちよ <合唱4声>
J.A.P. Schulz : Ihr Kinderlein, kommt
ギルマン:ヘンデルのテーマによる行進曲 <オルガン・ソロ>
A. Guilmant: Marche sur Georg Friedrich Händels ?Hoch tut euch auf!”
※オルガン・ソロ曲について
バッハ/グノー:アヴェ・マリア <合唱、オルガン>
J.S.Bach(Bearbeitung: Charles Gounod): Ave Maria
ウェイド(D.ウィルコックス編曲):賛美歌111番「神の御子は今宵しも」<合唱4声>
J.F. Wade (Bearbeitung: David Willcocks) : O come, all thee faithful
ホプキンズ:我らはきたりぬ <テノール独唱と男性合唱>
J.H.Hopkins : We three kings of orient are
民謡(C.ティール版):賛美歌102番「諸人声をあげ」 <合唱5声>
Volksweise (Satz: Carl Thiel) : In dulci jubilo
ヘンデル:オラトリオ「メサイア」より 第42番コーラス《ハレルヤ》 <合唱4声、オルガン>
G.F.Händel : Halleluja from Messiah No. 42
公演によせてMessage
聖夜に満ちる天使の歌声
ひの まどか(音楽作家)
ボーイ・ソプラノやボーイ・アルトの小さくてあどけない少年たち。テノールやバスの長身紅顔の美青年たち。舞台に並ぶ彼らの姿に観客の口元は自ずとほころぶ。が、それも束の間のこと。ひとたび彼らが歌い始めるや、その驚異的な合唱能力と高度な声楽技術に、聴き手は思わず背を正す。これぞ、世界最古の歴史を誇る名門聖歌隊「ドレスデン聖十字架合唱団」の比類なき実力と威力なのだ。
古来ヨーロッパのキリスト教会では聖パウロの教え「女性は教会で沈黙すべし」が固く守られて、「合唱児童」と呼ばれる美しい声の少年たちが高音部のパートを歌ってきた。まだ柔らかい彼らの喉から発せられる細く澄み切った神秘の音色は、万人に「天使の歌声」を連想させて、千の説教よりも雄弁に聖書の教えを伝えたのである。
この伝統は今に受け継がれ、ヨーロッパの教会の多くは専属の少年合唱団を擁している。その中の最高峰が、かつてザクセン王国の首都として栄えた壮麗なバロック建築の都ドレスデンの、聖十字架教会に属するこの合唱団だと言っても過言ではない。彼らの完璧なテクニックと豊かな芸術性こそ、ドイツ楽界の天才たちシュッツ、バッハ、ウェーバー、ワーグナー、R.シュトラウスなどが活躍し、オペラと教会音楽が共にドイツ一栄えた「音楽の都」ドレスデンの伝統が生み出したものなのだ。
合唱団単独の来日としては2008年に次いで3回目となる今回は、クリスマス本来の、そして彼らの活動の根幹を成す宗教音楽の名曲を中心に歌ってくれる。これに名オルガニスト、ホルガー・ゲーリングのソロと伴奏も加わって、会場は天使の歌声と荘厳なパイプオルガンの響きに満ちるドレスデンの聖夜の雰囲気に染まるだろう。
全国公演日程National performance
- 日時
- 2012/11/29(木)
- 会場
- 岐阜 ふれあい福寿会館 サラマンカホール ●
- お問い合わせ先
同左 058-277-1110
- 日時
- 2012/12/1(土)
- 会場
- 大阪 シンフォニー・ホール
- お問い合わせ先
ABCチケットセンター 06-6453-6000
- 日時
- 2012/12/3(月)
- 会場
- 札幌 札幌市教育文化会館 ●
- お問い合わせ先
コープさっぽろ 011-671-5698
- 日時
- 2012/12/4(火)
- 会場
- 札幌 札幌市教育文化会館 ●
- お問い合わせ先
コープさっぽろ 011-671-5698
- 日時
- 2012/12/5(水)
- 会場
- 函館 函館市民会館 ●
- お問い合わせ先
はこだて音楽鑑賞協会 0138-32-1773
- 日時
- 2012/12/7(金)
- 会場
- 東京 東京オペラシティ コンサートホール
- お問い合わせ先
ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040
- 日時
- 2012/12/9(日)
- 会場
- 中新田 中新田バッハホール ●
- お問い合わせ先
|同左 0229-63-7367
●市原 愛(ソプラノ)
プロフィールProfile
ドレスデン聖十字架教会合唱団 Dresdner Kreuzchor
ドレスデン聖十字架教会直属の組織としてスタートし、800年近い歴史をもつ世界で最も古い少年合唱団の一つとして世界にその実力を示している。古くは大バッハやモーツァルトがこの合唱団を賞賛し、メンバーからはペーター・シュライヤー(テノール)、テオ・アダム(バス)らの歌手や、バッハ演奏の権威と言われたカール・リヒター他多くの著名な音楽家を生み出している。 全寮制の合唱団には9歳から19歳までの少年150人が在籍し、ソプラノ、アルト、テノール、バスの声域をそれぞれが担当している。伝統に深く根ざした活動をする一方で、合唱団は数々のコンサートホールにも迎えられ、さらには諸外国を巡り、アメリカ、日本、イスラエルなどでも親しまれるようになった。また、そのたぐい稀な美声を買われてオペラのソリストとして招かれたメンバーは、「トスカ」や「魔笛」で世界的な評判を獲得している。 合唱団のレパートリーは初期バロック作品から、バッハの受難曲、カンタータはもちろん、現代作曲家の作品や民謡まで多岐にわたる。また当地の名門オーケストラであるドレスデン国立歌劇場管弦楽団、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団とも定期的に共演している。
クロイツカントール(音楽監督・指揮):ローデリッヒ・クライレ Roderich Kreile, Kreuzkantor
1956年生まれ。宗教音楽と合唱指揮をミュンヘンで学び、教会音楽家としての評価を地元のみならず広範囲で瞬く間に確立した。ミュンヘン音楽大学の教授を務めたほか、1994年にはミュンヘン・フィルハーモニー合唱団の指揮者に就任。オルガニスト、講師としてもドイツ内外から招聘を受けている。 1997年より、プロテスタント教会音楽の中で最も名誉な役職である、ドレスデン聖十字架教会合唱団の第28代クロイツカントール(音楽監督)に就任。以来、この名門合唱団の評価をさらに高いものにしている。
ホルガー・ゲーリング Holger Gehring (オルガン / Organ)
1969年ドイツ北西部のビーレフェルト生まれ。2004年よりドレスデン聖十字架教会のクロイツオルガニストに就任。ドレスデン・フィルやドレスデン・シュターツカペレのメンバーとの共演、聖十字架教会合唱団の海外ツア-の伴奏を務めるほか、オルガンとチェンバロのソリストとして数カ国を飛び回っている。オルガンに関する出版、CD、放送、TV収録などがある。
主催・協賛
[主催] ジャパン・アーツ
[後援] ドイツ連邦共和国大使館