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ブルース・リウ ピアノ・リサイタル

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ブルース・リウ インタヴュー
【インタビュー】ブルース・リウ 6月ロッテルダム・フィルと共演

*公演チラシ画像、PDFは2025年2月時点の情報です。

チケット詳細Ticket Information

チケット発売情報

ブルース・リウ ピアノ・リサイタル (2025年3月17日、18日) 公演のジャパン・アーツぴあオンラインチケットでの先行発売について

①ジャパン・アーツぴあオンラインチケット抽選先行販売 WEB

受付期間:10月19日(土)10:00~22日(火)23:59
結果配信:10月23日(水)18:00以降

  1. ① 10月26日(土) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
  2. ② 11月2日(土) 10:00a.m.~発売 一般 

    TELWEB
  3. ③ 2025年2月17日(月) 10:00a.m.~発売 学生 

    TELWEB
  • WEBインターネットで購入可
  • TELジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212

※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

特別割引
  • ◎シニア・チケット=65歳以上の方はシニア料金でお求めいただけます。
     S席¥9,000
  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
チケット購入にあたっての注意事項

こちらからご一読ください

曲目・演目Program

  • チャイコフスキー:「四季」より1月~6月
  • チャイコフスキー/ワイルド編:バレエ《白鳥の湖》より 4羽の白鳥たちの踊り
  • スクリャービン:ピアノ・ソナタ第4番 嬰ヘ長調 Op.30
* * *
  • チャイコフスキー:「四季」より7月~12月
  • プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第7番「戦争ソナタ」 変ロ長調 Op.83

※当初発表された曲目から一部変更がございます。

  • チャイコフスキー:6つの小品より 感傷的なワルツ op.51-6
  • ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43より 第15変奏
  • ショパン:アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 op.22より

関連動画

  • Bruce Liu - Tchaikovsky: The Seasons, Op. 37a: X. October. Autumn Song (Official Music Video)

公演によせてMessage

静けさのさきに

 やがてすべては静けさのうちにいだかれる。音楽のもつ神秘的な性質は、おそらくその方角からやってくる。音楽家は響きを扱うことを介して、静寂と永遠と密かに測り合う
 こどもの頃からピアニシモを追い求めていた、と語るブルース・リウは、ソフトな音への愛着をいまも失っていない。静けさへと手を触れようとする思いのさきに、音楽は親しく打ち震える。そして静けさは、繊細さと通じるだけでなく、強度でも激しさでもある。
 ショパン・コンクールで脚光を浴びた後、心を寄せたのがチャイコフスキーの『四季』だったときくと、これらの掌篇にくつろいだ純心を見出すブルース・リウの喜びがじんわりと想像されてくる。チャイコフスキーがいかにピアノを愛し、心から歌いかけていたか。そこに内密な息を吹きかけることで、いまいちどピアノを自分の手元に引き寄せようとしたのだと思う。
 ショパンに集中したコンクールの後も、世界各地のコンサートでショパンの作品をことさらに求められる。そのなかでフランスや、こうしていまロシアのレパートリーを温めていくことは、ピアニストとしての彼の自然な心の向きなのだろう。
 チャイコフスキーの『四季』をレコーディングにもまとめ、来たる春のリサイタルではこの愛すべき組曲に、ラフマニノフが愛奏したメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」を挿み、スクリャービンとプロコフィエフのいずれも水際立ったソナタを組み合わせる。ロシアのピアノ名作の多彩な広がりのうちに、ブルース・リウの内なる自由が親しく、そしてダイナミックに息づくことが期待される。

青澤隆明

プロフィールProfile

ブルース・リウ Bruce Liu (ピアノ, Piano)

2021年第18回ショパン国際ピアノ・コンクール優勝。2024年ラインガウ音楽祭のフォーカス・アーティストとして、リサイタル、室内楽、そしてフランクフルト放響、ドイツ・カンマーフィル、チューリッヒ・トーンハレ管との共演と全5公演に出演。2024/25年シーズンは、ルクセンブルク・フィルとグスターボ・ヒメノ、ロンドン響とサー・アントニオ・パッパーノ、フランクフルト放響とアラン・アルティノグル、ウィーン響とマリー・ジャコ、ロッテルダム・フィルとラハフ・シャニ、タングルウッド音楽祭でのボストン響、デンマーク国立響、ケルン放響、シンシナティ響などと共演。これまでには、ロサンゼルス・フィル、サンフランシスコ響、フィラデルフィア管、モントリオール響、フィルハーモニア管、NHK響などの主要オーケストラと、ライアン・バンクロフト、チョン・ミョンフン、パーヴォ・ヤルヴィ、ファビオ・ルイージ、ヨアナ・マルヴィッツ、サントゥ=マティアス・ロウヴァリ、ヤニック・ネゼ=セガン、ジャナンドレア・ノセダなど著名な指揮者と共演した。リサイタルではこれまでに、ブリュッセルのボザール、ウィグモアホール、フィルハーモニー・ド・パリ、東京オペラシティなどに出演。2024/25年シーズンには、カーネギーホール、シャンゼリゼ劇場、アムステルダム・コンセルトヘボウなどで再演するほか、ウィーン楽友協会、ミュンヘン・プリンツレーゲンテン劇場でデビュー予定。 ドイツ・グラモフォンの専属レコーディング・アーティスト。

オフィシャルウェブサイト
https://bruce-liu.com/
プロフィールページ
https://www.japanarts.co.jp/artist/bruceliu/
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主催・協賛

主催
ジャパン・アーツ(東京)/神奈川芸術協会(川崎)
後援
カナダ大使館
協力
ユニバーサルミュージック

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