背中合わせの苦悩と悦び。一人の男が恋をした
<オペラティックリート Vol.1>
西村悟 × 河原忠之 × 岩田達宗 シューマン 詩人の恋
- 声楽
- 日時
- 2025年5月9日(金) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:30 / 21:00
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チケット詳細Ticket Information
チケット発売情報
- ① 2025年1月10日(金) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
- ② 2025年1月11日(土) 10:00a.m.~発売 一般 TELWEB
- WEB … インターネットで購入可
- TEL … ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
2025/5/9
一般
通常価格
- SS席
- –
- S席
- –
- A席
- –
- B席
- –
- C席
- –
- D席
- –
- E席
- –
- 学生席
- –
- 全席指定
6,500円
U-25
通常価格
- U-25席
3,500円
- ◎U-25席
- *2025年1月10日(金)10:00よりジャパン・アーツぴあオンラインチケット、2025年1月11日(土)10:00よりジャパン・アーツぴあにて受付を開始いたします。
- *公演当日25歳までの方が対象です。当日は年齢が証明できる身分証明等をご提示の上、ご入場ください。
(証明書をご提示いただけない場合、一般料金との差額を頂戴することがございます。)
特別割引
- ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
- 東京文化会館チケットサービス https://www.t-bunka.jp/tickets/ 03-5685-0650
- チケットぴあ t.pia.jp [Pコード 285-944]
- イープラス eplus.jp
- ローソンチケット l-tike.com [Lコード 32324]
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
シューマン:
- アンナにⅡ
- 5つのリートと歌
- 4つの歌
- ピアノソナタ第1番 第ニ楽章
- 詩人の恋
舞台監督 伊藤淳(ザ・スタッフ)
照明 石川紀子(ASG)
字幕・映像 まくうち
公演によせてMessage
― 変わらずに変わり続ける ―
2020年、思いもよらぬ事態が世界を暗く包み込んだ…コロナ禍…歌手として様々な問題に直面した。三密そのものがオペラである以上、それを避ける事は死活問題であった。また、歌う事を禁じられた様でもあった。混沌とした日々を過ごす中、変わらず生き続ける音楽に教えられた事。― 変わらずに変わり続ける ― 新たな視点を持って曲と向き合った時、頭の中のスクリーンが豊かに色付き、それはまるでオペラのように感じてならなかった。
その作品こそが、歌曲『詩人の恋人』である。この素晴らしい連作歌曲を、多くの方々へわかりやすく伝えたい、人間の持つあらゆる感覚を用いて感じてもらい、そんな思いから今回の企画は小さな芽を出し、これに賛同して頂いたピアニスト河原忠之さん、演出家の岩田達宗さんと共に大切に育て、いま花を咲かせようとしている。
新たな歌曲の可能性 ― オペラティックリート ― 新しい音楽の花は一体何色に感じられるのだろうか。
皆様の心に、それぞれの色の花を届けられますように…
西村悟
地球上の全ての動物にとって第一の情報伝達手段は声だ。人類はその声から音楽と演劇を創造した。だから演劇と音楽の基礎にあるのは声。観衆の魂と、心の深淵に響く声だ。
だからナマの舞台で優れた歌手の音楽を聞いた時に演劇の奇跡は起こる。そこに無いものが見え、聞こえる。舞台上には実際にはないはずなのに、大勢の人が、街が、海や空が、そして世界、宇宙が見える。そして聞こえる。本来はこれこそが演劇の醍醐味だったはずだ。
だとすれば、ナマの肉体で歌う歌手が、一台のピアノでその奇跡を起こすリートの演奏こそ、最も純粋な演劇であろう。
今回の「詩人の恋」で、オペラとリートの両方の世界で第一人者となった名手西村悟が、それを証明すると同時に、リートの世界をより豊かな演劇へと広げてみせる。ご期待ください。
岩田達宗
プロフィールProfile
西村悟 Satoshi Nishimura (テノール, Tenor)
日本大学芸術学部音楽学科卒業、東京芸術大学大学院修了。イタリア声楽コンコルソ・ミラノで大賞、リッカルド・ザンドナーイ国際声楽コンクール第2位及び審査委員長特別賞、日本音楽コンクール第1位及び聴衆賞。2013年大野和士指揮水戸室内管弦楽団とブリテン「ノクターン」、2014年山田和樹指揮スイス・ロマンド管弦楽団とメンデルスゾーン「讃歌」を共演の他、佐渡裕指揮ケルン放送交響楽団「第九」、インキネン指揮日本フィルハーモニー交響楽団「大地の歌」、小林研一郎指揮名古屋フィルハーモニー交響楽団とはヴェルディ「レイクエム」、高関健&東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団「ファウストの劫罰」等で共演する。2016年には大野和士指揮バルセロナ交響楽団とメンデルズソーン「讃歌」を共演してヨーロッパ・デビューを果たし、現地有力紙「La Vanguardia」に高評された。オペラでは「ラ・トラヴィアータ」「蝶々夫人」「仮面舞踏会」「魔笛」「夜叉ヶ池」等に、新国立劇場、日生劇場、藤原歌劇団はじめ様々なプロダクションに出演。2017年、びわ湖ホールプロデュースオペラ沼尻竜典指揮「ラインの黄金」のローゲ役で絶賛された。NHKニューイヤーオペラコンサートや題名のない音楽会等、メディア出演も多い。また近年では芸術歌曲の分野において精力的に取り組み、ピアニスト仲道郁代氏とシューマン「詩人の恋人」、シューベルト「美しき水車小屋の娘」を共演し高く評価された。音楽を身近にしたいという想いから全国各地でアウトリーチ公演も重ね、普及活動も力を入れる。2024年より日本大学芸術学部客員教授に就任し後進の指導にあたる。 五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。出光音楽賞受賞。藤原歌劇団団員。
河原忠之 Tadayuki Kawahara (ピアノ, Piano)
日本を代表する錚々たる歌手たちから共演者として抜群の信頼を得る、日本の“歌”を支える声楽伴奏のスペシャリスト。アルド・プロッティ氏の伴奏ピアニストを務めた経験から紡ぎだされる幅広い音色と、イタリアで培った繊細な音楽表現には定評がある。2019年NHKニューイヤーオペラコンサートに出演した「太メン」男声オペラ歌手4人とのユニット、IL DEVU(イル・デーヴ)のメンバーであり、指揮者、企画プロデューサーとしても活躍。国立音楽大学卒業、同大学院修了。同大・同大学院教授、日本ヴェルディ協会理事、日伊声楽コンコルソ審査員。新国立劇場オペラ研修所でも音楽主任講師として長年後進の指導にあたってきた。
岩田達宗 Tatsuji Iwata (演出, Stage Director)
東京外国語大学卒業。91年より栗山昌良氏に師事。98年より2年間ヨーロッパ各地で研鑽を積む。堺シティオペラでのプッチーニ作曲『三部作』、いずみホールでの『カルメル会修道女の対話』で、音楽クリティック・クラブ賞、大阪府舞台芸術賞を受賞。ザ・カレッジオペラハウスでのブリテン作曲『ねじの回転』は文化庁芸術祭大賞、『ファルスタッフ』は同優秀賞に選ばれた。佐川吉男賞、三菱UFJ信託音楽賞など受賞多数。96年五島記念文化賞オペラ新人賞、06年音楽クリティック・クラブ賞を受賞。ひろしまオペラルネッサンス芸術監督。大阪音楽大学客員教授、武蔵野音楽大学特任教授。
細田琴音 Kotone Hosoda (ダンサー, Dancer)
主催・協賛
- 主催
- ジャパン・アーツ
- 後援
- 日本オペラ振興会 / 藤原歌劇団