熟成された音楽の頂点、巨匠が紡ぐソナタの光彩
10年ぶり待望のソロ・リサイタル
イェフィム・ブロンフマン ピアノ・リサイタル
一般発売日:2025/04/20〜
- ピアノ
- 日時
- 2025年9月16日(火) 19:00
- 開場 / 終演予定
- 18:20 / 21:00
ピックアップ
令和7年度文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業対象公演
当公演は18歳以下(平成19年(2007年)4月2日以降に生まれた方)無料招待対象公演です。申込詳細は後日当HPに掲載いたします。
チケット詳細Ticket Information
チケット発売情報
- ① 4月13日(日) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあオンラインチケット WEB
- ② 4月20日(日) 10:00a.m.~発売 一般
TELWEB
- WEB … インターネットで購入可
- TEL … ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
※先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
2025/9/16
一般
通常価格
- SS席
- –
- S席
9,000円
- A席
7,500円
- B席
6,000円
- C席
- –
- D席
- –
- E席
- –
- 学生席
- –
- 全席指定
- –
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はシニア料金でお求めいただけます。
S席¥8,500 A席¥7,000 - ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
- 東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
- チケットぴあ t.pia.jp [Pコード 296-753]
- イープラス eplus.jp
- ローソンチケット l-tike.com [Lコード 33808]
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
- シューマン:アラベスク ハ長調 Op. 18
- ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番 ヘ短調 Op. 5
- チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ (大ソナタ) ト長調 Op. 37
公演によせてMessage
イェフィム・ブロンフマンこそは、現代の巨匠である。名だたる世界的指揮者から熱い視線やオファーは引きも切らず、直近の来日公演でも2024年ネルソンス指揮ウィーン・フィルとのベートーヴェン「ピアノ協奏曲第3番」、2023年ルイージ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管とのリスト「同第2番」など、堂々たる佇まいで比類ない存在感を示している。 もとよりブロンフマンのピアニズムは独創的だ。強靭なタッチ、超弩級のテクニックと抜きん出た駆動力、スケールの大きな造形力は他の追随を許さず、鮮やかなダイナミズムを湧き起す。そればかりではない。深々とした譜読みと理知的なアナリーゼによるアプローチこそがブロンフマンの真骨頂。ゆえにバロック、ロマン派、近現代音楽を問わず、肌理細やかでみずみずしい詩情が馥郁と湛えられた情調は、神韻縹渺たるドラマを描いて比類がない。高貴な気品や格調の高さもさることながら、感情の起伏や内面の葛藤を克明にしながら展開していくから、実に説得力のある音楽的感興が湧き起こるのである。 今回は2015年以来、ほぼ10年ぶりとなる待望のリサイタル。以前ブロンフマンは、1シーズンひとりの作曲家に特化したリサイタル・プログラムを掲げていたが、9月にはシューマン、ブラームス、チャイコフスキーという垂涎のロマン派作品が並ぶ。2005年や2007年のベートーヴェンやブラームス、2015年のプロコフィエフでは、ドラマティックな歩みに加え、繊細極まりないニュアンスの多様さ、明暗や動静などの明確なコントラスト、作曲家の心象風景を吐露するような内省、そして感性や閃きの鋭さなどが凝縮した圧倒的な演奏で魅了したのは今も脳裏に刻まれている。 青年時代のブロンフマンにもっとも影響を与えたのはアイザック・スターンであり、なかでも“カラーズ”という言葉に感銘を受けたという。その言葉通り、グラデーションのように色彩が千変万化する圧巻のリサイタルになるだろう。
真嶋雄大(音楽評論家)
プロフィールProfile
イェフィム・ブロンフマン Yefim Bronfman (ピアノ, Piano)
世界的に高く評価されるピアニストであり、その圧倒的な技巧と力強さ、卓越した抒情的表現力は、常にメディアや観客から称賛を受けている。音楽祭やオーケストラ、指揮者から常に求められる存在であり、世界最高峰の演奏家の一人として活躍を続けている。旧ソビエト連邦のタシケントに生まれ、1973年に家族とともにイスラエルへ移住。テルアビブ大学ルービン音楽院でアリエ・ヴァルディに師事し、その後アメリカへ渡り、ジュリアード音楽院、マールボロ音楽学校、カーティス音楽院で研鑽を積む。名誉あるエイヴリー・フィッシャー賞を受賞し、2010年にはジーン・ギンベル・レーン賞を受賞、2015年にはマンハッタン音楽学校の名誉博士号を授与された。2024/25シーズンは、ピッツバーグ交響楽団およびNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団とのヨーロッパツアーを皮切りに、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と中国、日本を巡る。さらに、今シーズンは特別プロジェクトとして、秋にエマニュエル・パユとのデュオ、春にはアンネ=ゾフィー・ムター、パブロ・フェランデスとのトリオ公演が予定されている。
- オフィシャルウェブサイト
- https://yefim-bronfman.com/
主催・協賛
- 主催
- ジャパン・アーツ
令和7年度 文化庁 劇場・音楽堂等における子供舞台芸術鑑賞体験支援事業