巨匠ゲルギエフで聴くショスタコーヴィチ、ストラヴィンスキー、名匠フレイレとの本邦初共演-その濃密・多彩な“音の饗宴”
ワレリー・ゲルギエフ指揮 マリインスキー歌劇場管弦楽団
- 日時
- 2014年10月14日(火) 19:00
- 会場
- サントリーホール
ピックアップ
■10/15 アンコール情報
■10/14 アンコール情報
■ 公開リハーサルに音楽を学んでいる学生200名をご招待!(2014年8月)
■【掲載情報】雑誌「GOLD」7月号(2014年6月)
チケット詳細Ticket Information
① 4月18日(金) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員
② 4月19日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員
③ 4月20日(日) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員
④ 4月26日(土) 10:00a.m.~発売 一般
※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可
【その他プレイガイド】
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017
チケットぴあ pia.jp/t 0570-02-9999 [Pコード225-786]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード33136〕
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
【特別割引チケット (ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付/事前に電話予約が必要です)】
◎学生席(各ランクの半額/限定)
*残券がある場合、7/1(火)10:00よりジャパン・アーツぴあコールセンターにて受付をいたします。
*社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
(学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も、学生席は一般価格の半額です。
◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席を会員料金でお求めいただけます。
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
- ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
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- サントリーホールチケットセンター https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/purchase/ 0570-55-0017
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- 東京オペラシティチケットセンター https://www.operacity.jp/concert/ticket/ 03-5353-9999
- 横浜みなとみらいホールチケットセンター http://minatomirai.pia.jp/ 045-682-2000
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
巨匠ゲルギエフ&名匠フレイレ本邦初共演
入魂のショスタコーヴィチの8番も必聴!
2014年10月14日(火)19:00 サントリーホール
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 Op.83
Brahms:Piano Concerto No.2 in B-flat major, Op.83
ピアノ:ネルソン・フレイレ Nelson Freire, Piano
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ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 Op.65
Shostakovich:Symphony No.8 in C minor Op.65
ゲルギエフ&マリインスキー管の“伝家の宝刀”
ストラヴィンスキーの「3大バレエ音楽」を一挙演奏!
10月15日(水)19:00 サントリーホール
※休憩は、「火の鳥」の後になりました。
ストラヴィンスキー:バレエ音楽
火の鳥(1910年/原典版)
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トラヴィンスキー:ペトルーシュカ(1911年/原典版)
Stravinsky: Ballet Music
L’Oiseau de Feu(1910 / Original Version)
P?trouchka(1911 / Original Version)
ストラヴィンスキー:春の祭典
Stravinsky: Le sacre du printemps
公演によせてMessage
ゲルギエフ~巨大な直観力とカリスマ性で、全体を把握する「総合的存在」
1990年代以降、世界のクラシック音楽界における最大の事件の一つが、ゲルギエフの出現とマリインスキー劇場の大躍進であった。
それは、かつてのロシアの帝都サンクトペテルブルグの復活のみならず、鉄のカーテンに遮られていた欧米諸国やアジアとの、文化交流の旺盛な再開をも意味していた。
オペラ、バレエ、オーケストラの3つの分野すべてにおいてバランスよく、彼らほど国境を越えたダイナミックな活動をしてきたところがあるだろうか? それを一人で統率しているゲルギエフは、作品のみならず、音楽や劇場をとりまくすべての事柄に対して、巨大な直観力とカリスマ性で、全体を把握する人なのである。
ロシアにおける真の芸術家とは、単なる専門性だけにはとどまらない。社会に対して重みを持ち、人間の良心の象徴として人々から敬愛を集める「総合的存在」となる。ソチ冬季オリンピックでは、開会式での五輪旗を運ぶ一人としてゲルギエフの姿があった。ロシアにおいてはすでに国家的英雄なのである。
今回は、いよいよストラヴィンスキーの3大バレエ音楽を一夜にして演奏するコンサートが実現する。今から約100年前のパリを席巻したディアギレフとバレエ・リュスを検証する作業は、彼らがここ数年もっとも力を入れてやってきたこと。その音楽的成果がここに明らかになるだろう。もう一つは、ブラームスのピアノ協奏曲第2番とショスタコーヴィチの交響曲第8番という重量級プログラム。特に後半は、第2次大戦中に発表された“戦争交響曲”であり、いまの私たちにとってどう切実に響くのか、興味は尽きない。
林田直樹(音楽ジャーナリスト・評論家)
全国公演日程National performance
- 日時
- 2014/10/14(火)
- 会場
- サントリーホール ◆
- お問い合わせ先
ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040
- 日時
- 2014/10/15(水)
- 会場
- サントリーホール
- お問い合わせ先
ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040
☆…ナレク・アフナジャリャン(チェロ)/ドヴォルジャーク:チェロ協奏曲
◆…ネルソン・フレイレ(ピアノ)/ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
★…ダニール・トリフォノフ(ピアノ)/チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番
プロフィールProfile
ワレリー・ゲルギエフ Valery Gergiev (マリインスキー劇場芸術総監督・マリインスキー歌管弦楽団首席指揮者 / Artistic and General Director and Principal Conductor)
1988年、マリインスキー劇場の芸術監督に選出され、同劇場を世界中が注目する一流歌劇場へと発展させた、カリスマ性を備えた現代屈指の指揮者。ロッテルダム・フィルの首席指揮者(1995~2008/現在は名誉指揮者)、メトロポリタン・オペラ首席客演指揮者(1997~2002)、ロンドン交響楽団首席指揮者(2007~) など、国際的な主要ポストを歴任し、同時にウィーン・フィル、ベルリン・フィル等の一流オーケストラに客演。また、サンクトペテルブルグの「白夜の星」音楽祭、フィンランドのミッケリ国際音楽祭、コーカサス平和音楽祭、ロッテルダム・ゲルギエフ・フェスティバルなど、数々の国際音楽祭を創設し、芸術監督および音楽監督を務める。
ネルソン・フレイレ Nelson Freire (ピアノ / Piano)
ブラジル生まれ。ウィーンでフリードリヒ・グルダの師ブルーノ・ザイドルホーファーのもとで研鑽を積む。
これまでに、ブーレーズ、デュトワ、ヨッフム、マゼール、マズア、ケンペ、ノイマン、小沢征爾、等世界的指揮者と共演。また、ベルリン・フィル、バイエルン放送響、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ロンドン響、イスラエル・フィル、チェコ・フィル、パリ管、ニューヨーク・フィル等数々の名門オーケストラと共演。
その他アルゲリッチとのツアーで、2003年日本、ブラジル、アルゼンチン、アメリカで公演。また録音もいずれも高く評価され、数多くの賞を受賞した他、フレイレを追ったドキュメンタリー映画『ネルソン・フレイレ』がDVDとして発売されている。
マリインスキー歌劇場管弦楽団 The Mariinsky Orchestra
マリインスキー歌劇場管弦楽団の歴史は18世紀初頭に創設された、サンクトペテルブルク帝室歌劇場管弦楽団にまでさかのぼることができる。ベルリオーズ、ワーグナー、ビューロー、チャイコフスキー、マーラー、ニキシュ等が指揮した。
ソヴィエト時代、チャイコフスキーのオペラやバレエ、グリンカ、ムソルグスキー、リムスキー=コルサコフらのオペラの上演はもとより、ショスタコーヴィチ、ハチャトゥリアンのバレエなど、数多くのオペラやバレエの初演を行なう。
1988年からはゲルギエフが首席指揮者となり、レパートリーは飛躍的に増え、世界各地で演奏旅行を行なう。2009年ゲルギエフはマリインスキー・レーベルを創設。同レーベルでの全ての作品は、卓越した音響が評判の、マリインスキー劇場の新コンサート・ホールで収録されている。
主催・協賛
主催:フジテレビジョン / ジャパン・アーツ
後援:ロシア連邦共和国大使館 / ロシア連邦交流庁
特別協賛:TDK株式会社
協力:キングインターナショナル