チケット詳細Ticket Information
① 4月18日(金) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員
② 4月19日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員
③ 4月20日(日) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員
④ 4月26日(土) 10:00a.m.~発売 一般
… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可
【その他プレイガイド】
朝日ホール・チケットセンター 03-3267-9990(月~土10:00~18:00)
チケットぴあ pia.jp/t 0570-02-9999 [Pコード 228-575]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード 34549〕
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
【特別割引チケット (ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付/事前に電話予約が必要です)】
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
- ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
- チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999
[Pコード●●●-●●●] - イープラスeplus.jp
- ローソンチケット0570-000-407[Lコード●●●]
- 東京文化会館チケットサービス https://www.t-bunka.jp/tickets/ 03-5685-0650
- サントリーホールチケットセンター https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/purchase/ 0570-55-0017
- 紀尾井ホールチケットセンター https://kioihall.jp/tickets 03-3237-0061
- 東京オペラシティチケットセンター https://www.operacity.jp/concert/ticket/ 03-5353-9999
- 横浜みなとみらいホールチケットセンター http://minatomirai.pia.jp/ 045-682-2000
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
【お知らせ】全曲目が決定しましたので、お知らせいたします。(2014年7月23日)
シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18
R.Schumann : Arabesque in C Major, Op. 18
シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
(ピアノのための18の性格的小品)
R.Shumann: Davidsbündlertänze Op.6
(18 Charakterstücke für Klavier
リスト: 村の居酒屋での踊り(メフィスト・ワルツ第1番)
F.Liszt : Der Tanz in der Dorfschenke(Erster Mephisto-Walzer) S.514 R.181
ショパン:子守歌 変ニ長調 Op.57
F.Chopin : Berceuse in D-Flat Major, Op. 57
ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
F.Chopin: Piano Sonata No.3 h-moll Op.58
公演によせてMessage
自身の心の状況や思考を映し出すプログラムで、聴衆に率直に語りかけるホジャイノフ
ニコライ・ホジャイノフは、プログラムに非常に凝るピアニストである。リサイタルでも録音でも選曲には時間をかけ、すべての作品が有機的に組み合わされ、その時点での彼の心情を率直に表現する作品が選ばれる。
「プログラムというものは、奏者の心の奥深い部分を反映するもので、心の状況や思考を表すものだと思います」
こう語るホジャイノフは、熟考したプログラムで聴衆にじっくりと語りかけ、いまの自分のすべてを演奏に託し、聴き手と音楽の喜びを分かち合いたいと考えている。
来日ごとに新たな作品を披露して成長ぶりを示しているが、常に選曲は作曲家の晩年の作や悲劇性に富んだもの、深い思考を促す作品が選ばれる。それはホジャイノフの子ども時代からの変わらぬ嗜好で、闇や死の世界を描き出したものが多い。彼はそうした作品に出会うと、弾かずにはいられなくなるという。
今回は、シューマンの空想の世界に迷い込むような「ダヴィット同盟舞曲集」と、ショパンの最高傑作のひとつ、ピアノ・ソナタ第3番がメインに据えられ、ホジャイノフの作品の内奥に一途に迫るピアニズムが堪能できる。
彼は指の練習をするよりも、楽譜を読み込み、作曲家が何をいいたかったかを考える時間のほうが長い。そんな深い洞察力に富む演奏は、聴き手を作曲家の真の意図を探求する旅へと導く。脳が活性し、知的欲求が促され、心の奥の感動の泉があふれ出す。それがホジャイノフのピアノの一番の魅力である。
伊熊よしこ(音楽ジャーナリスト)
プロフィールProfile
ニコライ・ホジャイノフ Nikolay Khozyainov (ピアノ/ Piano)
1992年、ロシア・ブラゴヴェシェンスク生まれ。5歳でピアノを始める。
モスクワ音楽院中央特別音楽学校(1999-2010)に学び、現在モスクワ音楽院在籍。ユーリー・リシチェンコ、2005年からはミハイル・ヴォスクレセンスキーに師事している。
これまでに、2003年「ピアノ・ヴィルトゥオーゾ」国際コンクール(チェコ)優勝および特別賞、2004年第9回 カルル・フィルチ国際ピアノ・コンクール(ルーマニア)優勝、2008年スクリヤービン国際ピアノコンクール(パリ)優勝、若い音楽家のための第6回ショパン国際ピアノ・コンクール(モスクワ)第2位および特別賞を受賞。
2010年第16回ショパン国際ピアノ・コンクール(ワルシャワ)のファイナリスト。同コンクールでは、成熟した繊細な芸術性が聴衆、音楽愛好家そして審査員の心をつかみ、ショパンの音楽の素晴らしい解釈者として賞賛された。
2012年、ダブリン国際ピアノ・コンクール優勝、シドニー国際ピアノコンクールにおいて2位および聴衆賞を受賞。あわせて、共演したシドニー交響楽団のメンバーによって選出される最優秀協奏曲賞、最優秀リスト演奏賞、最優秀シューベルト演奏賞、最優秀ヴィルトーゾ研究賞を受賞、最年少ファイナリストにも選ばれた。
モスクワ、サンクト・ペテルブルクといったロシア国内の主要都市のほか、ポーランド、ドイツ、フランス、チェコ、ルーマニア、ベラルーシ、モルドヴァ、アゼルバイジャン、南アフリカ、マレーシア、アメリカ合衆国、イタリア、日本など国内外で数多くのリサイタルを開催。
これまでに、東京交響楽団、シドニー交響楽団、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団などの主要オーケストラと共演し、オーケストラのソリストとしても世界で活躍の場を広げている。
CDも多数リリースしており 2011年にCD Accordよりショパンとリストの作品を収めたアルバム、2012年にはショパン・インスティテュートよりショパン作品集を発売。同年10月にJVCビクターよりリリースされたベートーヴェン、ショパンほかを収めたアルバムは大きな反響を呼んだ。
主催・協賛
主催:朝日新聞社 / ジャパン・アーツ
後援:ロシア連邦共和国大使館 / ロシア連邦交流庁
協力:ヤマハ株式会社