ニコライ・ホジャイノフ ピアノ・リサイタル

ニコライ・ホジャイノフ ピアノ・リサイタル

チケット詳細Ticket Information

① 4月18日(金) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部ネット会員 

② 4月19日(土) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部会員 

③ 4月20日(日) 10:00a.m.~発売  ジャパン・アーツぴあネット会員 

④ 4月26日(土) 10:00a.m.~発売  一般    

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【その他プレイガイド】
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ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード 34549〕
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650

 

【特別割引チケット (ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付/事前に電話予約が必要です)】
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。

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  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
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曲目・演目Program

【お知らせ】全曲目が決定しましたので、お知らせいたします。(2014年7月23日)

シューマン:アラベスク ハ長調 Op.18 
R.Schumann : Arabesque in C Major, Op. 18

シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
(ピアノのための18の性格的小品)
R.Shumann: Davidsbündlertänze Op.6
(18 Charakterstücke für Klavier

リスト: 村の居酒屋での踊り(メフィスト・ワルツ第1番)
F.Liszt : Der Tanz in der Dorfschenke(Erster Mephisto-Walzer) S.514 R.181

ショパン:子守歌 変ニ長調 Op.57
F.Chopin : Berceuse in D-Flat Major, Op. 57

ショパン:ピアノ・ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
F.Chopin: Piano Sonata No.3 h-moll Op.58

公演によせてMessage

自身の心の状況や思考を映し出すプログラムで、聴衆に率直に語りかけるホジャイノフ

 ニコライ・ホジャイノフは、プログラムに非常に凝るピアニストである。リサイタルでも録音でも選曲には時間をかけ、すべての作品が有機的に組み合わされ、その時点での彼の心情を率直に表現する作品が選ばれる。
 「プログラムというものは、奏者の心の奥深い部分を反映するもので、心の状況や思考を表すものだと思います」
 こう語るホジャイノフは、熟考したプログラムで聴衆にじっくりと語りかけ、いまの自分のすべてを演奏に託し、聴き手と音楽の喜びを分かち合いたいと考えている。
 来日ごとに新たな作品を披露して成長ぶりを示しているが、常に選曲は作曲家の晩年の作や悲劇性に富んだもの、深い思考を促す作品が選ばれる。それはホジャイノフの子ども時代からの変わらぬ嗜好で、闇や死の世界を描き出したものが多い。彼はそうした作品に出会うと、弾かずにはいられなくなるという。
 今回は、シューマンの空想の世界に迷い込むような「ダヴィット同盟舞曲集」と、ショパンの最高傑作のひとつ、ピアノ・ソナタ第3番がメインに据えられ、ホジャイノフの作品の内奥に一途に迫るピアニズムが堪能できる。
 彼は指の練習をするよりも、楽譜を読み込み、作曲家が何をいいたかったかを考える時間のほうが長い。そんな深い洞察力に富む演奏は、聴き手を作曲家の真の意図を探求する旅へと導く。脳が活性し、知的欲求が促され、心の奥の感動の泉があふれ出す。それがホジャイノフのピアノの一番の魅力である。

伊熊よしこ(音楽ジャーナリスト)

プロフィールProfile

ニコライ・ホジャイノフ Nikolay Khozyainov (ピアノ/ Piano)

 1992年、ロシア・ブラゴヴェシェンスク生まれ。5歳でピアノを始める。
モスクワ音楽院中央特別音楽学校(1999-2010)に学び、現在モスクワ音楽院在籍。ユーリー・リシチェンコ、2005年からはミハイル・ヴォスクレセンスキーに師事している。
 これまでに、2003年「ピアノ・ヴィルトゥオーゾ」国際コンクール(チェコ)優勝および特別賞、2004年第9回 カルル・フィルチ国際ピアノ・コンクール(ルーマニア)優勝、2008年スクリヤービン国際ピアノコンクール(パリ)優勝、若い音楽家のための第6回ショパン国際ピアノ・コンクール(モスクワ)第2位および特別賞を受賞。
2010年第16回ショパン国際ピアノ・コンクール(ワルシャワ)のファイナリスト。同コンクールでは、成熟した繊細な芸術性が聴衆、音楽愛好家そして審査員の心をつかみ、ショパンの音楽の素晴らしい解釈者として賞賛された。
 2012年、ダブリン国際ピアノ・コンクール優勝、シドニー国際ピアノコンクールにおいて2位および聴衆賞を受賞。あわせて、共演したシドニー交響楽団のメンバーによって選出される最優秀協奏曲賞、最優秀リスト演奏賞、最優秀シューベルト演奏賞、最優秀ヴィルトーゾ研究賞を受賞、最年少ファイナリストにも選ばれた。
 モスクワ、サンクト・ペテルブルクといったロシア国内の主要都市のほか、ポーランド、ドイツ、フランス、チェコ、ルーマニア、ベラルーシ、モルドヴァ、アゼルバイジャン、南アフリカ、マレーシア、アメリカ合衆国、イタリア、日本など国内外で数多くのリサイタルを開催。
これまでに、東京交響楽団、シドニー交響楽団、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団などの主要オーケストラと共演し、オーケストラのソリストとしても世界で活躍の場を広げている。
 CDも多数リリースしており 2011年にCD Accordよりショパンとリストの作品を収めたアルバム、2012年にはショパン・インスティテュートよりショパン作品集を発売。同年10月にJVCビクターよりリリースされたベートーヴェン、ショパンほかを収めたアルバムは大きな反響を呼んだ。

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主催・協賛

主催:朝日新聞社 / ジャパン・アーツ
後援:ロシア連邦共和国大使館 / ロシア連邦交流庁
協力:ヤマハ株式会社

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