錦織健プロデュース・オペラ Vol.6　モーツァルト≪後宮からの逃走≫

国立音楽大学卒業。文化庁オペラ研修所第5期修了。文化庁在外研修員としてミラノに、また、五島記念文化財団の留学生としてウィーンに留学。第17回ジロー・オペラ賞新人賞、第4回グローバル東敦子賞、第1回五島記念文化賞新人賞、第6回モービル音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。1986年「メリー・ウィドウ」カミーユ役でデビュー以後、数多くのオペラ公演に出演、また宗教曲等のソリストとしても高く評価を受けている。

武蔵野音楽大学卒業。（公財）日本オペラ振興会オペラ歌手育成部第9期生修了後、イタリアに留学。留学中1996年、第7回五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞し、1997年より（公財）五島記念文化財団の奨学生としてさらに2年間イタリアで研鑽を積む。1998年、第11回チャイコフスキー国際音楽コンクール声楽部門で日本人初の第1位を受賞、世界の注目を集める。その他、第64回日本音楽コンクール声楽部門第1位、同時に増沢賞、海外派遣特別賞をはじめ国内外のコンクールに入賞。藤原歌劇団団員。　

東京藝術大学、ミュンヘン国立音楽大学大学院に学び、プリンツレゲンテン劇場、バイロイト辺境伯歌劇場、バーデン州立歌劇場、アウグスブルク歌劇場（専属ソロ歌手）等に出演。国内では、読売日響、都響、東京フィル、新日本フィル、日本フィル、神奈川フィル、大阪フィル等との共演など多彩な活動を展開。2013年12月トリノ王立歌劇場日本公演ではヴェルディ「仮面舞踏会」でオスカル役に起用され、その歌唱力と演技で聴衆を魅了した。

国立音楽大学声楽学科卒業。同大学大学院声楽専攻オペラコース修了。第54期二期会オペラ研修所マスタークラス修了、修了時に優秀賞受賞。小澤征爾音楽塾オペラプロジェクトXI『蝶々夫人』にピンカートン（カヴァー）として参加。オペラは『ドン･ジョヴァンニ』ドン･オッターヴィオ、『コジ･ファン･トゥッテ』フェランド、『ラ・ボエーム』ロドルフォ、『椿姫』アルフレード、『道化師』ペッぺなどに出演。将来を嘱望される若き逸材。二期会会員。

武蔵野音楽大学音楽学部声楽科卒業、同大学大学院修了。第３回練馬文化センター新人演奏会奨励賞受賞。第22回イタリア声楽コンコルソ・ミラノ部門金賞受賞。第27回日伊声楽コンコルソ第１位入賞。第62回日本音楽コンクール入選。
二期会公演『ドン・ジョヴァンニ』騎士長にてデビュー。その後『シモン・ボッカネグラ』フィエスコ、『ラインの黄金』ファーゾルト等に出演。コンサートでもシェーンベルク「グレの歌」等で主要オーケストラと共演。二期会会員。

東京藝術大学卒業、同大学院修了。第10回東京国際音楽コンクール第２位受賞。
第７回ジロー・オペラ賞受賞。文化庁芸術家在外研修員としてミュンヘンに留学。
二期会公演『フィガロの結婚』フィガロや錦織健プロデュースオペラ『愛の妙薬』ドゥルカマーラ等、重厚な役や軽妙な役の何れも見事に演じ常に評価は高く、オペラ界では欠くことのできない存在である。また『喪服の似合うエレクトラ』など俳優としの活躍の場も広げている。日本大学藝術学部教授。二期会会員。

大阪大学文学部に学ぶ。75年早稲田小劇場（SCOT）入団、ギリシャ悲劇、シェイクスピア等を演じ、20ヵ国70都市におよぶ海外公演に参加。94年オペラの演出に携わり、栗山昌良の助手を務める。モーツァルトを中心にバロックから現代まで数多くの作品を演出。新国立劇場オペラ研修所、二期会オペラ研修所、東京藝術大学等で舞台演技を指導。錦織健プロデュース・オペラは09年《愛の妙薬》、12年《セビリアの理髪師》に続く演出。

神奈川フィル名誉指揮者。国内外の主要オーケストラを指揮し好評を得ている。故ロストロポーヴィチと皇后陛下の古希祝賀コンサートなどで共演し高評を博す。
オペラ指揮者としても経験豊かで、東京･関西二期会、錦織健プロデｭースオペラのほか、海外の劇場での指揮も行なっている。また、アントニオ・ペドロッティ国際指揮者コンクール（イタリア/トレント）の審査員、NHKの「FMシンフォニー・コンサート」パーソナリティを務めるなど、バラエティに富んだ活動を行っている。

1990年設立。定期演奏会、名曲コンサート、オペラ、バレエ、レコーディングなど幅広く活躍してきている。ポップスアーティストとの共演も多く、バート・バカラックをはじめ、ロック歌手スティングやイル・ディーボの日本公演にも参加し、NHKドラマ「坂の上の雲」や映画「悪人」などの劇場音楽の収録も行っている。
また、青少年の芸術教育にも力を注ぎ、学校公演やワークショップなどに積極的に取り組んでいる。（公社)日本オーケストラ連盟の正会員。　創立25周年を迎えるにあたり、さらなる発展を目指している。