黄金時代を迎えた巨匠&名門
エサ=ペッカ・サロネン指揮 フィルハーモニア管弦楽団
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チケット詳細Ticket Information
① 9月27日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員
② 9月28日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員
※3月8日横浜みなとみらいホール公演の夢倶楽部会員[TEL]は、9月27日(土)に発売されます。
③ 9月29日(月) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員
④ 10月12日(日) 10:00a.m.~発売 一般
※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
サントリーホール(3/4,6)チケット購入はこちら
みなとみらいホール(3/8)チケット購入はこちら
… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可
【その他プレイガイド】
チケットぴあ pia.jp/t 0570-02-9999 [Pコード 東京:236-410/横浜:236-412]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407 [Lコード38048]
<東京公演のみ>
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017
<横浜公演のみ>
横浜みなとみらいホールチケットセンター 045-682-2000
神奈川芸術協会 045-453-5080 http://www.kanagawa-geikyo.com/
【特別割引チケット (ジャパン・アーツぴあコールセンター・横浜みなとみらいホールチケットセンター(横浜公演)のみで受付/事前に電話予約が必要です)】
◎学生席(各ランクの半額/限定)
*残券がある場合、12/15(月)10:00より受付をいたします。
*社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
(学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も、学生席は一般価格の半額です。
◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席を会員料金でお求めいただけます。
(ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付)
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
- ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
- チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999
[Pコード●●●-●●●] - イープラスeplus.jp
- ローソンチケット0570-000-407[Lコード●●●]
- 東京文化会館チケットサービス https://www.t-bunka.jp/tickets/ 03-5685-0650
- サントリーホールチケットセンター https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/purchase/ 0570-55-0017
- 紀尾井ホールチケットセンター https://kioihall.jp/tickets 03-3237-0061
- 東京オペラシティチケットセンター https://www.operacity.jp/concert/ticket/ 03-5353-9999
- 横浜みなとみらいホールチケットセンター http://minatomirai.pia.jp/ 045-682-2000
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
2015年3月4日(水)19:00 サントリーホール(21:00終演予定)
シベリウス:「レンミンカイネン」組曲 Op.22より 第2曲「トゥオネラの白鳥」
Sibelius: Lemminkainen Suite, Op.22-Ⅱ ‘The Swan of Tuonela’
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 (ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン)
Brahms: Violin Concerto in D major, Op.77 (Violin: Hilary Hahn)
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シベリウス:交響曲 第5番 変ホ長調 Op.82
Sibelius: Symphony No.5 in E-Flat Major, Op.82
2015年3月6日(金)19:00 サントリーホール(20:50終演予定)
チャイコフスキー: ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23 (ピアノ:イェフィム・ブロンフマン)
Tchaikovsky: Piano Concerto in B-Flat Minor, Op.23 (Piano: Yefim Bronfman)
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ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」(1910年原典版)
Stravinsky : The Firebird Suite(1910)
2015年3月8日(日)14:00 横浜みなとみらいホール(16:10終演予定)
シベリウス:交響詩「フィンランディア」 Op.26
Sibelius: Finlandia, Op.26
ブラームス: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 (ヴァイオリン:ヒラリー・ハーン)
Brahms: Violin Concerto in D major, Op.77 (Violin: Hilary Hahn)
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シベリウス:交響曲 第2番 ニ長調 Op.43
Sibelius: Symphony No. 2 in D Major, Op.43
- 3月6日(金) サントリーホール
- プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番より第3楽章(ブロンフマンのアンコール)
- ショパン:12の練習曲より作品10-8(ブロンフマンのアンコール)
- ラヴェル:『マ・メール・ロワ』から第5曲「妖精の園」
- 3月8日(日) 横浜みなとみらいホール
- J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006より“ブーレ”(ヒラリー・ハーンのアンコール)
- シベリウス:悲しきワルツ
公演によせてMessage
黄金時代を迎えた巨匠と名門
ハーンとブロンフマンが織り成す期待の名曲プログラム
エサ=ペッカ・サロネンとフィルハーモニア管弦楽団が前回来日したのは2013年。折しも、この指揮者のデビューから30年という節目の年であった。デビューから首席客演指揮者へ、現在の首席指揮者へと呼称は変わりつつ、サロネンはこのオーケストラととてもいい関係を継続、更新している。それはまた、合衆国のロス・フィルとイギリスのフィルハーモニアと二つの異なったオーケストラを相手にしていることによるのかもしれない。
サロネンとフィルハーモニア管とのバランスはみごとだ。指揮者に対して優等生的に対応するばかりではない。サロネンが資質として持ち合わせる理知的な側面と、それを食い破るような暴力性を、フィルハーモニア管弦楽団は度を越してクローズアップしたり拡大したりはしない。オーケストラがその自身として持ちあわせる節度や抑制がはたらくのだ。また、サロネンが志向する音楽のつくりにはあるハードさと柔軟さが共存するのだけれども、フィルハーモニア管はそうした意図や方向性をひじょうにデリケートにくむ。サロネン/フィルハーモニア管のクリアーさは、こうした作品の構造と音楽そのものが生みだす情緒とをどう演奏に反映させるかを、互いの節度と信頼のうえ、成りたたせているからにほかならない。
東京で組まれている二つのプログラムは、ブラームス/シベリウスとチャイコフスキー/ストラヴィンスキー。前者が構築性とともにある醒めたパッションを持ったものとすれば、後者はそれぞれにひとつのカタルシスをエンディングにむけてつくりだすドラマだろうか。
ヒラリー・ハーンが数年前、サロネンとシベリウスの協奏曲を録音したのは記憶に新しいけれども、今回演奏するのは、シベリウスの、ではなく、シベリウスのオーケストラ作品にはさまれてのブラームス。激しさと“うた”とがしばしば交差するこの難曲を、比較的小さな編成のオーケストラとヒラリーが録音したのはほぼ10年前のこと。今回は、では、どのようなアプローチをとるのだろう。そしてプログラムのしめくくりは、サロネンにとっては故国の作曲家シベリウス、ロマンティシズムとそれを越えようとする意志とがないまぜになった、東京のみでの、《第5》の存在感がつよい。
一方、かつてに較べコンサートで聴く機会も減少したかにみえるチャイコフスキー作品を、イェフィム・ブロンフマンが。この大掛かりな協奏曲だからこそ、骨太な、近年ではあまり接することのないヴィルテュオーゾ・タイプの演奏を、ブロンフマンに期待するのはまんざら見当はずれではあるまい。そう、関東圏ではブロンフマンが出演するのはこの公演のみであることも忘れずにおきたい。そして、チャイコフスキーからストラヴィンスキーへというひとつのながれにも。
小沼 純一(音楽・文芸批評)
全国公演日程National performance
- 日時
- 2015/3/1(日)
- 会場
- 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール ☆
- お問い合わせ先
芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255
- 日時
- 2015/3/3(火)
- 会場
- 愛知県芸術劇場コンサートホール ☆
- お問い合わせ先
中京テレビ事業チケットセンター 052-320-9933
- 日時
- 2015/3/4(水)
- 会場
- サントリーホール ☆
- お問い合わせ先
ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040
- 日時
- 2015/3/5(木)
- 会場
- 川口リリアホール ☆
- お問い合わせ先
リリアチケットセンター 048-254-9900
- 日時
- 2015/3/6(金)
- 会場
- サントリーホール ★
- お問い合わせ先
ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040
- 日時
- 2015/3/7(土)
- 会場
- 東京芸術劇場コンサートホール ☆
- お問い合わせ先
東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296
- 日時
- 2015/3/8(日)
- 会場
- 横浜みなとみらいホール ☆
- お問い合わせ先
横浜みなとみらいホール チケットセンター 045-682-2000
☆ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン)
★イェフィム・ブロンフマン(ピアノ)
プロフィールProfile
エサ=ペッカ・サロネン Esa-Pekka Salonen (首席指揮者、アーティスティック・アドヴァイザー / Principal Conductor, Artistic Advisor)
ヘルシンキ生まれの指揮者・作曲家。シベリウス・アカデミーに学び、1979年、フィンランド放送響で指揮者デビュー。1985年~95年スウェーデン放送響の首席指揮者、また1992年~2009年までロス・アンジェルス・フィルの音楽監督を務め、桂冠指揮者となった。
2008年9月フィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者&アーティスティック・アドヴァイザーに就任。
多数の現代作品の初演をはじめとする現代音楽に対する解釈もきわめて高く評価されている。また、受賞歴としてキジアーナ音楽院からシエナ賞、英国のロイヤル・フィルハーモニック・ソサイエティからオペラ賞・指揮者賞、フランス政府から芸術文化勲章「オフィシエ」等がある。
ヒラリー・ハーン Hilary Hahn(ヴァイオリン / Violin)
≪3/4、8出演≫
アメリカ・ヴァージニア州のレキシントン生まれ。3歳でボルティモアに移り、ピーボディ音楽院のスズキ・メソード・プログラムでヴァイオリンを始める。10歳でフィラデルフィアのカーティス音楽院に入学。以降17歳までイザイ最後の門下生として著名なヤッシャ・ブロツキーに師事した。カーティス音楽院入学の翌91年にオーケストラ・デビュー、14歳の時、ハンガリーでI.フィッシャー指揮/バイエルン放送響との共演でドイツ・デビュー、96年フィラデルフィア管との共演でカーネギー・ホール・デビューを飾る。
以後、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、南北アメリカなど世界各地でリサイタルを行ない、多数の著名オーケストラと共演。2010年後半~11年には、4大陸の56都市で公演する精力的なリサイタル・ツアーを行なっていたが、2011年4月の日本ツアーが、東日本大震災で取りやめになった後、アメリカで4回に亘って慈善コンサートを企画し、震災の復興支援を行なった。このように、彼女は世界の様々な出来事や現代文化における音楽の貢献度を高めるべく努力を続けている。
イェフィム・ブロンフマン Yefim Bronfman(ピアノ / Piano)
≪3/6出演≫
旧ソ連タシケント生まれ。15歳でイスラエルに移住。イスラエルでは、テル・アヴィヴ大学のルービン音楽院の学長でもあったアリエ・ヴァルディに師事。米国では、ジュリアード音楽院、マールボロ音楽学校、カーティス音楽院で学ぶと共に、ルドルフ・フィルクスニー、レオン・フライシャー、ルドルフ・ゼルキンに師事。89年7月にアメリカの市民権を取得。欧米での活発なリサイタル・ツアーのほか、ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団等々、近年だけでも共演した主要オーケストラは枚挙にいとまがない。録音も多数あり、最近のCDには、ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団とのチャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」、ベートーヴェンのピアノ協奏曲の全曲録音、ギル・シャハム、トルルス・モルク、ジンマン指揮、チューリヒ・トーンハレ管と共にアルテ・ノーヴァ/BMGレーベルに録音したベートーヴェンの「三重奏協奏曲」等がある。
フィルハーモニア管弦楽団 Philharmonia Orchestra
1945年EMI(当時の英コロンビア)の芸術部長W.レッグによって創設。
その後R.シュトラウス、カラヤン、トスカニーニ、フルトヴェングラー等の巨匠を指揮者に招き、その名演と共に一躍欧州楽壇の注目の的となった。特にカラヤンとは多くの録音を残し、欧米各地に演奏旅行も行なった。その後クレンペラー、ムーティ、シノーポリが首席指揮者となり、90年はシノーポリ、2007年はインバルの指揮により、東京で「マーラー・チクルス」の公演を行なった。1997年にドホナーニ首席指揮者に就任。さらに2008年エサ=ペッカ・サロネンが首席指揮者&アーティスティック・アドヴァイザーに就任。現在はサロネンの他に終身名誉指揮者にドホナーニ、桂冠指揮者にアシュケナージという陣容になっている。
主催・協賛
主催:ジャパン・アーツ
横浜みなとみらいホール(公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団)[横浜公演のみ]
後援:ブリティッシュ・カウンシル/フィンランド大使館
支援:平成26年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業 [横浜公演のみ]