チケット詳細Ticket Information

① 9月27日(土) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部ネット会員 

② 9月28日(日) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部会員 

③ 9月29日(月) 10:00a.m.~発売  ジャパン・アーツぴあネット会員 

④ 10月12日(日) 10:00a.m.~発売  一般  
※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

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【その他プレイガイド】
チケットぴあ pia.jp/t 0570-02-9999 [Pコード236-759]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード38290〕
サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017

 

【特別割引チケット (ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付/事前に電話予約が必要です)】
◎学生席(各ランクの半額/限定)
  *残券がある場合、12/1(月)10:00よりジャパン・アーツぴあコールセンターにて受付をいたします。
  *社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
   (学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
   ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も、学生席は一般価格の半額です。
◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席を会員料金でお求めいただけます。
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。

チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

特別割引
  • ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
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曲目・演目Program

2015年3月16日(月)19:00 サントリーホール(21:00終演予定)

ウェーバー:歌劇「オベロン」序曲
Weber: Overture from ‘Oberon’

シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47 (ヴァイオリン:フランク・ペーター・ツィンマーマン)
Sibelius: Violin Concerto D-minor Op.47 (Violin: Frank Peter Zimmermann)

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ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
Brahms: Symphony No.1 C-minor Op. 68

 

2015年3月18日(水) 19:00 サントリーホール(20:25終演予定)

ブルックナー:交響曲 第8番 ハ短調 (ノヴァーク版 第二稿)
Bruckner: Symphony No.8 C-minor

公演によせてMessage

マレク・ヤノフスキ&ベルリン放送交響楽団の本領

 ブルックナーの交響曲が、依然どこか特殊に思われるのは、聴き手の腑に落ちる演奏がなかなか無いからではないか。そしてその難しさは、おそらく単純さからきている。同じ音形の執拗な反復。ピュアな音程の多用。沈黙にみちた音世界。細心の注意を払わなければ80分にもおよぶ音楽として持たないし、凝りすぎると、ただ混濁するだけだ。かつてギュンター・ヴァントのような指揮者が貴重とされたゆえんである。
 だが嘆いてばかりもいられない。そうした貴重な指揮者は今もいる。マレク・ヤノフスキはその筆頭格だろう。
 たとえば交響曲第8番。最初に現れる低音弦による主題の、その頭のリズムは、本作を貫く「原リズム」であるが、彼にあってはいつなんどきもその明度が徹底している。筆者がそう指摘すると、あの強面のヤノフスキが相好を崩した。
 十八番はベートーヴェンというイメージがあるが、少年期にハンス・ヴァイスバッハ(ブルックナー演奏で定評があった)の指揮に夢中になって以来、「人生のどの段階でもブルックナーに学んできた」という。「説得力ある全体を築くこと、透明感を保つこと」。学んだそれは、オーケストラ音楽の生命線にほかなるまい。
そんなヤノフスキが、ベートーヴェンに端を発する「交響楽史」のもう一つの帰結として挙げるのが、ブラームスだ。素敵なメロディに耳がいく音楽だが、「いかに精密なモチーフ結合からなっていることか!」。演奏の秘訣を問うと、「ブルックナーではどこかで事を“あらかじめ決めておく”必要がありますが、ブラームスでは“腹から”やればいいのです」。つまり直感でいくということ。知性派ヤノフスキにも、即興精神がある。
 2002年から率いてきたベルリン放送交響楽団の状態は、いま「最高の状態」にあるという。「ほの暗い、しかしクリアな響き。楽員たちもそこを分かっていて、その維持に努めていますよ」。ここ日本でも、彼らの本領がより明らかになるであろう。

舩木篤也(音楽評論)

全国公演日程National performance

日時
2015/3/15(日)
会場
ハーモニーホールふくい
お問い合わせ先

同チケットセンター 0776-38-8282

日時
2015/3/16(月)
会場
サントリーホール
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

日時
2015/3/18(水)
会場
サントリーホール
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

日時
2015/3/20(金)
会場
静岡・グランシップ
お問い合わせ先

同チケットセンター 054-289-9000

日時
2015/3/21(土)
会場
兵庫県立芸術文化センター
お問い合わせ先

同チケットオフィス 0798-68-0255

日時
2015/3/22(日)
会場
周南市文化会館
お問い合わせ先

0843-22-8787

日時
2015/3/23(月)
会場
武蔵野市民文化会館
お問い合わせ先

0422-54-2011

日時
2015/3/24(火)
会場
武蔵野市民文化会館
お問い合わせ先

0422-54-2011

プロフィールProfile

マレク・ヤノフスキ Marek Janowski (芸術監督・首席指揮者 / Chefdirigent & Künstlerischer Leiter )

 1939年ワルシャワ生まれ。ドイツで教育を受ける。ヴォルフガング・サヴァリッシュに師事し、メトロポリタン・オペラ、バイエルン国立歌劇場をはじめ、ウィーン、ベルリン等欧米の主要歌劇場に客演。また、フランス国立放送フィル、スイス・ロマンド管、ケルン・ギュルツェニヒ管、モンテカルロ・フィル、ドレスデン・フィルのポストを務めたほか、ドイツ系音楽の伝統を踏襲する屈指の名指揮者として、サンフランシスコ響、クリーヴランド管、フィラデルフィア管、北ドイツ放送響、フランクフルト放送響、パリ管、ウィーン響、ブダペスト祝祭管、オスロ・フィル、N響等のオーケストラに客演。2002年秋にベルリン放送交響楽団の芸術監督及び首席指揮者に就任し、ベートーヴェン交響曲チクルス、ワーグナー・チクルスなどを行った。これらの公演は大きな評判を呼び、ヤノフスキ&ベルリン放送響はドイツ楽壇に確固たる地位を築いている。2014年4月には東京・春・音楽祭にてNHK交響楽団とワーグナー「ニーベルングの指環」序夜「ラインの黄金」を演奏し、大きな成功を収めた。
 録音ではドレスデン国立歌劇場によるワーグナーの「ニーベルングの指環」全曲録音の他、ピッツバーグ交響楽団とブラームスの交響曲全曲の録音、ベルリン放送交響楽団とワーグナー・オペラの主要作品、ブラームスのドイツ・レクイエムの録音等がある。

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フランク・ペーター・ツィンマーマン Frank Peter Zimmermann (ヴァイオリン / Violin)

1965年、ドイツ生まれ、83年、世界のメジャー・オーケストラや一流指揮者との共演を開始。以来ヨー ロッパ、アメリカ、日本、南米、オーストラリアの著名なホールや音楽祭で数々のコンサートに出演している。13/14シーズンのハイライトはベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、シュターツ・カペレ・ドレスデン、ロサンゼルス・フィル、チェコ・フィル、ゲヴァントハウス管、N響との共演などが挙げられる。使用楽器はヴェストドイチェ・ランデスバンクの厚意により貸与された1711年製ストラディヴァリウスで、かつてクライスラーが所有していたものである。

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ベルリン放送交響楽団 Rundfunk-Sinfonieorchester Berlin

 1923年創立のドイツ最古の放送交響楽団。チェリビダッケ、ヨッフム、アーベントロート、レークナーをはじめとする大指揮者たちが首席指揮者としてその指揮台に立ち、R.シュトラウス、ヒンデミット、プロコフィエフ、シェーンベルク、ストラヴィンスキーをはじめとする20世紀を代表する大作曲家たちが、指揮者として、あるいはソリストとして共演している。
 2002年以降、マレク・ヤノフスキが芸術監督兼首席指揮者に就任し、ベルリン有数のオーケストラとしてのみならず、ドイツが誇る第一級の放送交響楽団としての評価を不動のものとしている。
 近年はベルリンおよび海外での活発なコンサート活動に加えて、ドイツ放送との共同制作によるラジオ放送やCDのための録音も数多く行い、その多くが著名な賞を受賞している。

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主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
後援:ドイツ連邦共和国大使館 / 東京ドイツ文化センター

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