世界50都市を巡る<ベートーヴェンへの旅> いよいよクライマックス!
レイフ・オヴェ・アンスネス (指揮&ピアノ) with マーラー・チェンバー・オーケストラ
“ベートーヴェンへの旅”に至るアンスネスの軌跡がよく分かるプレトーク付!
- 日時
- 2015年5月15日(金) 19:00
ベートーヴェンへの熱い思いをアンスネス氏が語るプレミアム特典付!
- 日時
- 2015年5月17日(日) 14:00
ピックアップ
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■ <ベートーヴェンへの旅>について(2015年5月)
■ BBCミュージック・マガジン大賞を受賞!(2015年4月)
■ 【公演評】NY TIMES ニューヨーク公演(2015年3月)
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■ 【掲載情報】モーストリー・クラシック3月号(2015年1月)
■ 200年前に初演されたときのような感動!(2014年12月)
チケット詳細Ticket Information
① 12月6日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員
② 12月7日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員
③ 12月11日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員
④ 12月14日(日) 10:00a.m.~発売 一般
※ジャパン・アーツぴあネット会員でセット券をご希望の方は、
12/11(木)10:00~12/13(土)18:00まで、ジャパン・アーツぴあコールセンターで先行受付いたします。
初めに「ジャパン・アーツぴあネット会員」であることをお申し出ください。なお、WEBではセット券のお申込みができませんので予めご了承ください。
※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可
【その他プレイガイド】
チケットぴあ pia.jp/t 0570-02-9999 [Pコード247-532]
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード34274〕
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
【特別割引チケット (ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付/事前に電話予約が必要です)】
◎学生席(各ランクの半額/限定)
*残券がある場合、3/2(月)10:00よりジャパン・アーツぴあコールセンターにて受付をいたします。
*社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
(学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も、学生席は一般価格の半額です。
◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席を会員料金でお求めいただけます。
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
- ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
- チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999
[Pコード●●●-●●●] - イープラスeplus.jp
- ローソンチケット0570-000-407[Lコード●●●]
- 東京文化会館チケットサービス https://www.t-bunka.jp/tickets/ 03-5685-0650
- サントリーホールチケットセンター https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/purchase/ 0570-55-0017
- 紀尾井ホールチケットセンター https://kioihall.jp/tickets 03-3237-0061
- 東京オペラシティチケットセンター https://www.operacity.jp/concert/ticket/ 03-5353-9999
- 横浜みなとみらいホールチケットセンター http://minatomirai.pia.jp/ 045-682-2000
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
≪ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全曲演奏会≫
5月15日(金)19:00開演(18:20開場/21:00頃終演予定)東京オペラシティ コンサートホール
平野昭(音楽学者):プレトークと解説18:30~
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲
Beethoven: Piano Concerto
第2番 変ロ長調 Op.19
No.2 in B-Flat Major, Op.19
第3番 ハ短調 Op.37
No.3 in C Minor, Op.37
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第4番 ト長調 Op.58
No.4 in G Major, Op.58
5月17日(日)14:00開演(13:30開場/15:50頃終演予定)東京オペラシティ コンサートホール
<終演後よりアフタートークを予定>
アフタートーク(対談):レイフ・オヴェ・アンスネス VS 平野
(16:00~16:30頃予定)
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲
Beethoven: Piano Concerto
第1番 ハ長調 Op.15
No.1 in C Major, Op.15
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第5番 変ホ長調「皇帝」 Op.73
No.5 in E-Flat Major, Op.73, ‘Emperor’
チラシに掲載されている写真のようにピアノの蓋を外して舞台に縦型に配置するか、通常のコンチェルトのように横型の配置になるかとのお問い合わせを頂いております。
アンスネス氏は2014年9月よりハンブルク、ボンを皮切りに、マーラー・チェンバー・オーケストラとともにベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏を世界各地で行っています。今のところピアノの蓋を外した縦型配置で行なっているようですが、ホールの音響等を加味した上で変更になる可能性もあります。
ピアノの配置でチケットのご購入をご検討されているお客様には大変恐縮ですが、予めご了承のうえチケットをお求め頂きますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
- 5月15日(金) 東京オペラシティ コンサートホール
- ベートーヴェン:11のバガテルop.119-8
- ベートーヴェン:7つのバガテル op.33-7
- 5月17日(日) 東京オペラシティ コンサートホール
- ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番 op.31-3 第3楽章
- ベートーヴェン:12のドイツ舞曲WoO 8より第10.11曲
- ベートーヴェン:6つのバガテル op.126-3
公演によせてMessage
レイフ・オヴェ・アンスネス
~~ ベートーヴェンへのグレート・ジャーニー ~~
2014年4月、東京オペラシティでのベートーヴェン作品によるリサイタルでアンスネスのピアニスト魂の新境地を見た。90年代の来日以前からかなりのCD(ヴァージン・クラシックスやEMIクラシックス)を聴いていた。バロックから現代物まで、また、北欧やロシア、フランス物など広いレパートリーをもつ多才なピアニストとして注目してきた存在であった。いつも気になっていたのは、ベートーヴェンのソナタを録音していないということだった。どうやらこれまでのリサイタルでもベートーヴェンは取り上げてこなかったようだが、そこにはアンスネスの深い考えがあったようだ。
来日演奏会はいつも楽しむことができたのだが、何かまだ秘匿されたところがあるに違いないという思いが残り、私のアンスネス像は長い間トルソーのままであった。2010年3月のノルウェー室内管弦楽団を弾き振りしたモーツァルトの協奏曲(第23番と24番)での響きの透明度と音楽構成の明晰さ、11年9月のブロムシュテット指揮のNHK交響楽団定期でのラフマニノフの難曲第3番の圧倒的なスケール、13年2月のサロネン指揮のフィルハーモニア管弦楽団とのベートーヴェンの第4番のロマン主義的表情等々、アンスネスの豊かな音楽性に魅せられてきた。ただ、指揮者のいるオーケストラとの協演と自ら弾き振りする室内管弦楽団と共演とではまったく異なる音楽つくりを見せていたということだ。どちらが良いか、という問題ではないが、アンスネスの音楽観が翼を広げて自由に飛翔,飛遊するのは弾き振りのときなのだ。
2012年からソニー・クラシカル専属となると同時にスタートした「ベートーヴェンへの旅」は、「これだったのか!!秘匿されていたのは」と私は独り言。ベートーヴェン生誕200年の1970年生まれだから、というのではないだろうが、これまでの演奏歴から見てもアンスネスがベートーヴェンに特別なこだわりと思い入れをもっていたことは間違いないだろう(是非、本人に尋ねてみたい)。このベートーヴェン・ジャーニー、世界各国の名門オーケストラや名指揮者との協演も重ね、さらにはオール・ベートーヴェンというプログラムでのリサイタルも織り込みながら、室内管弦楽団との共演ではそうした協演経験でインスパイアーされたアンスネス自身にとっての天啓を自らのベートーヴェン観に照らし合わせて究極の音楽を実現しようとするのがこの「旅」の目的である。そして、この「旅」の最高の「道連れ」がマーラー・チェンバー・オーケストラだ。97年にアバドと現在のメンバーたちにより創設され、ハーディングが音楽監督首席指揮者を勤める精鋭揃いのオーケストラがアンスネスとくり広げるベートーヴェン協奏曲全曲演奏会が待ち遠しくてならない。
平野 昭(音楽学者)
全国公演日程National performance
- 日時
- 2015/5/14(木)
- 会場
- 静岡音楽館AOI
- お問い合わせ先
同左 054-251-2200
プロフィールProfile
レイフ・オヴェ・アンスネス Leif Ove Andsnes(ピアノ / piano)
「威厳ある優美さ、力強さ、洞察力を有するピアニスト」とニューヨーク・タイムズに評され、強力なテクニックと綿密な解釈で国際的な名声を獲得しているアンスネスは、世界の主要なコンサートホールでリサイタルを行い、一流オーケストラと協奏曲を共演している。
2014/15年シーズンは、マーラー・チェンバー・オーケストラ(以下MCO)とのパートナーシップにより、偉大なる作曲家のピアノ協奏曲全5曲に取り組む4年にわたる「ベートーヴェンへの旅」プロジェクトが最高潮を迎え、ヨーロッパ・北米およびアジアにおいて、協奏曲チクルスの演奏が達成される。さらに、世界一流の楽団との「ベートーヴェンへの旅」共演の他、東京を含む世界19都市でリサイタルを行う。
2012年からソニー・クラシカルと専属録音契約を結び、MCOとの協奏曲第5番「皇帝」と「合唱幻想曲」を含む「ベートーヴェンへの旅」プロジェクト第3弾を2014年秋にリリース。
彼の録音は、これまでにグラミー賞に8回ノミネートされ、6回のグラモフォン賞を含む国際的な賞を受賞している。
1970年ノルウェーのカルメイで生まれ、ベルゲン音楽院で有名なチェコのイルジー・フリンカに師事。現在はオスロのノルウェー音楽院の教授を務め、スウェーデン王立音楽院のメンバーでもある。
マーラー・チェンバー・オーケストラ Mahler Chamber Orchestra
マーラー・チェンバー・オーケストラ(以下MCO)は、1997年クラウディオ・アバド支援の下に、グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団の元メンバーたちによって創設され、現在は20カ国45名の楽員からなる。音楽監督を務めるのは、2008年以降首席指揮者の地位にあるダニエル・ハーディングである。
MCOはモーツァルトのオペラやベートーヴェンの交響曲などを中心に取り上げ、これまでに4大陸36カ国で演奏している。イタリアのフェラーラでオーケストラ・イン・レジデンスを務める他、毎夏、ルツェルン音楽祭のレジデンス・オーケストラを務めることに加え、クラウディオ・アバド創設のルツェルン祝祭管弦楽団を構成する中心的メンバーとしての役割も担っている。
これまでにMCOは28枚のCDを発表、2013年にはジョージ・ベンジャミンのオペラ「リトゥン・オン・スキン」をリリースした。これはMCOが2012年のエクサン・プロヴァンス音楽祭で作曲者自身の指揮の下に世界初演を行い、翌年に国際オペラ賞を受賞した作品である。また、2012年に公式アーティスティック・パートナーとなったアンスネスと、4年に渡る「ベートーヴェンへの旅」と題した全曲演奏を行っており、今シーズンにはプロジェクト第3弾となるアルバムをリリースする予定である。
平野昭(音楽学者)Akira Hirano
1949年、横浜生まれ。武蔵野音楽大学大学院音楽学専攻修了。慶應義塾大学文学部教授。研究領域は西洋音楽史と音楽美学。古典派と ロマン派音楽の様式研究を中心とし、特にベートーヴェン研究をライフワークとしている。東京藝術大学音楽学部、国立音楽大学大学院、成城大学院の非常勤講 師も勤める。音楽評論活動では毎日新聞、「音楽の友」「レコード芸術」等に執筆。また、NHKのFMクラシック番組での解説者としても活躍。日本音楽学会、国際音楽学会、18世紀学会各会員。